舞台『ROOKIES』に出演する根本正勝、宇野結也、太田奈緒らが野球練習 レポート&コメントが到着
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(左から)宇野結也、根本正勝、太田奈緒
2021年11月、東京、大阪、滋賀にて上演される、舞台『ROOKIES』。10月下旬に、本公演の出演者たちが野球練習を足立区平野運動場で行い、その模様を綴ったレポートが届いたので紹介する。
原作は1998年から2003年まで「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載された森田まさのりの同名コミックで、2008年にテレビドラマ化、2009年には映画化もされた大人気作品だ。物語の舞台は、かつては甲子園出場を果たすほどの伝統がありながら現在は見る影もないほど荒廃している二子玉川学園高校の野球部。そこに赴任してきた新人教師・川藤幸一の熱意により、再び甲子園を目指す青春ストーリーが描かれている。その『ROOKIES』が舞台化され、11月に東京、大阪、原作者・森田まさのりの出身地である滋賀の3都市で上演される。
この日の野球練習には、川藤幸一役の根本正勝、安仁屋恵壹役の宇野結也をはじめ、二子玉川学園高校の野球部員役を演じる縣豪紀、小西成弥、友常勇気、うえきやサトシ、須賀京介、佐川大樹、桜庭大翔、用賀第一高校の野球部員を演じる本川翔太、舟津大地、武田知大、村越亮太、守上慶人、榎本純、東元堵、二子玉川高校野球部のマネージャー・八木塔子役の太田奈緒が参加した。
円形になってしっかりとウォーミングアップを行い、ベースランニングからスタート。それぞれがポジションについてノックを受ける時は全員が真剣な表情に。さらに二子玉川学園高校の野球部員役が守備について、用賀第一高校野球部員がバッティングするという練習も行われたが、外野にヒットを打たれるとピッチャーの宇野は「これが打たれた時の気持ちか!」と悔しさを口にした。和気あいあいとした雰囲気の中にも真剣さが見られ、『ROOKIES』の物語同様、グラウンド上は熱い熱いぶつかり合いとなった。
根本正勝(川藤幸一役) コメント
根本正勝
僕が演じる川藤は、暑苦しいほど真っ直ぐな男。生徒たちから見ると最初はうっとおしい存在だと思うんです。でも、 僕も原作を読んだ時に「こんな教師がいたら変わる景色もあるな」って思いましたので、小細工なしに真っ直ぐに演じてみようと思っています。
稽古が始まってまだ数日ですけど、熱い作品ということもあって、稽古場の熱もすごいんです。チームワークが良くて、すでに気持ちが一つになっているので、本番に向けてどんどんいい感じになっていくんじゃないかなってワクワクしています。
グラウンドで練習できたこともすごく良かったです。稽古場だけでは掴めなかった雰囲気が掴めましたし、今見ている景色や今日の練習が今後の稽古、さらには本番にきっと生かされると思いますね。
チームプレーで最高の作品を作っていこうと思っています。 舞台はお客さんが入って出来上がる空気があるので、皆さんに是非劇場に足を運んでいただいて、一緒に熱い気持ちになって楽しんでもらいたいです。
宇野結也(安仁屋恵壹役) コメント
宇野結也
安仁屋恵壹はシンプルに“素直になれない男”。野球をやりたい気持ちはありながらも、ツレとの時間を大事にしたいと気持ちが傾いたところを川藤という存在によって変わっていきます。素直になれないのも若さゆえの屈折具合なんですけど、そこから成長していく様が繊細に描かれていて、ただのヤンキー漫画ではないので、この舞台でもそういうところを表現できればいいなと思っています。
稽古はまだ始まったばかりですけど、すごく楽しいです。今回はじめましての方がほとんどなのですが、『ROOKIES』という作品のおかげかすぐに仲良くなって、2日目にはもう打ち解けていて、今日のグラウンドでの野球練習でさらに距離が縮まりました。
舞台で野球の試合をどう表現するのかというのを、演出の伊勢(直弘)さんが趣向を凝らして考えてくださったので、そこに僕たちの熱量やチームプレーで築き上げたものが組み合わさった時に素晴らしいドラマが出来上がると思っています。ぜひ劇場に来ていただいて、熱い思いと真っ直ぐな言葉たちに触れてほしいなと思っています。
太田奈緒(八木塔子役) コメント
太田奈緒
私が演じる八木塔子は、真っ直ぐで自分を持っている女の子です。皆さん、稽古初日から熱がとてもすごいです。女性キャストは私を入れてふたりだけなんですけど、入りやすい空気を作ってくれてありがたいなって思っています。塔子は途中から野球部のマネージャーになるという役なので、私も稽古を通して、皆さんの輪の中にどんどん入っていきたいなと思っています。今日、このベンチからグラウンドを見ることができたのもよかったです。
野球はお父さんが好きで、お父さんの試合を観に行ったりしていました。それと「パワプロ」(ゲームソフト「実況パワフルプロ野球」)が大好きなので野球のルールはバッチリです(笑)。『ROOKIES』のドラマが放送された頃は、部活を頑張っている自分と重ねて観ていました。今、大人になって舞台の脚本を読ませてもらったら、「青春ってこんなんやったなぁ」とか「何かに一生懸命になることって最近忘れてたなぁ」とか、また違う感情がわいてきました。当時のことも思い出したりしましたし、元気になれる作品です。
私は京都出身なので、 東京だけじゃなくて、大阪と滋賀でも公演があるのもすごくうれしいです。絶対活力になる舞台なので、ぜひ観に来てください。
舞台『ROOKIES』は、 11月18日(木)から23日(火)まで東京・シアター1010にて、11月26日(金)から28日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて、11月30日(火)に滋賀・栗東芸術文化会館さきらにて上演される。
公演情報
原作:「ROOKIES」森田まさのり(集英社文庫<コミック版>刊)
(C)森田まさのり・スタジオヒットマン/集英社
脚本・演出:伊勢直弘
キャスト:
(二子玉川学園高校)
川藤幸一役 根本正勝
安仁屋恵壹役 宇野結也
若菜智哉役 縣豪紀
御子柴徹役 小西成弥
新庄慶役 友常勇気
関川秀太役 砂川脩弥
平塚平役 うえきやサトシ
桧山清起役 宮澤佑
湯舟哲郎役 須賀京介
今岡忍役 佐川大樹
岡田優也役 桜庭大翔
八木塔子役 太田奈緒
藤田カオル役 渡部優衣
掛布光秀役 西洋亮
池辺駿作役 酒井敏也
村山義男役 風見しんご
(用賀第一高校)
武井志門
本川翔太
舟津大地
武田知大
村越亮太
守上慶人
榎本純
東元堵
日程:2021年11月18日(木)~11月23日(火・祝)
会場:シアター1010
料金:全席指定(税込)S席 11,000円/ A席 8,800円 (会館友の会 S席 9,900円/A 席 7,920円)
お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799(平日11:00~18:00 土休日10:00~18:00)
<大阪公演>
日程:11月26日(金)~11月28日(日)
会場:サンケイホールブリーゼ
料金:全席指定(税込)S席 11,000円/ A席 8,800円/B席 7,700円
お問い合わせ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)
<滋賀公演>
日程:11月30日(火)
会場:栗東芸術文化会館さきら大ホール
料金:全席指定(税込)S席 9,900円/ A席 8,800円(会館友の会 S席 8,910円/A席 7,920円)
お問い合わせ:栗東芸術文化会館さきら 077-551-1414
キョードーインフォメーション 0570-200-888(月~土 11:00~16:00)
【公式Twitter】@rookiesthestage