松坂桃李がロバート・パティンソン演じるバットマンを語る 映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』CM&インタビュー映像を公開
松坂桃李
3月11日(金)公開の映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』に寄せた、俳優・松坂桃李のコメント映像が到着した。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、DCコミックスのヒーロー・バットマンを描いた作品。クリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト』シリーズ以来のバットマン単独映画だ。バットマン/ブルース・ウェインは、『ハリー・ポッター』シリーズや、『TENET テネット』などで知られるロバート・パティンソンが演じる。また、ヴィランのペンギン役でコリン・ファレル、リドラー役でポール・ダノ、キャットウーマン役でゾーイ・クラヴィッツ、カーマイン・ファルコン役でジョン・タトゥーロが出演。アルフレッド役でアンディ・サーキス、ジェームズ・ゴードン役でジェフリー・ライトがキャストに名を連ねている。また、『クローバーフィールド/HAKAISHA』や、『猿の惑星:新世紀』『猿の惑星:聖戦記』マット・リーヴス氏が監督・脚本を担当し、これまでのキャラクター解釈を一新。未熟で等身大な青年ブルースがバットマンになって2年目の葛藤を抱えながらも模索する成長過程フォーカスしている。
バットマン好きでもある松坂は、本作のCMスポットに出演中。松坂はインタビュー映像で、「ものすごい見応えがありました、すごいものを見たなと。本当に圧倒されました」と第一声。さらに「バットマンというよりかはブルース本人の物語が多かったです。ブルースと一緒に選択を迫られている感じがしましたね。ブルースと一緒に謎を解き明かしながら進んでいき、物語が進むと同時に選択も迫られて、緊張の糸が張り巡らされていた感じが堪らなかったです。息をのむってこういうことだな!と感じました」とコメント。
映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』 (C)2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &(C)DC
ロバート・パティンソンの演技については、「瞳の中で見せる彼の感情の揺らぎや数少ない台詞の中に込められた秘めたるものの表現に刺激を受けた」と述懐。さらに、「未熟さゆえ、より身近なバットマンに感じました。2年という月日が浅い中で、経験や悩みや葛藤を踏まえて(徐々に)“バットマン”になっていく。そういう成長過程を存分に味わうことができて、とても人間味が溢れていました」と作品を振り返った。
松坂桃李
また、本作を鑑賞したクリエイター陣からもコメントが到着。『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督は「完璧。マット・リーブス監督の緻密で鮮烈な世界観と、未熟で繊細なバットマン=ロバート・パティンソンの新たな魅力。世界中で、同時進行で起きている“光と闇の物語”をすべて引き受ける強靭な覚悟が垣間見える。ノーラン版トリロジーを超える伝説の始まりか」、『キャラクター』などの永井聡監督は「狂気と暴⼒が渦巻くゴッサムシティ。緻密に計算されたアートディレクションによって、荒廃的でありながらも美しく感じた。決して住みたくはないが、ちょっと⾏ってみたくなる。映像、⾳響、全てが凄まじく、映画館で観ることによって危険な観光を体感できる。これは絶対に⼤きなスクリーンで観るべき作品。友⼈と⾏っても楽しいが、出来れば席はバラバラがおすすめ。孤独とは何か?を主⼈公と共有出来るだろう」、『海猿』シリーズの羽住英一郎監督は「新たなる解釈の『バットマン』の新作をスクリーンで観れる幸せ!闇の中からブーツを響かせ姿を現したその瞬間から、観ている者の心を鷲掴みにし深く果てしのない闘いの中へと道連れにして行く…恐るべき新作の登場だ」、『ソードアート・オンライン』『HELLO WORLD』の伊藤智彦監督は、「憤怒や絶望といった地上のありとあらゆる負の感情を一身に背負ったかのようなロバート・パティンソンの圧倒的な存在感。黒く身を包んだ出立ちで、一際暗い輝きを放つその瞳にひたすら魅了される」とそれぞれに語っている。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は2022年3月11日(金)全国公開。