板垣瑞生がひょっとこのお面を持参した理由とは 映画『君が落とした青空』新場面写真を公開
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(C)2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2月18日(金)公開の映画『君が落とした青空』から、板垣瑞生の姿をとらえた場面写真が解禁された。
『君が落とした青空』は、アプリ『野いちご』で連載された櫻いいよ原作の同名小説を映画化したもの。目の前で恋人が交通事故に遭う様子を目撃した女子高校生が、タイムリープで同じ日を繰り返す不思議な体験をする中で、彼を助けようとする姿を描いたラブストーリーだ。主人公・水野実結を、『思い、思われ、ふり、ふられ』で知られる福本莉子が演じている。そして、実結の恋人・篠原修弥役でジャニーズJr./Travis Japanの松田元太がW主演。板垣瑞生、横田真悠、莉子らが出演。また、まふまふが初めての映画主題歌として、書き下ろし楽曲「栞」を提供している。メガホンをとったのは、ドラマ『おっさんずラブ』(EX)演出などのYuki Saito監督。
今回解禁されたのは、実結(福本莉子)に密かな恋心を寄せる本山佑人役・板垣瑞生の姿を切り取った新場面写真2点。佑人は映画オリジナルのキャラクターで、オレンジの派手なパーカーが似合う元気で明るい性格の人物。劇中では、友達関係にある実結に自分の気持ちを打ち明けられず、彼氏の修弥との関係に悩む彼女を、持ち前のユーモアで笑わせる。場面写真の1点では、同シーンで板垣が被ったひょっとこのお面がフィーチャーされている。Saito監督はクランクイン最初のカットで、いきなり自前のひょっとこのお面をかぶって芝居をし始めた板垣にとても驚いたとのこと。Saito監督は「面白い役者だよと以前から聞いていたけれど、本当にそうだと思いました」と当時を振り返っている。
(C)2022映画『君が落とした青空』製作委員会
このアイデアは、自宅で台本を読んでいた板垣が、部屋を見渡した時にひょっとこのお面を見つけたことがきっかけだという。板垣は、当時を振り返り、「何かできないかなと思った時に、ひょっとこが目に入ったので試しに被って台本を読んでみたんですけど、面白いんじゃないかなと思い現場に持っていきました。NGなら仕方ない、くらいの気持ちでしたね」と語りつつ、「ひょっとこと同じような面は狂言にも使われていて『うそぶき』と呼ばれるようなんです。うそぶくのは佑人もそうですよね。優しいが故に、自分の実結に対する恋愛感情を内に秘めて、とぼけて知らないふりをする。そういった意味もありました」と説明している。
『君が落とした青空』は2月18日より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。