ピアニスト・上原ひろみの新作『シルヴァー・ライニング・スイート』より「リベラ・デル・ドゥエロ」が先行配信
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上原ひろみ (c)Mari Amita
世界を舞台に活躍するピアニスト・上原ひろみの2年ぶりとなる新作『シルヴァー・ライニング・スイート』より、「リベラ・デル・ドゥエロ」が2021年8月6日(金)先行配信された。
今回の新作は、ピアノ+弦楽四重奏という編成による新プロジェクト「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」名義での作品。収録曲はすべて上原の作編曲で、2020年のコロナ禍の自粛期間中に書き下ろした4パートから成る組曲「シルヴァー・ライニング・スイート」を筆頭に全9曲が収録される。
先行配信された「リベラ・デル・ドゥエロ」は、2020年の5月から8月にかけて上原が自身のSNSで展開したプロジェクト「One Minute Portrait」にて発表されたナンバー。「One Minute Portrait」は、上原が自身にインスピレーションを与えてくれるミュージシャンの為に1分間の曲を書き下ろし、リモートで共演した映像を公開する企画で、全8本の映像が公開された。「リベラ・デル・ドゥエロ」は、その中でハープ奏者のエドマール・カスタネーダとの共演曲として披露された楽曲である。
その後、ライヴ・シリーズ「SAVE LIVE MUSIC」の一環で年末年始にブルーノート東京にて行われた「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」の初公演で、新作に収録されることとなる新ヴァージョンがお披露目された。ストリング・カルテットのメンバーのソロも交えた急速調の情熱的なナンバーは、毎回アンコールで演奏され観客のスタンディングオベーションを巻き起こした。
なお、新作『シルヴァー・ライニング・スイート』は、9月8日(水)に日本先行発売(海外は10/8発売)。CDは初回限定盤(2CD)、通常盤、高音質SA-CD~SHM仕様~の3形態で、初回限定盤のボーナスCDには、ブルーノート東京での「SAVE LIVE MUSIC」シリーズより、2020年9月の全編バラード楽曲で構成したソロ・ピアノ・ライヴの音源が収録される。
そして、アルバム発売に先がけて、上原のこれまでの代表曲をピックアップしたプレイリスト『上原ひろみ 2003-2019』が各ストリーミングサイトで公開となっている。
リリース情報
リリース情報
『シルヴァー・ライニング・スイート』
- シルヴァー・ライニング・スイート:アイソレーション
- シルヴァー・ライニング・スイート:ジ・アンノウン
- シルヴァー・ライニング・スイート:ドリフターズ
- シルヴァー・ライニング・スイート:フォーティチュード
- アンサーテンティ
- サムデイ
- ジャンプスタート
- 11:49PM
- リベラ・デル・ドゥエロ
- サムウェア
- ウェイク・アップ・アンド・ドリーム
- ホワイトアウト
- ファイヤーフライ
- 月と太陽
- ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」第2楽章
- グリーン・ティー・ファーム
- セピア・エフェクト