上村文乃(チェロ)・田原綾子(ヴィオラ)が第23回ホテルオークラ音楽賞を受賞
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前回受賞記念演奏会の様子
2022年2月、第23回ホテルオークラ音楽賞の受賞者が発表され、上村文乃(チェロ)、田原綾子(ヴィオラ)両氏が選出された。
ホテルオークラ音楽賞は、株式会社ホテルオークラ東京が1996年の開業35周年を機に、めざましい活躍を遂げ、さらに将来が嘱望される若手の音楽家支援・育成のための制度として創設したもの。毎年2組の音楽家に贈呈され、過去には藤田真央(ピアノ)、服部百音(ヴァイオリン)らが受賞している。2000年以降は毎年受賞式と併せ、ホテルの公共性を活かした受賞記念演奏会が行われており、今回の授賞式および受賞記念演奏会は3月22日(火)を予定。詳細はホテル公式サイトを確認してほしい。
上村 文乃(チェロ)
上村 文乃(チェロ)
【経歴】第5回東京音楽コンクール第2位。 第4回ルーマニア国際音楽コンクール第1位、 第80回日本音楽コンクール第2位、 2015年トレヴィーゾ市国際音楽コンクール第1位など入賞歴多数。 桐朋学園大学ソリストディプロマコース卒業後、 ハンブルグ音楽演劇大学とバーゼル音楽院に留学。 リサイタルをはじめオーケストラ共演や室内楽の演奏も高く評価されている。 国内外の数多くの音楽祭への参加ならびにトリパルティ・トリオやバッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとしても活躍中。
田原 綾子(ヴィオラ)
田原 綾子(ヴィオラ)(C)︎Hisashi Morifuji
【経歴】第11回東京音楽コンクール第1位および聴衆賞、 ルーマニア国際音楽コンクール全部門グランプリを受賞。 読売日本交響楽団、 東京交響楽団、 東京フィルハーモニー交響楽団、 東京都交響楽団などと共演、 室内楽奏者としても国内外の著名アーティストと多数共演するほか、 オーケストラの客演首席も務めるなど、 活躍の幅を広げている。 デトモルト音楽大学にてファイト・ヘルテンシュタイン氏に師事。 サントリー芸術財団よりPaolo Antonio Testoreを貸与。
関連情報
【受賞者】
上村 文乃 (チェロ) / 田原 綾子 (ヴィオラ)
【選考委員】
選考委員長 :
成瀬 正治(株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長)
選考委員 :
堤 剛(チェリスト、 桐朋学園大学 特命教授、 公益財団法人サントリー芸術財団代表理事、 サントリーホール館長、日本藝術院会員)
大友 直人(指揮者、 東京交響楽団名誉客演指揮者、 京都市交響楽団桂冠指揮者、 琉球交響楽団音楽監督、高崎芸術劇場 芸術監督)
寺西 基之(音楽評論家、 公益財団法人東京交響楽団 監事、 公益財団法人東京二期会 評議員、 公益財団法人アフィニス文化財団 理事、 公益財団法人日本ピアノ教育連盟 評議員、 公益財団法人日本交響楽振興財団 評議員)
【副賞】The Okura Tokyo ペア宿泊券、 記念トロフィー
https://theokuratokyo.jp/letter/news/kinen-2022_3/