ピアニスト仲道郁代、令和3年度(第76回)文化庁芸術祭「大賞」を受賞
仲道郁代
ピアニスト・仲道郁代が、令和3年度文化庁芸術祭において大賞を受賞した。
受賞対象は、さる2021年10月23日(土)に東京文化会館 小ホールで行われた『The Road to 2027 仲道郁代ピアノ・リサイタル 幻想曲の模様~心のかけらの万華鏡』。先日発表された令和3年度文化庁長官表彰に続く嬉しいニュースとなる。
文化庁芸術祭とは、広く一般に優れた芸術の鑑賞の機会を提供するとともに、芸術の創造とその発展を図り、国の芸術文化の振興に資することを目的として昭和21年以来毎年秋に開催される芸術の祭典。
今回、仲道が取り組む10年間のシリーズ「The Road to 2027」の一環で行われたリサイタル「幻想曲の模様」では、ブラームス、シューマン、ショパン、スクリャービンの作品が演奏された。それぞれの作曲家の幻想へ深く思いを馳せた、ロマンティックで濃密な演奏、また特にスクリャービン作品でのスケールの大きさ、ヴィルトゥオジティも評価され、このたびの大賞受賞が決定した。