高橋ひかる、石井杏奈らが出演する、NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』 小説版の発売が決定
「リトル・ゾンビガール」
2022年8月20日(土)~8月28日(日)日生劇場(全国巡回公演あり)にて上演される、日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2022 NHKみんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』。この度、小説版の発売が2022年6月(予定)に決定した。
小説は、高橋ひかる、石井杏奈ら人気キャストが集まったミュージカル『リトル・ゾンビガール』の脚本を手がけた徳野有美による完全オリジナル作品。
大昔のこと、ゾンビと人間が生き残りをかけて戦争をして以来、お互い別々に暮らしていた。それから200年余りたったある日、ゾンビの少女・ノノが森で遊んでいると、森にショッピングモールを造ろうと、人間たちが視察にやってきた。事情を探るため、スパイとして人間の街にやって来たノノは、人間の少年・ショウと出会う。二人は気持ちを通わせ合い友だちになるが、周囲は彼らが仲良くなることに猛反対。「人間は冷酷だ」とののしるゾンビたちと、「ゾンビは恐ろしい」と怖がっている人間たち。果たして二人の友情の行方は? ゾンビと人間はわかり合えるのだろうか?
「リトル・ゾンビガール」本文より
「リトル・ゾンビガール」本文より
ゾンビと人間はどうやったらお互いを認め合い、一緒に暮らせるのか? ミュージカルの世界観をさらに深く描いた、感動の成長物語である本作。ミュージカルは、NHK「みんなのうた」から選ばれた、世代を超えて愛される名曲とともにおくる、大人から子どもまで、みんなで楽しめる物語となっている。
著者 徳野有美より
物語の舞台は、隔てられたゾンビと人間の世界。2019年の暮れから2020年の春にかけて書いたこの小説は、ファンタジーとして書き始めたものでしたが、現実はどんどん物語に近づいてきている気がします。閉じられた小さな世界は居心地がよく けれど息苦しい。 そんな時代を生きる子どもから大人まで、すべての人に読んでほしいです。
読後には、じんわりと温かい気持ちが残るハートフルストーリー。ミュージカル『リトル・ゾンビガール』の副読本としても、夏休みの読書にもおすすめ。
書籍情報
著者:徳野有美
予価:本体1,100円(税込)
仕様:四六判並製・184ページ※電子書籍版同時リリース予定
発行:NHK出版
公演情報
◆=ノノ:髙橋 ひかる ショウ:伊藤 理々杏
△=ノノ:熊谷 彩春 ショウ:石井 杏奈