ピアニスト・小曽根真、新作『OZONE 60 -STANDARDS-』より「オール・ザ・シングス・ユー・アー」を先行配信
小曽根 真 (c)Kazuyoshi Shimomura (AGENCE HIRATA)
ジャズ・ピアニストとしての第一線での活動のかたわら、国内外の主要クラシック・オーケストラとの共演を積極的に展開している小曽根真。2022年1月19日(水)にリリースとなる新作『OZONE 60 -STANDARDS-』より、アルバム収録曲の「オール・ザ・シングス・ユー・アー」が本日1月5日(水)先行配信された。
2021年の大晦日にはドイツ・ハンブルクにて、アラン・ギルバート指揮のNDRエルプフィルハーモニー管弦楽団との共演で「ラプソディ・イン・ブルー」を演奏し大喝采を浴びた小曽根。2021年3月には、還暦を記念して2枚組ソロ・ピアノ・アルバム『OZONE 60』を発表し、ジャズとクラシックの両分野で活躍する小曽根の魅力を余すところなく伝える内容が高い評価を得た。1月19日(水)にリリースとなるのは、そんな『OZONE 60』の特別編となる新作『OZONE 60 -STANDARDS-』だ。
今回先行配信された「オール・ザ・シングス・ユー・アー」は、ジャズ・スタンダードの名曲としてこれまでに数多くのミュージシャンにカヴァーされてきた楽曲だが、小曽根真がまだ小学生だった頃、ピアニスト/オルガン奏者の父・小曽根実がよく弾いていたのを聴いて覚えたという思い出深いナンバーだ。今回はその父の施したワルツ・テンポのアレンジをそのまま採用して演奏しているという。
アルバムには他に、ジャズ・スタンダードに加えて、カーペンターズのヴァージョンが有名なヘンリー・マンシーニの「サムタイムズ」、バート・バカラックの「アルフィー」など、時代を越えて愛され続ける名曲を収録しているが、小曽根真曰く「ほとんど中学生までに出会った大切な曲」とのことで、音楽家としてのルーツを集めた楽曲集と言える。
尚、小曽根真はアルバム発売後の2月から、昨年から展開している60TH BIRTHDAY SOLO「OZONE 60 CLASSIC x JAZZ」と題する全国ツアーを再開。2月14日(月)の東京文化会館 小ホールをはじめ11公演を開催する。
関連情報
スマイル
オール・ザ・シングス・ユー・アー
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