アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団によるショスタコーヴィチ交響曲全曲録音シリーズ最新作が6/25世界同時発売決定
『交響曲第1番・第14番&第15番、室内交響曲』ジャケット写真
アンドリス・ネルソンス指揮ボストン交響楽団によるショスタコーヴィチ交響曲全曲録音シリーズの最新作が、2021年6月25日(金)全世界同時発売されることが決定した。 同シリーズの既発盤は、うち3枚がグラミー賞を連覇するという快挙を成し遂げており、全世界で好評を得ているシリーズの最新作の発売となる。
今回は、若きショスタコーヴィチの才気が横溢する、レニングラード音楽院の卒業制作として作曲された最初の交響曲第1番。晩年1971年に作曲された最後の交響曲第15番は、様々な引用や多面的な音楽性が盛り込まれた技巧的な作品。さらに前衛的な技法が盛り込まれ、ソプラノとバスの独唱による死をテーマとした連作歌曲となっている交響曲第14番。弦楽四重奏曲の最高傑作第8番をバルシャイが編曲し、作曲者も絶賛したという室内交響曲 作品110aを収録。ショスタコーヴィチという作曲家の様々な面が垣間見れる2枚組となっている。
アンドリス・ネルソンス(C)Marco Borggreve
この一連のシリーズは、従来のヒステリックで狂暴なショスタコーヴィチ像を一新し、精緻で美しく、純音楽的な演奏で話題となっているが、そのサウンドをさらに堪能していただくため、国内盤は普通のCDプレーヤーでも再生でき、MQA対応の機器を使用すればハイレゾ品質を楽しむことができるハイレゾCD(MQA-CD x UHQCD)を採用し、88.2kHz/24bitのハイレゾ音源を収録している。また、レーベル面にはCDプレーヤー内で反射する不要なピックアップ光を吸収する“グリーン・カラー・レーベルコート”を採用して高音質にこだわった仕様での発売となる。
なお本日5月21日(金)、アルバムから「交響曲第15番第3楽章」のデジタル先行配信もスタートした。