20年を経て、母の初恋の女性に会いにゆく 女性たちの揺れる心を切り取った『ユンヒへ』日本版予告編

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2021.11.18
 (C)2019 FILM RUN and LITTLE BIG PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

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2022年1月7日(金)公開の映画『ユンヒへ』から、日本版予告編が解禁された。

『ユンヒへ』は、韓国の地方都市で暮らすシングルマザーのユンヒが、長い間連絡を絶っていた初恋の女性から一通の手紙を受け取ったことから始まるラブストーリー。ユンヒの手紙を盗み見てしまった高校生の娘セボムは、手紙の差出人である日本人女性・ジュンに会わせようと決心。母娘は、ジュンが暮らす北海道・小樽へ旅立つ。メガホンをとったのは、本作が長編2作目となるイム・デヒョン監督。なお、本作は2019年の第24回釜山国際映画祭のクロージングを飾り、2020年には青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞をW受賞している。

 


解禁された予告編では、主人公ユンヒ(キム・ヒエ)の娘・セボム(キム・ソへ)が、ポストに届いた見知らぬ人からの手紙に気付き、それを盗み見てしまう場面からスタート。日本人女性のジュン(中村優子)からの手紙を受け取ったユンヒの心の揺れや、ユンヒの元夫であるインホ(ユ・ジェミョン)が娘のセボムに寂しさを打ち明けるシーンなども収められている。

また、セボムの「海外旅行に行こう、雪が積もる街へ」との誘いを受け、ふたりが小樽へ旅する場面では、何気ないやりとりを繰り広げていく中で、娘が次第に母の胸の奥にしまい込まれた想いに気付いていく様子も描かれる。一方で、伯母のマサコ(木野花)とささやかに暮らすジュンが、ユンヒとは違った孤独を抱える姿も切り取られている。

『ユンヒへ』は2022年1月7日(金)シネマート新宿ほか全国ロードショー。

 

作品情報

映画『ユンヒへ』
(2019年/韓国/シネスコ/カラー/105分/5.1ch)
原題:윤희에게
監督・脚本:イム・デヒョン 出演:キム・ヒエ(『密会』「夫婦の世界」)、中村優子(『ストロベリーショートケイクス』『野火』)、キム・ソへ(元I.O.I)、ソン・ユビン、木野花、瀧内公美、薬丸翔、ユ・ジェミョン(特別出演)ほか
日本語字幕:根本理恵
協力:loneliness books 配給・宣伝:トランスフォーマー 
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