演劇団体・現ア集、”無意味エンタメ”をコンセプトにした新作公演『カトラリ』上演

現ア集の個展 演劇5『カトラリ』が、2022年3月20日（日）～3月21日（月・祝）にかけて、ART THEATER 上野小劇場にて開催される。

現ア集は、シアターグリーン学生芸術祭や道頓堀学生演劇祭での受賞経験のある劇団「かけっこ角砂糖δ」のメンバーを中心に結成された団体。「現代アート×エンタメ演劇」を活動の軸に掲げ、新たな表現方法の実証に取り組んでいる。

アートイベント「真夏のデザインフェスタ+GAKUTEN」にて演劇作品を発表するなど、多様な場所で活動を行っている。過去には、達磨だらけの銭湯、ゆで卵製作機設置済みアパート、常に移動する町工場、機械じかけの神社などを舞台に演出先行型の演劇を行ってきた。

『カトラリ』は、団体メンバーである小屋迫ユウシが脚本・演出を担当。小屋迫が脚本・演出をつとめる公演としては、『何卒』『賑々』『寧日』『パラボラ』に続く5作目となる。

本作の舞台は交番。”無意味エンタメ”をコンセプトとし、規律とリズムの融合を目指す。

なお、現ア集のYouTubeでは過去公演の本編映像も含めたプロモーションビデオも公開中だ。現ア集の世界観がよくあらわれたものとなっているので、チェックしてみよう。