劇団スポーツ、佐藤佐吉演劇祭2022の参加作品『怖え劇』2022年3月16日から王子小劇場にて上演
2022.3.8
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劇団スポーツ 『怖え劇』
2022年3月16日(水)〜3月21日(月・祝) 王子小劇場にて、劇団スポーツ『怖え劇』が上演される。
『怖え劇』
▶あらすじ
ゴーストレストランという場所がある。デリバリー業界が台頭してきた今のご時世において、客席を持たず、配達に特化した場所。
真隈はそこでアルバイトを始めることにした。俳優としての活動の傍ら、生活費を埋めるために。
真隈は俳優の身体で大勢の客前に立ち、アルバイトの身体でお客さんが1人も来ないゴーストレストランで働いた。生活を分けたかった。
でも、お客さんがいてもいなくても。毎日の生活のなかで環境は少しずつ変わってきて、なんでか上手くいかなくて、その境界線は曖昧なものになっていく。
僕が悪いのか、世界が悪いのか、あなたが悪いのか、やっぱり僕が悪いのか。
ゴーストレストランという場所がある。デリバリー業界が台頭してきた今のご時世において、客席を持たず、配達に特化した場所。
真隈はそこでアルバイトを始めることにした。俳優としての活動の傍ら、生活費を埋めるために。
真隈は俳優の身体で大勢の客前に立ち、アルバイトの身体でお客さんが1人も来ないゴーストレストランで働いた。生活を分けたかった。
でも、お客さんがいてもいなくても。毎日の生活のなかで環境は少しずつ変わってきて、なんでか上手くいかなくて、その境界線は曖昧なものになっていく。
僕が悪いのか、世界が悪いのか、あなたが悪いのか、やっぱり僕が悪いのか。
本作は、被支配下にある労働者たち・俳優たちの姿を描くハラスメントコメディー。作・演出は内田倭史が手掛け、竹内蓮(劇団スポーツ)、甲野萌絵、高久瑛理子、タナカエミ、てっぺい右利き、三宅もめんが出演する。
そして佐藤佐吉演劇祭2022の参加作品でもあり、参加団体として『勝手に!劇団スポーツとはしご割』など、さまざまな取り組みを行っている点にも注目だ。
▶作・演出:内田倭史 コメント
2020年にやろうとしていた『怖え劇』が公演中止になって、二年が経ちました。
そのあいだに僕は、「演劇で成功するんだ」とか「演劇は社会に必要だ」とか、それまでなんとなーく信じていた物語を、信じなくなっていました。
それでもなぜか、演劇を続けています。
二年前に『怖え劇』というタイトルを思いついた僕が、なにを怖がっていたのか、もう一度向き合ってみると、もしかしたら最初から物語なんかなくて、勝手に作ったり作られたりした台本の中で、怖がっていたのかもしれない、そしてそれは今も変わってないんじゃないかと思うようになりました。
暗くて寒い部屋の中で、がんじがらめな人たちが、どうやったらチャリンコで春を迎えにいけるだろうか、そんなことをみんなで想像してみようと思います。
公演情報
劇団スポーツ 『怖え劇』
▶公演期間
2022年3月16日(水)〜3月21日(月・祝)
▶会場
王子小劇場
〒114-0002 東京都北区王子1-14-4 地下1F
▶
一般 3,500円
学生 3,000円
高校生以下 1,000
☆初日割り(1ステ)
一般 3,000円
学生 2,500円
高校生以下 1,000円
◆前半割り(2ステ)
一般 3,300円
学生 2,800円
高校生以下 1,000円
▶作・演出:内田倭史
▶出演者
竹内蓮(劇団スポーツ) / 甲野萌絵 / 高久瑛理子 / タナカエミ
てっぺい右利き / 三宅もめん
企画・制作:劇団スポーツ