NETFLIX『バイオハザード:インフィニット ダークネス』制作過程や秘話満載のメイキング映像を解禁

2021.7.14
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右から羽住英一郎監督・小林裕幸プロデューサー

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Netflixで全世界独占配信中の連続CGドラマ『バイオハザード:インフィニット ダークネス』のメイキング映像が解禁された。

メイキング映像

同作は、『バイオハザード』シリーズの人気キャラクター、レオン・S・ケネディと、クレア・レッドフィールドの2人を軸に物語が展開するホラーアクション。

映像では、モーションキャプチャーを駆使した制作現場の様子、羽住監督ら制作陣によって細かく計算された制作過程とエピソードが紹介されている。冒頭は「英語キャスト/モーションアクター」として、レオン役を演じたNick Apostolidesと、同じくクレア役を演じたStephanie Paniselloが、撮影を振り返るコメントとともに、激しいアクションシーンに挑む姿が収められている。

CGプロデューサー:宮本佳

CGプロデューサーの宮本佳は、「人間の動きは色々なノイズがのっていることで自然な動きが表現できるので、モーションキャプチャーを使用することで、”雑味”が出ることは、リアルを追求する上では欠かせない技術ではないか」と、演出のこだわりポイントを語る。

羽住監督も同様に、「物理的なアクションはもちろん、心理的な表現を(モーションキャプチャーを通じて)生身の人間で実施できたことは安心しました。もしモーションキャプチャーが使えなかったら、アプローチを変える必要がありました」と明かした。

撮影監督:ジュン ワタナベ

撮影監督のジュン ワタナベは、「今回一番こだわったのは、CGなんだけれど、リアリティを出すために実写の撮影と同じようにしましょうと。例えば、一歩右にカメラマンが動くときに、バーチャル的にもカメラマンが右に移動するという動きを真似してアニメーションを作りました」と語り、CGディレクターの清水智弘氏は、「1ショット毎に羽住監督と事前に話をしながら、綿密に動画を撮りました。レオンはどんなシーンでもレオンに見えなければならないので、窮地に追い込まれた状況でも、リアリティを崩さずに、本来のレオンを見せれるかというのがすごく大変でした」と振り返っている。

CGディレクター:清水智弘

羽住監督は、「カプコンの小林プロデューサーが何よりファンを大事に考えているからこそ、これだけ長く『バイオハザード』シリーズが続いているし、ファンも離れないんだなと勉強になりました」と思いを述べ、小林プロデューサーからは「羽住監督と本作を描いたことで、また新しいレオンの魅力を引き出していただきました。25年に渡る『バイオハザード』シリーズの歴史の中で、最近登場していない人気のキャラクターもいるので、まだまだ色々な作品を作っていきたいと思います」と、新作の制作について意欲を覗かせていた。

実写のようなリアルな映像を目指したという本作は、リアルへのこだわりから生み出されたことがわかる。それが『バイオハザード』の緊張感やスリル、恐怖をよりインパクトのあるものにしているのだ。

まだ本編を見ていない人も、すでに見た人もメイキング映像を見てから本編をじっくりみてほしい。

放送情報

Netflixオリジナルアニメシリーズ『バイオハザード:インフィニット ダークネス』
 
話数:全4話
配信日:Netflixにて全世界独占配信中
 
原作・製作・監修:株式会社カプコン
監督:羽住英一郎
脚本:武藤将吾、羽住英一郎
エグゼクティブプロデューサー:小林裕幸(カプコン)
製作プロデューサー:篠原宏康(トムス・エンタテインメント)
プロデューサー:古屋厚(ROBOT)
CGプロデューサー:宮本佳(Quebico)
フル3DCGアニメーション制作:Quebico
制作プロデュース:トムス・エンタテインメント
クリエイティブアドバイザー:トニー石塚(Sony Pictures Entertainment)
音楽:菅野祐悟
コピーライト:©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
日本語吹き替えキャスト:
レオン・S・ケネディ:森川智之
クレア・レッドフィールド:甲斐田裕子
ジェイソン:立木文彦
シェンメイ:潘めぐみ
パトリック:野島健児
グラハム大統領:井上和彦
ウィルソン国防長官:田原アルノ
ライアン大統領補佐官:小形満

Netflix作品ページ:www.netflix.com/biohazard_anime
Twitter(@NetflixJP_Anime) https://twitter.com/NetflixJP_Anime