あべこうじと小松利昌が135役を瞬時に演じ分けるクラウン役に 『THE 39 STEPS ザ・サーティーナイン・ステップス』
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『THE 39 STEPS ザ・サーティーナイン・ステップス』
2022年5月1日(日)~5月17日(火)シアタークリエにて上演される、『THE 39 STEPS ザ・サーティーナイン・ステップス』。この度、クラウン(道化)役が決定した。
本作は、イギリス冒険小説の先駆者ジョン・バカン原作小説 「三十九階段」(1915年)とサスペンス映画の巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督 「三十九夜」(1935年)、この2つの作品を基に舞台化。ユーモアを愛する国イギリス発の作品ということもあり、観客の想像力を頼りに、緻密かつユーモアにあふれた唯一無二の演劇となっている。
先日、主演の平方元基と、3人のヒロイン役に扮するソニンの出演が発表されたが、今回、本公演の見どころのひとつでもある、2人で怒涛の135役を瞬時に演じ分けながら、舞台上のセット転換や小道具のセットもこなす超ハードかつ、劇の進行における重要なポジションも担う “クラウン(道化)”役に、あべこうじと小松利昌が決定。
あべこうじ
小松利昌
あべこうじは、お笑いピン芸人の最高峰「R-1 ぐらんぷり」第8回(2010年)大会優勝、芸人としての活動と並行して俳優や楽曲提供などマルチな活動を続けている。
小松利昌は本公演の演出を務めるウォーリー木下が代表を務める劇団“sunday”に所属し、TV、映画、舞台で独特な存在感を誇る、注目の名バイプレイヤー。
演劇と音楽、そして歌の絶妙なコラボレーションも堪能できるる、“出演者4人だけの MUSIC&PLAY”。どんな公演になるのか期待しよう。
あべこうじ クラウン役 コメント
『THE 39 STEPS』にクラウン役で出演させていただくことになり大変光栄でハッピィです‼️
4人しか出ない舞台で何役もこなすクラウンの先に自分の進化そして見て下さった皆様の何かの役に立てたらと思っております。
スピード感溢れる時間を一緒に過ごしましょーーーwww
小松利昌 クラウン役 コメント
皆様、初めまして! この度クラウン役を務めさせて頂く、小松です。
平方さんもソニンさんもあべこうじさんも初めての共演です。初めての方と4人でガッツリ濃密な舞台。これはもう、ワクワクが止まりません!
クラウンを2人で135役演じますが、135役では収まらない気がしております。放課後の河川敷で遊んでいるような、そんなクリエイティブな稽古場になる予感がするのです。
アナログとハイテクのブレンドが得意なウォーリーさんの演出で、シアタークリエを遊び場に変えられるなんて! 体力瞬発力だけで突っ走った20代、純粋に舞台に立つことが幸せだった30代、肩の力を抜くことを知った40代(遅)、全ての感覚束ねて挑ませて頂きます。
“抱腹絶倒のハイハーコメディー”か。ハードル上げてくれるじゃないの。でもきっと僕たちは、ひょいと飛び越えて、誰も観たことのない表現に到達する、このチームで。
劇場でお待ちしております。
ウォーリー木下(上演台本・演出) コメント
20代の頃に貪るように観たヒッチコックの映画にはたくさんのことを教えてもらった。「サイコ」「北北西に進路を取れ」「裏窓」「めまい」「鳥」「ファミリープロット」数え上げたらキリがない。え「39steps」?そんなのあったっけ?記憶にない。観返してみた。やはり記憶にない。まだハリウッドに渡る前のイギリス時代の監督作だそうだ。若々しさと英国的ユーモアと映画愛に溢れている。
で、この舞台の方はというと、ヒッチコックの『The 39 Steps』を4人の俳優と3人の音楽家だけで作り上げる。ドタバタ、パロディ、ロマンス、そしてもちろんサスペンス。それらを「演劇」でしかできない方法で作ってみようと思う。子供に戻ったように、PLAY する。もちろん歌も歌ってもらうつもりだし、みんなで何役もやるし、影絵にパペットに効果音に照明操作までみんなでやってみる。演劇でできることを徹底的にやってみようと思う。お楽しみに。
公演情報
日程:2022年5月1日(日)~5月17日(火)
会場:シアタークリエ
脚色:パトリック・バーロウ
原作:ジョン・バカン作「三十九階段」
原作映画:アルフレッド・ヒッチコック監督「三十九夜」
ITV グローバル・エンターテインメントの許諾による
翻訳:小田島恒志
上演台本・演出:ウォーリー木下
キャスト:
平方元基、ソニン、あべこうじ、小松利昌
演奏:ザッハトルテ ヨース毛(Cello)/ウエッコ(Guitar)/都丸智栄(Accordion)
振付・ステージング:HIDALI
一般前売開始:3月27日(日)