内田雄馬、向野存麿、寸石和弘にインタビュー TVアニメ『ゲッターロボ アーク』アフレコ現場に潜入
-
ポスト -
シェア - 送る
『ゲッターロボ アーク』アフレコ現場写真 (c)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
7月4日(日)21時より放送開始されるTVアニメ『ゲッターロボ アーク』で主人公・流拓馬役を演じる内田雄馬、カムイ・ショウ役の向野存麿、山岸獏役の寸石和弘3人のアフレコ現場写真と、アフレコ後のインタビューが到着した。また、川越淳監督からのコメントも到着した。
ゲッターチーム インタビュー
アニメ『ゲッターロボ アーク』キービジュアル (c)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
――お互いの印象は?
内田:すごく穏やかなチームだと思いますね。向野くんは10代ですし、初めての現場ということなんですけど、そんなに物怖じしている感じがなくて。緊張感はもちろんあるんですが、自分のスタンスみたいなものをしっかり持っている人だなと思います。「個性が強いな」と感じますね。寸石さんは、(向野くんの)そういった個性を受け止めていらっしゃるのを見て、普段も周りの人を受け止めるタイプの方なのかなと感じています。
寸石: 内田さんはチームを引っ張ってくれる「座長」というのもあって、すごく頼もしい存在です。一緒にお芝居をしていて、僕たちが演じやすい良い雰囲気を作ってくれています。(向野)存麿くんは初めての現場ということもあって、大変なことも多いと思います。しかし、一つ一つの取り組み方が一生懸命で、その姿勢が応援したくなりますね。
向野: 内田さんも寸石さんも業界の大先輩ですので、尊敬のまなざしで日々現場をご一緒させていただいています。内田さんは率先して、僕の疑問にも答えてくださったり、世間話をしてくれたりと、いつも僕を助けてくれます。内田さんも先ほどおっしゃっていましたが、穏やかで優しいチームですね。毎回楽しんでアフレコに臨んでいます。寸石さんは同じ事務所の先輩で、アフレコ後も一緒に帰りながら色々お話したりと、本当に僕のことを受け止めてくれていますね。演じるうえでは、カムイは獏を突き放すような間柄ですが、リアルの方では僕はすっぽり受け止められている。とてもありがたいです。
――放送までひと月を切りましたが、放送を楽しみにしている方に、メッセージをお願いします。
内田 :「ゲッターロボ」シリーズというのはすごく長いシリーズで、(今回の原作が)2000年代頭の「アーク」という作品ですが、今の時代にこうやってアニメ化できるということは、本当に作品を長く長く愛してくださる人がいらっしゃるということだと思います。その想いや溜めてきたエネルギーというのを、何千倍にしてアニメーションに落とし込もう!と、全てのスタッフが熱いエネルギーで作っております。「何が起きたんだ? なんかわかんねぇけどすげぇ! これがゲッター線の力か?!」そう思っていただけるような、凄まじい迫力の物語になっております。この『ゲッターロボ アーク』、初めての人もそうでない方も、是非ご覧ください。よろしくお願いします。
寸石 :もうすぐ熱い“ゲッターの夏”がやって来ます。緊張と楽しみで胸がいっぱいですが、皆さまからの応援こそが、ゲッターのエネルギーにもなり、我々チームのエネルギーにもなります。これからのバトルシーンでの活躍の励みにもなります。どうぞよろしくお願いします。
向野 :「ゲッターロボ」シリーズは、僕の歳の倍という歴史ある作品なのですが、こちらをデビュー作とさせていただけたのは、身に余る光栄です。これに応えられるよう、そしてこの混沌としたコロナ禍をゲッターロボの熱さでぶっ飛ばすような勢いで演じていきたいと思います。現場で制作の方々とお話させていただくことがありますが、「ゲッターロボシリーズ」に対する愛情を皆さんからひしひしと感じています。愛は地球を救う。早乙女研究所の愛の力をもって、日本中に発信していきたいと思っています。よろしくお願いします!
川越淳監督インタビュー
川越淳監督 (c)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
――本作の依頼を受けてどのように感じましたか。
川越:これまで何度も企画書を書いて出してきましたが、決まらなかったんです。今回の話が最初に来た時「本当に決まるのかな」と。決まるのなら、ぜひやりたいと思いました。ただ、以前の「ゲッターロボ」を支えてくれていた様な力あるスタッフが集められるのか?という不安もあり、楽しみと不安と両方の気持ちがありましたね。企画の結構早い時期に本橋秀之さんがキャラを描いてくれたんですが、それを見た瞬間に「このキャラで行けるなら絶対やりたい」と強く思いました。
僕は今まで「ゲッターロボ」を3作やってきましたが、それはすべて原作通りじゃありませんでした。今回初めて自分たちが原作にのめりこんでいた時のことを思い出して作れる機会が出来たと思います。「本当にやれるんだな」という思いが強いです。
――『ゲッターロボ』の世界をどのように感じていますか。
川越:石川賢先生の原作は、壮大な世界観のなかで、ちっぽけな少年たちが突き進む姿が素晴らしい。とても敵わない相手に、ガムシャラに向かっていく。 そこに魅力を感じています。
――放送開始を楽しみにしている皆様に一言お願いします。
川越 :スタッフ一同、力と思いを込めて一生懸命作ってますので、ぜひご覧ください!
元『ゲッター』編集者・中島かずきが語る『ゲッターロボアーク』を配信中
劇作家・脚本家で、双葉社在籍時代に「真ゲッターロボ」「ゲッターロボアーク」の編集を担当していた中島かずきが、アニメ評論家の藤津亮太とともにトークを繰り広げていくスペシャルコンテンツを公開中。
『ゲッターロボ熱トーク/中島かずき氏with藤津亮太氏』第1回 『ゲッターロボ』との出会い
公開済第1回のテーマは「『ゲッターロボ』との出会い」について。また、本日18時に公開になる動画では『真ゲッターロボ』への道を中島かずきが語る。動画は全4回。毎週金曜日18時にアップ予定とのことで、貴重な話がたっぷり聞けそうだ。
プレゼントや無料視聴などの企画も
(c)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
さらに『ゲッターロボ アーク』のTV放送開始を記念して、これまでの『ゲッターロボ』TVシリーズとOVAの全作商品(TVシリーズはDVD、OVAはBlu-ray)をセットにして抽選で3名様にプレゼントする“『ゲッターロボ』旧作シリーズまるっと全作全話プレゼント”Twitterキャンペーンや、OVA版「ゲッターロボ」三作品がバンダイチャンネルにて順次期間限定無料配信が実施されるので、こちらも合わせて楽しみたい。
TVアニメ『ゲッターロボ アーク』は7月4日(日)21時より放送開始。
放送情報
■放送情報
■配信情報
■キャスト:
(c)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所