トノサマバッタの素揚げ、クマゼミの燻製コンソメスープなど“美味しい昆虫食”を香りとともに体験 『昆虫食おままごとセット』展示
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昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS
昆虫食の香りを再現した“昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS”が、2021年11月27日(土)から12月5日(日)まで東京・表参道アート・イン・ギャラリーで開催される『見る見る見た目展』に展示されることがわかった。
“昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS”は、アートディレクター・北恭子氏と、香料会社・塩野香料を母体にしたブランド・KITCHIBEによる作品。NPO・食用昆虫科学研究会理事長・佐伯真二郎氏の監修のもと、昆虫食メニュー(3品)の香りを再現しているという。
昆虫食おままごとセット/INSECTS COOKING TOYS
バッターフレーバー
トノサマバッタの素揚げの香りです。バッタはエビに近いため、ごくわずかにコーンの甘みも加えながら、エビの身や殻を揚げたようなイメージで表現しました。
セミフレーバー
クマゼミの燻製コンソメスープの香りです。セミは、燻製した後の堅い殻っぽい香りを。燻ぶした香りがコンソメスープに溶け込んだイメージで表現しました。
エリサンフレーバー
エリサンのグラッセの香りです。ピーナッツペーストのような練り感をイメージさせる香りでエリサンの濃厚さを表現。溶かしバターの香りと合わせてグラッセ調に仕上げました。
コンセプト
「昆虫をたべたこと、学校では言えない。」
そう語る、小学生がいます。
都市型の人類に「昆虫の認識を再認識させる」。
そのために生まれたのが「昆虫食おままごとセット」です。
・昆虫は、必ず加熱して食べる(豚肉と同じ)
・羽や足など口触りの悪い部分はとる(野菜の皮と同じ)
・調理前と後で調理器具を分ける(生肉の扱いと同じ)
昆虫にも、肉や魚とおなじく、安全な食べ方があります。
それが体験できるよう、このおままごとセットでは、セミの羽が取れたり、バッタのギザギザの足が取れたり、生の昆虫用のピンセットがついていたりします。
そうして作られた実際の昆虫食メニュー(3品)の香りも再現しました。
昆虫を食べるかどうかは自由。
でも食べる選択をした人が、偏見の目で見られることがないように。
昆虫食という食文化への想像力を育て、理解をはぐくむ。
まずはおままごとセットで、体験してみませんか?