ピアニスト・小曽根真、新作『OZONE 60 -STANDARDS-』よりチャップリンの名曲「スマイル」を先行配信
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小曽根真 (c)Kazuyoshi Shimomura (AGENCE HIRATA)
ジャンルを超え、世界規模での活躍を続けるピアニスト・小曽根真。ジャズ・ピアニストとしての第一線での活動のかたわら、国内外の主要クラシック・オーケストラとの共演を積極的に果たしてきた。今年3月、還暦を記念して2枚組ソロ・ピアノ・アルバム『OZONE 60』を発表。ジャズとクラシックの両分野で活躍する小曽根の魅力を余すところなく伝える内容が高い評価を得た。
そして、『OZONE 60』の特別編となる新作『OZONE 60 -STANDARDS-』が、2022年1月19日(水)にリリースとなるが、アルバム収録曲の「スマイル」が、2021年12月22日(水)先行配信された。
「スマイル」は、チャールズ・チャップリンの映画『モダン・タイムス』(1936年)にて発表されたナンバーで、作曲もチャップリン自身。これまでにマイケル・ジャクソンやエルヴィス・コステロはじめ、世界中のアーティストにカヴァーされてきた名曲である。
小曽根は、中学生の頃に映画『モダン・タイムス』を観てこの曲と出会い「曲に感動していたら母親から『これは監督のチャップリンが書いた曲なんよ』と教えられてなぜかショックだったのも覚えている。」とアルバムのライナーノーツで述べている。今回、国内屈指のクラシック・ホール「水戸芸術館 コンサートホールATM」の極上の響きの中で録音され、小曽根の繊細なピアノ・タッチが堪能できる、心温まるバラード・チューンに仕上がっている。
アルバムには他に、ジャズ・スタンダードに加えて、カーペンターズのヴァージョンが有名なヘンリー・マンシーニの「サムタイムズ」、バート・バカラックの「アルフィー」など、時代を越えて愛され続ける名曲を収録しているが、小曽根真曰く「ほとんど中学生までに出会った大切な曲」とのことで、音楽家としてのルーツを集めた楽曲集と言える。
なお、小曽根は、2022年3月にかけて60TH BIRTHDAY SOLO「OZONE 60 CLASSIC x JAZZ」と題する全国ツアーを展開中。
また、12月24日(金)には、J-WAVE(81.3FM)の特別番組『J-WAVE CHRISTMAS SPECIAL SOUND OF FUTURE』のナビゲーターを担当。次世代を担うアーティストをゲストに迎え、「音楽の力」を考えるトークを繰り広げる。
リリース情報
2022年1月19日(水)発売
- サムタイムズ
- スマイル
- オール・ザ・シングス・ユー・アー
- アルフィー
- アイ・ラヴズ・ユー、ポーギー
- ブルー・モンク
- マイ・フーリッシュ・ハート
- エンブレイサブル・ユー
- ルルズ・バック・イン・タウン
- ザ・スタークロスド・ラヴァーズ
- ソ・ダンソ・サンバ
- ボディ・アンド・ソウル