ピアニスト・上原ひろみの新作『シルヴァー・ライニング・スイート』が発売 収録曲「11:49PM」ブルーノート東京でのライヴ映像も公開
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上原ひろみ (c)Mari Amita
世界を舞台に活躍するピアニストの上原ひろみのニュー・アルバム『シルヴァー・ライニング・スイート』が、本日2021年9月8日(水)、日本先行発売となった。
今回の新作は、ピアノ+弦楽四重奏という編成の新プロジェクト「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」名義での作品。2020年のコロナ禍の自粛期間中に書き下ろした4パートから成る組曲「シルヴァー・ライニング・スイート」を筆頭に全9曲を収録。新日本フィルハーモニー交響楽団のコンサート・マスターである西江辰郎を中心とするストリング・カルテットとがっぷり四つで組んだ、繊細かつ躍動感あふれる演奏は、年末年始のブルーノート東京での「SAVE LIVE MUSIC」公演やフジロックフェスティバル’21でも絶賛を集めてきた。
アルバム発売に合わせて、ブルーノート東京での「11:49PM」のライヴ映像が公開された。
Hiromi The Piano Quintet – 11:49PM (Live at Blue Note Tokyo)
アンソニー・ジャクソンとサイモン・フィリップスとの「上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト」の2012年のアルバム『MOVE』で発表された楽曲だが、上原は当時からこの曲は弦楽器に合うはずだと感じていたという。もともとは「一日の終わり」を描いたナンバーだったが、今回、昨今のコロナ禍において「明けない夜はない」という想いを込めて、再アレンジして新作に収録された。11分近くにおよぶ壮大なスケール感に圧倒される。
『シルヴァー・ライニング・スイート』の日本盤CDは3形態でリリース。初回限定盤(2CD)のボーナスCDには、昨年9月にブルーノート東京での「SAVE LIVE MUSIC」公演の一環で行った、全編バラード・ナンバーのライヴ音源が収録されている。3形態の商品に期間限定で封入される応募要項チラシに従ってエントリーすると、もれなくCD購入者限定オンライン・イベントが視聴可能となる等のキャンペーンが実施中。応募期間は9月12日(日)23:59まで。
上原は、11月から12月にかけて、レコーディング・メンバーとの全国ツアー『上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット JAPAN TOUR 2021 “SILVER LINING SUITE”』を開催。最速プレオ―ダーは9月10日(金)正午12時よりスタートする。
リリース情報
- シルヴァー・ライニング・スイート:アイソレーション
- シルヴァー・ライニング・スイート:ジ・アンノウン
- シルヴァー・ライニング・スイート:ドリフターズ
- シルヴァー・ライニング・スイート:フォーティチュード
- アンサーテンティ
- サムデイ
- ジャンプスタート
- 11:49PM
- リベラ・デル・ドゥエロ
- サムウェア
- ウェイク・アップ・アンド・ドリーム
- ホワイトアウト
- ファイヤーフライ
- 月と太陽
- ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番《悲愴》第2楽章
- グリーン・ティー・ファーム
- セピア・エフェクト