木津つばさ×加藤将「教育係をしている将ちゃんは新鮮でした」~『出張!うたってにこりん☆お遊戯会』キャストインタビュー〈Vol.1〉
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左から 加藤将、木津つばさ
【2.85次元】教育番組パロディショー『うたってにこりん☆』に出演する“うたのおにいさん”が集結する『出張!うたってにこりん☆お遊戯会』が、2021年10月2日(土)に開催される。イベントに先駆け、うたのおにいさんを演じるキャスト5名に見どころや番組収録の振り返りをインタビュー。今回は不知火たまき役の木津つばさ、木坂樹里役の加藤将の対談をお届けする。
――YouTubeうたにこ公式チャンネルにて番組が配信されてからもうすぐ1年。うたのおにいさんを演じられた感想を教えてください。
加藤:本物のうたのおにいさんと同じように、幼稚園児くらいの子供たちと収録したのは大きな経験になりました。収録前に、対子供用のコミュニケーションを学ぶために動画サイトで色々調べましたもん。
木津:うたのおにいさんを演じて、意外と自分は優しいのかもしれないと思えました(笑)。今までお子さんを相手にしたことがなかったので「こんなに優しいしゃべり方できるんだ!」って新しい自分を知ることができましたね。
加藤:教育番組のパロディショーと、裏側を描くおにいさんたちのドキュメンタリーパートがあったのも新鮮でしたね。自分たちのファンの方にも、小さいお子さんにも、幅広い世代のお客さんに楽しんでいただけるような、スペシャルビッグコンテンツだと思いました。
加藤将
――子供たちとの収録はいがかでしたか?
木津:もう、親の気持ちがわかるようになっちゃって……。
加藤:そこまでいっちゃった!?
木津:収録には親御さんもいらっしゃったんですけど、自分のお子さんに「ちゃんとしなよー」って声をかけてる姿が、なんだか良かったんだよなぁ。自分も子供たちと接しながら「俺らもこうだったのかな?」って感慨深くなっちゃって。
加藤:俺とつばさって、20cmくらい違って理想的な身長差なんですけど。
木津:うん(笑)。何、急に?
加藤:つばさが子供たちの目線に合わせて屈んでいるのを見て、俺はもっと低くならなアカンなって覚悟しました。俺なんて、子供の目線から見たら進撃の巨人やないですか。
木津:あはは!
加藤:きっと、上から喋りかけられたら怖がらせちゃうだろうなって。べったり、ほぼ地面につく勢いでしゃがんでましたね。慣れてきたら大丈夫になってくれたみたいです。
木津:見ていて面白かったですよ。僕、普段は加藤将の教育係やってるんですけど、収録では将ちゃんが子供たちの教育係をしていて新鮮でした。
木津つばさ
加藤:子供が楽しめることを、自分も子供たちとまったく同じ気持ちで遊べるんです。僕、自分のことをピーターパンだと思ってるんで。僕が担当したのはおとなしいお子さんだったんですけど、つばさのところはヤンチャだったでしょ?
木津:そう。僕は子供たちが好きだったんですけど、もしかしたらお子さんたちのほうは僕のこと好きじゃなかったのかもしれない……。
加藤:いや、ものすごい好かれてましたね! しっかり懐かれて、はしゃぎすぎちゃってカメラのフレームの外側に走っていっちゃってね。
木津:子供ならではのハプニングでしたね(笑)。
――役作りの上で参考にされたことは?
加藤:じゅりおにいさん(木坂樹里)は純粋で優しい人。僕自身も、優しすぎるから人生損するって占い師に言われるくらい優しい性格なんですが、その分臆病なところもある。どういうキャラを作っていこうと悩んだんですが、脚本をもらったときに『HUNTER×HUNTER』のゴン=フリークスがパッと思い浮かんで。「これだ!」と参考にしました。
木津:……。
加藤:嘘じゃないから! 脚本を読み終わってから『HUNTER×HUNTER』読み返して。アニメもグリードアイランド編まで全部見て、ゴン=フリークスをイメージしました。
木津:まさかそう来るとは(笑)。
加藤:じゅりおにいさんもたぶん、幼少期に『HUNTER×HUNTER』読んでたと思うんですよ。彼の中にも、ゴン=フリークスが眠っているはずなんです。
木津:そういう裏設定があんねや。
加藤:つばさは、キルア(キルア=ゾルディック)を参考に役作りしたの?
木津:全然違います(笑)! 僕が演じた不知火たまきは、これまでにあまり演じる機会がなかった “かっこいいお兄さん”。現場に入ってからのほうがいろいろ決められそうだと思っていたので、他の方のお芝居を見ながら作っていった感じですね。
加藤:でも、俺はずっとキルアを感じてたから。
木津:なるほどね。じゃあ、それでいいです(笑)。
加藤将
――共演者の中で、特に印象的だったうたのおにいさんを教えてください。
木津:陳さん(陳内将)かなぁ。撮影が始まった頃と最後で、全然表情が違った。
加藤:プライベートも全部、役になっていく人だった。演じているあたごおにいさん(愛宕金太郎)はうたのおにいさんたちのリーダーなんですけど、オフの時もあたごおにいさんになっているんです。段取りとか、スタッフさんたちのやりとりとかもスムーズに進むようにしてくださって。
木津:お子さんへの接し方もそう。最初は不器用な感じもあったのに、どんどん慣れていって。
加藤:あたごおにいさんってミステリアスだし、元ナンバーワンホストっていう設定だから、子供から見るとちょっと怖い雰囲気だと思うんです。でも、お子さんたちは陳内将くんと触れ合うたびに心を開いて、なんならある女の子は「遊んであげてもいーよ」なんてちょっとツンデレ発言をしてたし(笑)。
木津:虜にしてたよね! 子供たち、僕の言うことなんて一切きいてくれなかったですもん……。
加藤:みんな元気だったからね。そんな子供たちを仕切れる陳内将くんはすごかった。
――チームワークの良さが伺えます。お二人の間にも、厚い信頼関係を感じられますが……。
木津:もう、ここ最近ずっと一緒なんです! なんで今日はこのペアなんですか(笑)!
加藤:さっきも言ったけど、僕はつばさくらいの身長が理想的なので、彼女になってほしいくらいですね。
木津:いや、いい。大丈夫(笑)。
木津つばさ
――(笑)。改めて、お互いの印象を教えてください。
木津:初めて会ったときは、本当にかっこよかった。身長も高いし、顔もかっこいいし、雰囲気もあるし……なんで、こんなになっちゃったんだろうね?
加藤:うーん……。
木津:スマートな見た目に反して、ご存じの通りすごく熱い男なんです。何度も共演させてもらっているんですけど、いつ会っても元気が出る。元気印ですね。
加藤:ありがとう! うれしいなぁ。つばさは、出会った時からしっかりしていました。僕より精神年齢が上なんですが、仲が良い相手にしか見せないおこちゃまな一面をたまに見せてくれるんです。稽古場でこっそりちょっかいかけて来るし、結構かわいい一面があんねやと。ミュージカル『アルスラーン戦記』のときは一緒にホテルに泊まって、夜通し語り明かしました。
木津:それもおかしな話なんですよ。前日くらいに「ホテル泊まるやろ? 取っといたから」って言ってくれたんです。
加藤:そう。ちゃんと二部屋予約したんです。
木津:僕は自分の家に帰るつもりだったんですけど、自然と行く空気になっちゃって(笑)。
加藤:次の日が千秋楽だったんだよね。疲れも溜まっていたし、移動時間が惜しいし、早く寝たいから近くのホテルに泊まったほうがいいなと思って。結局、ほとんど一部屋しか使わなかった。
木津:ずーっとしゃべってたもんな(笑)。
加藤:二人とも早く(現場に)入るタイプなんですけど、結局ギリギリまで寝ちゃったんだよね。「朝ごはんなんか買ってきて!」って言われたので、鮭おにぎり買ってあげたのを覚えてます。
左から 加藤将、木津つばさ
――貴重なエピソードをありがとうございます。さて、現在は10月の『お遊戯会』に向けて新曲「これからの君たちへ」を制作中とのことですが、どんな楽曲でしょうか?
加藤:作品自体が、お子さんたちだけでなく、おにいさんたちの成長物語も描かれているのでとてもドラマティック。全体を通して“キラキラ”がキーワードだと思っているんですが、この曲もまさにイメージ通りでした。
木津:お子さんたちは素直に楽しめる楽曲だし、親御さんの世代はちょっと泣けるんじゃないかと。聞けば聞くほど、味が出てくるメロディラインです。全員で歌う楽曲は、コーナー外では初めてですし、やっと5人揃った歌声を聴けるのも楽しみにしています。
加藤:僕は今からレコーディングなんですが、いろんな思いを浮かべて、泣きながら歌いたいと思いました。
木津:なんで!?
加藤:これまではそれぞれがソロで歌ってきたから。こうやって、5人みんなで一つの曲を作り上げていくっていうところが泣けるなって。涙を流す勢いで、感情込めて歌ってくる。
木津:そっかそっか。ちゃんとカメラ回しておいてもらおうな(笑)。
――イベントを楽しみにしている皆さん、子供たちに向けてメッセージをお願いします。
加藤:とにかく、来てくださる方全員に楽しんで欲しいです。子供はみんな地球上のすべてを愛せる心を持っているはずですが、大人になるにつれて失っていってしまうもの。でも、僕はピーターパンであり続けたい。子供心を忘れずに、ステージに立ちたいと思っています!
木津:将ちゃんに同じく、色んなことを忘れて楽しんでほしいなと思います。本家のうたのおにいさんのように、ようやく皆さんの前で歌やコーナーを披露できることが嬉しい。お子さんにはみんなに「かわいいね!」って言いたいですね(笑)。こういうご時世じゃなければ、一人ひとり直接触れ合いに行きたいくらい。その気持ちをしっかりパフォーマンスに込めて、いいイベントをお届けしたいです。
左から 加藤将、木津つばさ
★次回〈Vol.2〉は、鹿月扇次役・和合真一さん、水無瀬レイ役・佐奈宏紀さんのインタビューをお届け。8月21日(土)公開予定です。お楽しみに!
取材・文=潮田茗、撮影=鈴木久美子
公演情報
・開催日時:2021年10月2日(土)2公演
昼の部~forChildren~12:15開場/13:00開演(予定)
夜の部~forAdult~16:15開場/17:00開演(予定)
・出演者:和合真一(鹿月扇次役)、木津つばさ(不知火たまき役)、佐奈宏紀(水無瀬レイ役)、加藤将(木坂樹里役)、陳内将(愛宕金太郎役)、つるの剛士(銀河光役)
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昼の部一般席8,000円(税込)、ファミリー席エリア大人:8,000円(税込)/子ども:3,000円(税込)
夜の部一般席8,000円(税込)
※全席指定
※お1人様1公演4枚までお申込みいただけます。(複数公演申込可能)
※年齢制限:昼の部/3歳未満膝上鑑賞可能、夜の部/3歳未満入場不可
・ジャンル:【2.85次元】教育番組パロディショー
・配信媒体:YouTube
・提供開始:2020年12月
・権利表記:©UTANIKO2020
「うたってにこりん☆」公式サイトhttps://www.utaniko.com/
「うたってにこりん☆」公式Twitter(@utaniko_info)https://twitter.com/utaniko_info
「うたってにこりん☆」公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UC2v5rpuxasKceEyhtT6vGDA
<キャスト(敬称略)>
和合真一、木津つばさ、佐奈宏紀、加藤将、陳内将、徳山秀典、つるの剛士、齋藤彩夏(クリオの声)
プレゼント情報
※Twitterでご応募ください。
STEP1:お持ちのTwitterアカウントにログイン
STEP2:SPICEアカウント<@spice_stage>をフォロー(当選案内DM用に必要です)
STEP3:あとは該当ツイートをリツイート(RT)するだけ!
☆木津つばささん 応募用ツイートは【コチラ】
【応募期間】
2021年8月17日(火)11:59まで
※当選者には、ツイッターのDM(ダイレクトメッセージ)でご連絡いたします。
・日本に居住されている方(賞品配送先が日本国内の方)。
・応募に関する注意事項に同意いただける方。
【注意事項】
※本キャンペーンに関して、弊社が不適切な行為がされていると判断いたしましたアカウントは、キャンペーン対象外とさせていただきます。
※弊社は、応募いただいた方のツイート内容には一切の責任を負いません。
※当選発表は、当選者様への当選のご連絡をもってかえさせていただきますので、ご了承ください。
※当選通知後、2日間ご連絡がない場合は、当選を無効とさせていただきます。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
※当キャンペーンの掲載内容や条件は、予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
※当選の権利の譲渡はできません。
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※当選時にご連絡いただく住所、氏名、電話番号は、その確認などの関連情報のご案内のみに使用し、キャンペーン終了後は弊社の定める方法に基づき消去いたします。
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