甲斐翔真、阿部顕嵐、井澤巧麻、福崎那由他が「夢」を語る! ロケットに夢を賭ける高校生の青春を描くミュージカル『October Sky』が日本初演
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左から 福崎那由他、甲斐翔真、阿部顕嵐、井澤巧麻
ロケットに夢を賭ける高校生たちの青春を描いたミュージカル『October Skyー遠い空の向こうにー』が2021年10月、シアターコクーンにて上演される。
本作は、全米でベストセラーとなった元NASAの技術者ホーマー・H・ヒッカム・Jr.による感動の自伝小説『ロケットボーイズ』が原作で、ジェイク・ギレンホール、クリス・クーパーらが出演し、アメリカの小さな炭鉱を舞台に、厳しい現実に直面しながらもロケットに夢を賭ける高校生の姿を描いた1999年公開の青春映画の決定版がミュージカル化されたもの。アメリカでの2度のトライアウト公演を経て(2015年シカゴのマリオットシアター、16年サンディエゴのオールドグローブシアター)、今回が日本初演となる。
今回は、厳格な炭鉱夫の家庭に生まれながら、衛星との出会いにより夢を見出す快活な高校生のホーマー・ヒッカム役の甲斐翔真、ホーマーと一緒にロケット制作に励むロイ役の阿部顕嵐、ホーマーの幼馴染で、明るい性格とユーモアのセンスを持つオデル役の井澤巧麻、学校ではいじめられているが、優れた科学的知識を持つクエンティン役の福崎那由他の“ロケットボーイズ”4人にインタビュー。それぞれの役の魅力や、小さい頃の夢などを語ってもらった。
夢に向かって突き進む姿を届けたい
甲斐翔真
ーー原作を読んだり、映画をご覧になられたりされたかと思いますが、今回の作品はどんなところが見所になりそうですか?
甲斐:夢を持つということが、どれだけ人の心を動かすことができるか。夢のパワーというのでしょうか。夢というのは、自分一人のことではなくて、そこにいるすべての人のことを未知の場所へ連れて行ける力があって。今、忘れかけているじゃないですか、夢を持つことを。コロナ禍で、いろいろ制限された中だから。世界中がそんな状況で、この作品をやる意味は、どんな逆境のなかでも、どれだけ馬鹿にされても、「俺はこれがやりたい!」という夢の力を伝えることだと思うんです。
阿部:僕ら4人の“ロケットボーイズ”の関係性、父との関係、先生との関係など、いろいろな関係性が描かれていて、きっと誰でも、共感できるポイントや登場人物がいると思います。夢を原動力にして、ゴールに向かって走り抜けられるか。見てくれる人が「自分も夢を持とう」と思ってくれるような作品にしたいと思います。
井澤:時代的にも「炭鉱夫の息子は炭鉱夫である」という時代だったと思うんですね。その中で、いろいろな人に反対されながらも、ロケットに夢を賭けて、夢に向かって一生懸命に研究をしているロケットボーイズたちは、すごくキラキラしていると思うんです。そういう少年たちの憧れやキラキラしたものをお客さんにも見ていただきたいです。
また、もう一つ大きなテーマとしては父と子の絆があると思います。親子だからこそ意地を張ってしまったり、親子だからこそ分かり合えたり。現代に通じるものがあると思うので、そこもみんなで作っていけたらなと思います。
福崎:僕は映画を見たのですが、少年たちが一つの目標に向かっていく勇気や、壁を壊していくパワーみたいなものを感じました。そこを印象に残したいなと思います。
役との共通点は?そして違うところは?
阿部顕嵐
ーーそれぞれ演じられる役とご自身との共通点があれば教えてください!
甲斐:きっとホーマーって、ロケットに出会うまでは、なんとなく夢がなくて、なんとなく炭鉱の街に生まれて、なんとなく親父の言うことを聞いて……という感じだったと思うんです。僕も芸能界に出会って、それまでは別に「夢は仮面ライダーとかサッカー選手」と言っていても、本気でなれると思っていなかったし、思えなかった。でも、そこで1つ、芸能界という切符をもらったときに突き進めたのは、やっぱりそこに夢を抱けたから。その気持ちを忘れずに、ホーマーに投影していけたらいいなと思います。
阿部:ロイは、いろいろなバックグラウンドがありますけど、やんちゃな高校生で、好きなものに対しては真面目で、一直線な少年。僕との共通点で言えば、僕は今でも少年心を持っていると思っています。「無理」と言われても、夢に向かって頑張る姿には、共感できます。
井澤:オデルはムードメーカーで、やんちゃな子という役柄なんですけど、僕も小さい頃は、結構やんちゃでしたし、自然豊かな田舎出身というところも似ているかな。僕は中学生のときから芸能界に興味を持ち始めて、「こんなところで燻っていないで、もっと憧れに近づいていきたい」という思いがあって、それは今回の役にも共通する部分もあるのかな。
福崎:クエンティンは、内向的で、一つのことにのめり込んでしまうような役なんですけど、自分も一つの事柄に対して、自分で止められないぐらいのめり込んじゃうところがあるので、そういうところは一緒だなと感じています。まぁ、クエンティンは、それを自分がやりたいことに活かせているんですけど、僕はまだそこまで達していないので、その点、見習いたいと思います。
ーー逆に正反対の部分はありますか?
甲斐:ホーマーほど、行動力はないかもしれません。誰も彼も巻き込んで、自分のことをやるんだというここまでの行動力はないかもしれないですね。遠慮しちゃうと思う。自分のことなのにすみませんとなっちゃいそう(笑)。
阿部:僕は、ロイのように家庭環境が複雑ではないので、そこは正反対だなと思います。ありがたいことに、すごいちゃんと育てていただいたので(笑)。
井澤:僕は、原作もちょっと読んだんですけど、オデルって、身長が低いらしくて。僕は身長が高いので、そこに違いが1つあります。それから、オデルはカッとなりやすいんですけど、僕はやんちゃではあったけど、喧嘩はしなかったので、その点は全然違うなと思いました。
福崎:なんだろう……やっぱり似ているんですよね(笑)。あ、でも僕は学校で蔑ろにされることはあまりなかったので、そういうところは違うかな……。
ーーちなみにきょうは、ヴィジュアル撮影ということで、衣装を着た感想を教えてください!
甲斐:僕は身体がデカいので、アメリカの高校生っぽく半袖ワイシャツにしてみました(笑)。他には生地がパリッとした衣装があったのですが、大人っぽく見えてしまうので、この衣装を選びました。
阿部:僕も衣装を何パターンか用意していただいたのですが、どれも全部レザーでしたね(笑)。僕自身もすごくレザーが好きなので、「レザーが着れるんだ!」と嬉しかったですね。
井澤:普段サスペンダーとかしないので、実際につけてみると、時代を遡った感じがします。僕も何着かTシャツの種類があって、袖のまくり具合が全部違ったんですけど、その袖をまくる感じも時代を感じましたね。髪型も含めて、イメージが少しわいたし、その時代の学生気分に浸れました。ますます、これからが楽しみになりましたね。
福崎:見ての通りオタクで内向的さをイメージしました。僕もクエンティンのように、何かにのめり込むことがあるので、親近感があります。
「忍者」「仮面ライダー」……それぞれが語る小さい頃の夢
左から 福崎那由他、甲斐翔真、阿部顕嵐、井澤巧麻
ーーロケットボーイズはロケットに夢や憧れを抱いたわけですが、皆さんの小さい頃の夢をぜひ教えてください!また、親子の絆が描かれるということで、お父様との関係も伺いたいです。
甲斐:夢は、仮面ライダーとかサッカー選手とかでしたね。父との関係は、可もなく不可もなく、普通です。でもけっこう厳しかったです(笑)。
阿部:小さい頃の夢はありきたりですけど、野球選手とか、空を飛ぶこととか。自分で空を飛んでみたかったんですよね。それから、全世界に行きたいと思っていました。300何十カ国に……
甲斐:そんなに国の数、ないよ(笑)。
阿部:そっか(笑)。でも世界に行きたかったです。父との関係については、ロイのように、暴力を受けたことはないです(笑)。
井澤:僕は父親が警察官だったので、警察官になりたいと思っていました。その中でも、白バイのおまわりさんになりたかったんです。僕も仮面ライダーに小さい頃憧れていたので、なんか仮面ライダーっぽいから、白バイに乗りたいなと思っていました。
井澤巧麻
福崎:小さい頃から僕は忍者という夢がありまして(笑)。まだ達成できていないんですけど、その夢に向かって、精進しています(笑)。父は、足場をかける仕事をしているんですけど、仲はいいですね。円満です。
ーーロケットや宇宙に憧れた経験はありますか?
甲斐:昔から僕は、宇宙関連の番組がテレビでやっていると、それをのめり込むように見ちゃうんですよね。学校の授業でも、宇宙に関しては好きでしたね。宇宙とか動物とか、規模がデカいものが好き。だから、ロケットが好きというのは共感できるかな。今でも「飛行機はあんなにデカいのに、よく飛んでいるな〜」って思います(笑)。
阿部:僕も宇宙とか空が大好きで、今でも好きですね。毎日星空は見ますし、旅行に行ったら、旅先で夜空を平気で2時間ぐらい見ています。どれだけお金を払っても、生きているうちに宇宙に行きたいなと思います。何十年後かに行きたいですね。
井澤:僕も宇宙の話がすごく好き。ビックバンは、無が歪んで、爆発してできたとか、よく分からないじゃないですか(笑)。その分からないことが楽しくて。百科事典を見たり、いろいろ調べたりしていた時期もありました。で、これは結構最近なんですけど、月の土地を買えると知って。しかも意外と安くて、自分でも買えそうな値段だったので、ちょっと買っておこうかなと思った時期はありました(笑)。
福崎:小学校の理科の授業でやる天体観測はすごく好きでした。田舎に住んでいたので、灯りもなくて、めちゃくちゃ星が綺麗に見えるんですよ。それこそ「宇宙人とかいるのかな〜」と思いを馳せてはいましたね。
日本初演という「面白さ」と「責任」
福崎那由他
ーー日本初演ということで、初演ならではの難しさもあると思います。その辺りをどう感じていらっしゃいますか?また、劇場はシアターコクーンということで、劇場に関する思いや思い出があれば合わせて教えてください。
甲斐:今まで出演してきた作品は再演が多く、日本初演の作品に関わることが初めてです。また、シングルキャストも初めての経験なんですよ。つまり、頼れるものが何もない。前の映像もないし、形もない。何もない状態から、自分たちがこの作品を作り上げていかなくてはいけない。それはすごく楽しみではあるんですけど、同時に、僕たちには、この作品がこれからもやり続けられるような作品になるか、その責任は感じています。でも、自由にやれるというのは、ある種、役者としてはかなり楽しめる期間になるんじゃないかな。いろいろ苦しいこともあると思うんですけど、それさえも楽しめるように頑張ってやっていきたいです。
コクーンは、まだ舞台を踏んだことがない時に、一度、オーディションにいったことがあって。その時はストレートプレイのオーディションでした。今度こそ爪痕を残していきますという感じで、頑張ります。
阿部:日本初演ということは、前例がないということですよね。もちろんプレッシャーはあるんですけど、そこに楽しさを感じるので、みんなとその楽しさを共有したいなと思いますね。厳しいところも難しいところもあると思うんですけど、今は、みんなで模索していいものをつくることが楽しみです。
シアターコクーンの前はすごくよく通るんですが、いつかこの舞台に立ちたいなとずっと思っていました。格式高いイメージなので、それに見合った作品に絶対にしたいと思っています。
井澤:最初に映画を見させていただいたんですけど、意外とオデルのキャラクターがそこまで出ているわけではなくて。それで原作を読み返したりしたんですけど、今回はミュージカルということで、自分のキャラクターがどういう風に描かれるのか、すごく楽しみですね。また、ブロードウェイに先駆けての公演ということで、責任は感じてはいます。
シアターコクーンは由緒ある場所で、そこに立たせていただけること自体が光栄です。その名に恥じないものをちゃんと届けていきたいなと思います。
井澤巧麻
福崎:最初に出てくるのは、責任がすごく大きいなということですね。やはり僕たちがどうしても根っこになってしまうので。だからこそ、意見をすり合わせて、1シーンずつ残るものにして、ちゃんと皆さんの前にお見せできたらと思います。
コクーンは、舞台によく出演されている方も「すごいところだ」とよく仰っていて。僕はあまり舞台経験がないんですけど、そのすごさを感じることがあります。その点が楽しみでもあり、そこにもまた責任や重さはあると思うので、それらをしっかり受け止めて、しっかりと演じられるようにしたいなと思います。
ーー演出を手掛ける板垣恭一さんについての印象を教えてください。
甲斐:僕は板垣さんが演出を手掛けられた『FACTORY GIRLS〜私が描く物語』(2019)を見ました。読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した作品ですが、めちゃくちゃ面白くて。女性の物語ですが、男性でも楽しめましたし、ミュージカルなのだけれど、やっぱり演劇的なところもしっかりとあって。だから今回も、舞台であること、そしてミュージカルであることという、その両方にちゃんと向き合っていかなくてはいけないのかなと思います。
阿部:お話を聞いているのは、本当に優しい方だというのは聞きました。……でもまだお会いできていないので、早くお会いしたいです!
井澤:僕は『歳が暮れ・るYO 明治座大合戦祭』(2018)で一度、ご一緒しました。板垣さんは、確かに厳しい部分もあるんですけど、すごく探究心がある方。このシーンでこうしたいという思いが強いので、そこを何回も練習させたり、役者に求める部分もあるんですけど、それはただ厳しいだけではなくて、ちゃんと愛があるんです。役者のいい部分もちゃんと見てくれるし、それを踏まえた上ですごく丁寧に教えてくださる。すごく勉強になったし、またご一緒できて嬉しいですね。
甲斐翔真
ーー板垣さんからどんな薫陶を得たいですか?
甲斐:お芝居に関しては、板垣さんから吸収できることすべてを受け取りたいです。学びの姿勢も大事なんですけど、僕も提示できるものをちゃんと持っていかないといけないなと思っています。
福崎:僕も『FACTORY GIRLS』を見させていただいたんですけど、物語として、困難に向かい、それに打ち勝っていくという意味では、今回の作品と通ずるところがあると思うんです。『FACTORY GIRLS』では、自分の心が突き動かされる瞬間が何度もあって、とても感動したので、そういうお芝居を作る方とご一緒できるのはすごく嬉しいですね。
ロケットボーイズの第一印象を語り合う
前列左から 甲斐翔真、阿部顕嵐 後列左から 福崎那由他、井澤巧麻
ーーみなさんは、4人でお会いするのがきょうが初めてということで、互いの第一印象を教えてください。
甲斐:まず、なんて呼び合う?(福崎は)那由ちゃん。
井澤:俺は巧麻で。
阿部:じゃあ、顕嵐で、お願いします。
甲斐:じゃあ、翔真。
福崎:俺だけ、ちゃん付け!(笑)
井澤:3人に共通しているのは、仲良くなれそうだということ!みんな壁がなくて、話しやすいので、よかったなと思います。顕嵐くんは、格好いい。ヴィジュアル撮影の様子を見ていたんですけど、貫禄があるというか、すごくどっしりとしていて。顔も綺麗だし、すごく格好いいなというのが第一印象ですね。翔真くんは、出演されているミュージカルを見に行ったことがあって、歌がすごくうまいなと。だから、今回、共演できると聞いて、すごく嬉しかったし、いっぱい教えてもらえたらなと思います。今日、実際に会ってみての第一印象は、すごく爽やか!王子様みたいな爽やかな格好良さがあるなと思いますね。
甲斐:(『ロミオ&ジュリエット』に出演中の)今だけです(笑)。
井澤:那由ちゃんは、すごい白いなって(笑)。役的にすごくぴったり、礼儀正しいし、大人しいし、真面目で、いい子そうだなというのが第一印象です。
阿部:巧麻は、ヴィジュアル撮影のメイクを一緒にしていたんですけど、話かけてくれて、人と話すのが好きなのかなという印象ですね。あと、顔がすごく優しい顔をしているので、話しかけやすいです。壁がない顔をしています(笑)。翔真は、昔1回会ったことあるんですけど、ほぼ初対面。すごく大きくて、落ち着いているなという印象ですけど、話すと、面白いことが好きなのかなって。言い間違えを揚げ足とったりして、場を和ませてくれます(笑)。那由ちゃんは……僕、那由ちゃんがメイクしている部屋に、1回、入ったんですよ。そうしたら、寝ていて!初めての現場で、寝ていて、すごいなって。寝てましたよね?(笑)
福崎:髪を触られると寝ちゃうんです……(笑)。
福崎那由他
甲斐:巧麻は、警察官の息子という感じはしない。お父さん、厳しい?
井澤:いや、めっちゃ優しかった。
甲斐:だよね、そんな感じがする。警察官のお父さんというと、厳格なイメージがあるけど、優しいお父さんに育てられた感じがする。
井澤:はい。大自然に囲まれて、のびのびと育ちました。
甲斐:ちなみに、どんなやんちゃをしていたの?
井澤:お兄ちゃんとカードゲームやっていたときに、負けて、全部破り捨てたことがある(笑)。
甲斐:あー、ゲームのリセットボタン押すタイプだ(笑)。顕嵐は、かわいい服を着ていて、花が歩いてきたのかなと思った。キラっとしている感じ。第一印象はそうでした。那由ちゃんは、もう変なんですよ。掘れば掘るほど、面白い芽がたくさんあるんですよ。一見、喋らなさそうですけど、突けば突くほどいろいろなものが出てきて、面白い人です。
福崎:巧麻くんは話していると、笑顔になれますね。
甲斐:確かに、笑顔だよね(笑)。
福崎:そう。こちらまで口角が上がる感じがして、とても話しやすいです。顕嵐さんは、撮影風景を見させていただいたんですけど、めちゃくちゃ綺麗で格好いい。立っているだけで雰囲気があるなという感じです。最初はクールで話しかけづらいのかなと思ったら、話してみると抜けている部分もあって、話しやすいです。甲斐さんは、事務所のイベントでご一緒させていただいたときに、いろいろユニットがあるなかで、リーダーをやっていました。本当に頼り甲斐があって、「任せておけ!」みたいな感じがします。
甲斐:意外と薄いコメントだな(笑)。
阿部:確かに初対面でもできるコメント(笑)。
阿部顕嵐
ーー最後に、現時点でのみなさんの「夢」をぜひ語ってください。
甲斐:世界中に家を作ること。そこら中に別荘があるって格好いいじゃないですか、人生の成功者みたいで。
阿部:一緒に、自然の中に家をつくる?
甲斐:自然の中にも作るし、すごく高いビルにもつくるし、世界中に行きたいですね。
井澤:僕はいっぱいやりたいことがあるんですけど、一つは映画で主演をやってみたいです。最近は舞台が多かったんですけど、映画に出演してみたいなとずっと思っていて。あとは個人的に海外に行くのが好きで、今、中国語を勉強しているのですが、海外で仕事をしてみたいというのが、夢です。
阿部:仕事面は(井澤さんと)似ているので、仕事面以外でいうと、年をとって、死ぬ直前ぐらいは、自然に囲まれたいなと思っていて。自然の中に家を作りたいですね。滝の横とかに家が欲しい(笑)。ベッドルームから自然が見えるのがいいなって、窓開けっぱなしで寝たいなと思います。
福崎:僕は、仕事面以外で言ったら、家具が作りたいですね。自分で作った家具だけの家に興味があって。父親が建築関係の仕事をしているというのもあるんですけど、自分が作った実績が近くにあるのがいいなと思うので。
ーーへぇ、DIYをされているんですか?
福崎:いや、まだできていないです(笑)。気持ちはあるんですけど。
3人:していないんかい!(笑)。
ほぼ初対面とは思えないほど、いいバランスで取材に答えてくださったロケットボーイズの面々。これからどんなチームワークを発揮してくれるのか、とても楽しみだ。東京公演は10月6日(水)からBunkamuraシアターコクーンで、大阪公演は11月11日(木)から森ノ宮ピロティホールで開幕が予定されている。ぜひお見逃しなく!
取材・文=五月女菜穂 撮影=池上夢貢
公演情報
【大阪公演】2021年11月11日(木)~11月14日(日)@森ノ宮ピロティホール
演出:板垣恭一 脚本:ブライアン・ヒル&アーロン・ティーレン
作詞作曲:マイケル・マーラー
出演:甲斐翔真 阿部顕嵐(7ORDER) /夢咲ねね /栗原英雄 朴璐美
中村麗乃(乃木坂46) 井澤巧麻 福崎那由他
畠中 洋 青柳塁斗 筒井俊作 礒部花凜
中本雅俊 角川裕明 大嶺 巧 秋山エリサ 國末慶宏 砂塚健斗 Sarry
公式HP:https://october-sky.jp/
主催:アミューズ
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【東京公演】一般発売:8月28日(土)
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【大阪公演】一般発売:9月中旬予定
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〔注意事項〕
※感染拡大防止の目的で、必要に応じて保健所等の公的機関へお客様の氏名及び連絡先をご提供させていただく場合がございます。
※ご観劇前に、追って公式HP に記載の【本公演の感染症対策とご来場時のお客様へのお願い】を必ずご確認の上、ご来場をお願いいたします。
※出演者並びにスケジュール変更の際は何卒ご了承くださいませ。出演者変更の場合でも他日への変更・払い戻しはいたしかねます。
※車イスでご来場予定のお客様は、予めご購入席番を下記