少年少女の残酷な「恋」と「性」描く映画『うみべの女の子』　浅野いにお氏による“原作の最終話後”を描いたイラストを公開

8月20日（金）公開の映画『うみべの女の子』から、原作者・浅野いにお氏による描き下しイラストが到着した。

『うみべの女の子』は、漫画家・浅野いにお氏が2009年に発表した同名漫画を実写映画したもの。『猿楽町で会いましょう』『イソップの思うツボ』の石川瑠華と、『14の夜』などの青木柚がW主演を果たした映画だ。共演には、前田旺志郎、中田青渚、倉悠貴らが名を連ね、『リュウグウノツカイ』などのウエダアツシ監督がメガホンをとっている。

本作で描かれるのは、海辺の小さな街で暮らす中学生の小梅（石川瑠華）と内向的な同級生・磯辺（青木柚）を中心とした物語。憧れの三崎先輩（倉悠貴）に手ひどく振られた小梅は、ショックから自分のことを好きだと言ってくれた磯辺と関係を持ってしまう。初めは興味本位だった二人の関係だったが、小梅は徐々に磯辺への想いを募らせ、一方で小梅に恋焦がれていた磯辺は関係を断ち切ろうとする。やがて、イジメを苦に自殺した兄への贖罪から、磯辺はある行動に出る。

公開されたイラストは、本作の原作者である浅野いにお氏が新たに描き下ろしたもの。原作の最終話の少し後、高校生になった小梅と磯辺のふたりの姿を描いたイラストだ。なお、上映劇場で、劇場パンフレット（税抜800円）のほか、今回の描き下ろしイラストを使用したTシャツ（税抜3000円／M・Lサイズ展開）、ポストカード（税抜800円／描き下ろし他原作イラスト3枚追加した5枚セット）などが販売されることが決まっている。

『うみべの女の子』は8月20日（金）新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか公開。