聖飢魔II、変異型ツアー「ヴィデオ＆変異生黒ミサツアー『悪チン集団接種』」開催決定

聖飢魔IIが“変異型ツアー”の開催を発表した。
 
聖飢魔IIは昨年、地球デビュー35周年期間限定再集結大黒ミサツアーが、新型コロナウイルスの影響により当初の予定を変更し、通常のライブ同様のPAシステムでマルチトラックを用いて再現したヴィデオ黒ミサを上映するとともに、全構成員の生トークを披露するという形式で行った。画期的ではあったが、それは本来行おうと思っていた『大黒ミサ』ではなかった。

そのため本年度は信者、構成員、そしてスタッフの無念を晴らすべく、通常形式での大黒ミサツアーの実施に向けて着々と準備を進めて来た。しかし、現在の規制下においては信者と構成員が一体となった従来規模でのエンターテインメントの実現が不可能であり、また、信者・ファンの健康と安全を守るためにも、今年度においても断念せざるを得ないという結論に至ったという。

そこで、聖飢魔II構成員、スタッフ一同、この状況下でも実現できる黒ミサの形式を検討した結果、無観客で行う黒ミサを新たに収めた映像を上映するとともに、全公演にてアコースティックを中心とする生黒ミサを実施するという形式にて全国黒ミサを行うこととなった。

今年のツアーは、昨年実施した「ヴィデオ黒ミサ＆生トークツアー」の変異型であり、「ヴィデオ＆変異生黒ミサツアー『悪チン集団接種』」と銘打ち10月23日より全国13会場での開催が予定されている。各会場の入場者数は政府と各自治体の制限に基づいて定員の50％～100％の範囲内に、また、昨年に引き続き来場者にはマスクの着用を必須とし、入場時の検温などを徹底して行われる。