広瀬すず×松坂桃李、女児誘拐事件の秘められた真実とは? 横浜流星が豹変・激昂するシーンも収めた映画『流浪の月』本予告編

2022.3.22
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(C)2022「流浪の月」製作委員会

5月13日(金)公開の映画『流浪の月』(るろうのつき)から本予告編と本ポスタービジュアルが解禁された。

『流浪の月』(東京創元社刊)は、2020年の本屋大賞を受賞し、同年の年間ベストセラー1位(日販単行本フィクション部門、トーハン単行本文芸書部門)となった小説。10歳で誘拐事件の“被害女児”となり、広く世間に名前を知られることになった女性・家内更紗を広瀬が、事件の“加害者”とされた当時19歳の大学生・佐伯文を松坂が演じる。“被害女児”と“加害者”という烙印を押されたまま、事件の契機となったそれぞれの秘密を抱え、更紗と文は15年後に再会する。また、事件から15年経った現在の更紗の恋人・亮役で横浜流星、癒えない心の傷を抱える文に寄り添う看護師・谷あゆみ役で多部未華子が出演。さらに、趣里、三浦貴大、白鳥玉季、増田光桜、内田也哉子、柄本明らがキャストに名を連ねている。メガホンをとったのは、『悪人』『怒り』の李相日監督。

 
 

解禁された本予告編は、10歳の更紗と文が出会う場面からスタート。「うち、来る?」という文の声かけでふたりの“生活”が始まるが、それはある夏の日の昼下がり、陽光きらめく湖で終わりを告げる。そして、更紗は女児誘拐事件の「被害女児」、文は「誘拐犯」となった。映像では、15年後に偶然の再会を果たした二人の様子や、身も心も傷だらけになり、「私のせいで文を傷つけて、文の人生壊した」と夜の街をさまよう更紗や、当時の文が「更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない」と語りかけるシーンなどのほか、横浜流星演じる亮が豹変・激昂する場面も収められている。

なお、本予告編では、『贋作 桜の森の満開の下』や『フェイクスピア』などNODA・MAPの音楽、第32回夏季オリンピックの開会式における森山未來のダンスパフォーマンスへの楽曲提供などで知られる音楽家・原摩利彦が手掛ける劇中楽曲(前半2曲)が初公開されている。

『流浪の月』は5月13日(金)全国ロードショー。

※初出時、記事本文の一部キャスト・役名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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