繰り返される人体実験で変異、哀しき姿に 『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』リサ・トレヴァー登場シーンを解禁
映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』リサ・トレヴァー
1月28日(金)公開の映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』から、本編映像の一部が解禁された。
『バイオハザード』は、アンデッドとの戦いを描いた、カプコンのサバイバル・ホラーゲーム。シリーズ累計売上本数は全世界で1億1,700万本を超える人気タイトルだ。2002年には、ポール・W・S・アンダーソン監督、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で初めて実写映画化され、2016年の『バイオハザード:ザ・ファイナル』までの全6作で世界興収1,200億円を記録している。
そんな『バイオハザード』をもとに“新たなホラー映画”として制作された『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』では、『ストレンジャーズ 地獄からの訪問者』のヨハネス・ロバーツ氏が監督・脚本を担当。主人公のクレア・レッドフィールド役で『メイズ・ランナー』シリーズのカヤ・スコデラリオ、ジル・バレンタイン役で『アントマン&ワスプ』のハナ・ジョン=カーメン、クリス・レッドフィールド役でNetflix『ザ・ベビーシッター』シリーズのロビー・アメル、アルバート・ウェスカー役でNetflix『アンブレラ・アカデミー』のトム・ホッパー、レオン・S・ケネディ役で『ゾンビランド:ダブルタップ』のアヴァン・ジョーギア。ブライアン・アイアンズ役でドナル・ローグ、ウィリアム・バーキン役でニール・マクドノーが出演している。
解禁された本編は、映画シリーズに初登場する“リサ・トレヴァー”の登場シーンを切り取ったもの。アンブレラ社による幾度となく繰り返された人体実験によって変異させられてしまった人物だ。映像は、レオン・S・ケネディ(アヴァン・ジョーギア)、クレア、ブライアン・アイアンズ署長(ドナル・ローグ)が、ゾンビに追われラクーン市警(R.P.D.)から養護施設に移動してきたところからスタート。蛍光灯が揺れるのを訝しげに見ていたレオンは、ドアの向こうに怪しい人影を見つけ、リサの存在に気づく。しかし、彼女は人差し指を口の前に立て、「シー」と口にすると、次の瞬間には姿を消す。
監督・脚本を担当したヨハネス・ロバーツは、リサについて、「この映画の中で描いたキャラクターの中で最も魅力的だった一人」とコメント。そして、「これまでの映画には出てこなかったキャラクター。彼女は、オリジナル版のゲームで、僕が一番興味をひかれたキャラクターの1人だった。怖さと同時に、何かとても痛ましいものを感じて、心に残るんだ。それをこの映画でも表現したいと思った。ひどく苦しんでいるキャラクターに、命と人間性を加えたかった。観客の反応が楽しみだよ」と話している。さらに、アンブレラ社の実験の被害者で、孤児でもあるリサの風貌について、「彼女は人間の皮膚でできた仮面をかぶっていて、ぼろきれや古い服を着ている。両手は木の板で合わされている。見た人が思わず動揺してしまうような姿をしたキャラクターなんだ」と解説している。