トノサマバッタの素揚げ、クマゼミの燻製コンソメスープなど“美味しい昆虫食”を香りとともに体験 『昆虫食おままごとセット』展示

2021.11.28
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昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS

昆虫食の香りを再現した“昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS”が、2021年11月27日(土)から12月5日(日)まで東京・表参道アート・イン・ギャラリーで開催される『見る見る見た目展』に展示されることがわかった。

“昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS”は、アートディレクター・北恭子氏と、香料会社・塩野香料を母体にしたブランド・KITCHIBEによる作品。NPO・食用昆虫科学研究会理事長・佐伯真二郎氏の監修のもと、昆虫食メニュー(3品)の香りを再現しているという。

 

昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS

バッターフレーバー

トノサマバッタの素揚げの香りです。バッタはエビに近いため、ごくわずかにコーンの甘みも加えながら、エビの身や殻を揚げたようなイメージで表現しました。

 

セミフレーバー

クマゼミの燻製コンソメスープの香りです。セミは、燻製した後の堅い殻っぽい香りを。燻ぶした香りがコンソメスープに溶け込んだイメージで表現しました。

 

エリサンフレーバー

エリサンのグラッセの香りです。ピーナッツペーストのような練り感をイメージさせる香りでエリサンの濃厚さを表現。溶かしバターの香りと合わせてグラッセ調に仕上げました。

 

コンセプト

「昆虫をたべたこと、学校では言えない。」

 

そう語る、小学生がいます。

 

都市型の人類に「昆虫の認識を再認識させる」。

 

そのために生まれたのが「昆虫食おままごとセット」です。

 

・昆虫は、必ず加熱して食べる(豚肉と同じ)

 

・羽や足など口触りの悪い部分はとる(野菜の皮と同じ)

 

・調理前と後で調理器具を分ける(生肉の扱いと同じ)

 

昆虫にも、肉や魚とおなじく、安全な食べ方があります。

 

それが体験できるよう、このおままごとセットでは、セミの羽が取れたり、バッタのギザギザの足が取れたり、生の昆虫用のピンセットがついていたりします。

 

そうして作られた実際の昆虫食メニュー(3品)の香りも再現しました。

 

昆虫を食べるかどうかは自由。

 

でも食べる選択をした人が、偏見の目で見られることがないように。

 

昆虫食という食文化への想像力を育て、理解をはぐくむ。

 

まずはおままごとセットで、体験してみませんか?

 

イベント情報

弱みを握る寿司屋 “見る見る見た目展”
会期 : 2021年11月27日 (土)〜12月5日 (日) <会期中無休・入場無料>
時間 : 11:00〜21:00 ※ 最終日(12月5日)は18時まで
場所 : ART・IN・GALLERY
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-25-3
電話 : 03-3402-0191 (会場直通) / 03-3408-8419 (ギャラリー運営会社)
 
見る見る見た目展 | 弱みを握る寿司屋 | ARTS19:http://arts19.jp
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