村上春樹、偏愛するクラシック音楽についてのエッセイ『古くて素敵なクラシック・レコードたち』が刊行決定

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クラシック
2021.5.17
『古くて素敵なクラシック・レコードたち』カバー

『古くて素敵なクラシック・レコードたち』カバー


村上春樹のクラシック音楽をめぐるエッセイ『古くて素敵なクラシック・レコードたち』(文藝春秋)が2021年6月24日(木)に発売されることが決定した。

『古くて素敵なクラシック・レコードたち』は、クラシック音楽をこよなく愛し聴き巧者である村上春樹が、LPレコード約470枚をカラーで紹介しながら縦横無尽に論じる音楽エッセイ。これまで村上は、音楽に関する書籍として、和田誠との共著のジャズエッセイ『ポートレイト・イン・ジャズ』『ポートレイト・イン・ジャズ2』、和田誠との訳詩集『村上ソングズ』、音楽エッセイ『意味がなければスイングはない』、小澤征爾との対談集『小澤征爾さんと、音楽について話をする』などを刊行しているが、クラシックについての単著はこれがはじめてとなる。

書籍情報

『古くて素敵なクラシック・レコードたち』

著者:村上春樹
出版社:文藝春秋
発売日:2021年6月24日
定価:2,530円(税込)
ISBN:978-4-16-391383-4
書誌ページ: https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163913834
 
◆プロフィール/村上春樹(むらかみ はるき)
1949年、 京都市生まれ、 早稲田大学文学部演劇科卒業。 79年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。 主な長編小説に『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、 『ノルウェイの森』、 『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、 『海辺のカフカ』、 『1Q84』(毎日出版文化賞)、 『色彩を持たない多崎つくると、 彼の巡礼の年』、 『騎士団長殺し』など。 ほかに、 『女のいない男たち』や『一人称単数』などの短編集やエッセイ集など多くの著作や翻訳書がある。
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