東京ドームのリニューアルが完了! 開幕投手発表のサプライズも!?
フルカラーLEDメインビジョンの点灯式に参加した桑田真澄コーチ、原辰徳監督、菅野智之投手
東京ドームでは昨年末より、過去最大規模となるリニューアル工事を実施。その工事が2月28日に完了し、改装されたフルカラーLEDメインビジョンの点灯式が行われた。
フルカラーLEDメインビジョンは横幅が約125.6メートルあり、昨年まで使用していたビジョンと比べると約4.4倍の面積を誇る。国内では最大規模のもので、今回の改修の目玉の1つだ。
点灯式には原辰徳監督、桑田真澄コーチ、菅野智之投手が参加。ドーム初年度の開幕投手を務めた桑田真澄コーチが投球すると、新ビジョンがライト・レフト両側のフェンスに新設されたリボンビジョンとともに稼働して、迫力ある映像を映し出した。
点灯式で投球を披露した桑田コーチ
この迫力満点の新ビジョンを見て、原監督は「新しい東京ドームで新しいスタートを切るには菅野智之投手しかいない。開幕投手に指名しました」と、開幕投手を発表するというサプライズを演出。新装された東京ドームでの戦いに向けて、改めて闘志を燃やしていた。
今回の改修では、入場ゲートやコンコースのデザイン刷新、グループ席やカウンター席など新たな観客席の設置、飲食店舗の一部リニューアル、新メニューの開発などを実施。完全キャッシュレス化や顔認証技術の導入などのDX(デジタルトランスフォーメーション)も行われた。
リニューアルされた東京ドームは、3月に開催されるオープン戦から体感できるので、ぜひとも球場に足を運んでみたい。
22ゲートには大型LEDディスプレー3面と天井LEDディスプレーを新設
さまざまなグループ席も新設
入場ゲートに導入された顔認証技術