加山雄三、YouTubeチャンネル『バーチャル若大将』を開設

2021.8.22
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『バーチャル若大将』


加山雄三自らの発案で、AI技術を駆使して生まれた“バーチャル若大将”。24時間テレビ44の生放送で初お披露目となったが、同日からYouTubeチャンネル『バーチャル若大将』を開設し、さっそく本格的な活動を開始する。

YouTubeチャンネル「バーチャル若大将」

2020年8月、脳内で出血が起きる小脳出血を起こし救急搬送された加山。一命を取り留めたが、言葉がうまく話せなくなるなどの後遺症が残り、芸能活動の一時中止を余儀なくされた。懸命のリハビリで今年4月、歌手活動を再開できるまでの復活を遂げたが、病と闘う中で、この画期的な取り組みが秘密裏に進行していた。最新のAI技術で自分の話す声や歌声、映像によって、加山をバーチャルヒューマン〝バーチャル若大将〟として後世に残すプロジェクトだ。84歳となった今も、常に新しいモノが大好きな加山らしい発想が生んだ、世界でも類をみない新しい取り組みに是非注目してもらいたい。

YouTubeチャンネル『バーチャル若大将』
では、AIが生成した歌声で、まずは昨年12月に出したアルバム『DEDICATED to KAYAMA YUZO』に参加してくれたアーティスト達に感謝を込めて、その代表曲をカバーしていく。

記念すべき1曲目は、現在でも加山の新曲の作詞を担当している「つんく♂」が歌うシャ乱Qの代表曲「シングルベッド」を加山本人がディレクションを務め制作したバーチャル若大将の歌唱で完成した。

今後も、加山雄三と『バーチャル若大将』が繰り出す画期的なアイディアと活動に注目してもらいたい。

リリース情報

『DEDICATED to KAYAMA YUZO』
 

『DEDICATED to KAYAMA YUZO』

 
(リンクファイア)
2020年12月2日に加山雄三の芸能生活60周年を記念して13年ぶりに制作されたオリジナルアルバム「DEDICATED to KAYAMA YUZO」は、アルバムタイトルでもあるDEDICATED(捧げた)をコンセプトに加山の長年の音楽活動に対するリスペクトの気持ちを込め、ゆかりのあるアーティスト、バンドメンバーによって贈られ制作した楽曲を収録。同時に加山は今まで応援してくれたファンの方々に感謝の気持ちを込めてこの「歌を捧げる」。日本の音楽史に多大な影響を与えた、弾厚作(加山雄三のペンネーム)の楽曲をモチーフに各々が制作した楽曲内容は、世代やジャンルを超えたアルバムとして日本で初めての取り組みとなる。
 
企画:株式会社 加山プロモーション
運営・制作:株式会社 ASOBiZM
企画協力:株式会社 電通
歌声合成技術協力:株式会社 テクノスピーチ
合成音声技術協力:コエステ 株式会社 
CG作成協力:株式会社 3DIG