『おさるのジョージ』キッチンが期間限定でオープン　お皿いっぱいに溢れるジョージの魅力

※本記事に掲載している情報は、記事を公開した2022年3月28日時点のものとなります。最新情報は公式サイトで確認をお願いいたします。

『おさるのジョージ』のダイニングカフェ『Curious George Kitchen（『おさるのジョージ』キッチン）』が、3月17日（木）から6月5日（日）までの期間限定で、東京ソラマチ（R）にオープンした。

『おさるのジョージ』は、1941年にアメリカの絵本作家レイ夫妻により刊行された絵本。日本では絵本の出版のほか、2008年よりNHK Eテレにてアニメーションシリーズの放送もされており、老若男女に愛されるキャラクターだ。今回のカフェは、いつも優しく見守ってくれる黄色い帽子のおじさんに “ありがとう” の気持ちを伝えたいと考えたジョージが、仲間たちと協力しながら街の片隅に見つけた素敵なお店をオープンする……というもの。ここでは、グランドオープンに先駆けて行われたメディア内覧会の様子をレポートする。

ペタペタと付いた黄色い痕跡、ジョージの世界へようこそ！

ジョージが仲間たちと協力しオープンしたお店とあって、いたるところに彼らの痕跡が見えた。黄色いペンキで準備をしたのだろう、壁には手の跡、床には足跡がペタペタと付いていて、ジョージが一生懸命作業をしたことが想像できる。痕跡を追いかけた先には山積みのバナナが置かれており、ここでは足踏みした（バナナを取ろうか取るまいかと悩んだ？）様子も……。

店内にはさまざまな工夫が凝らされていて、席に着くまでの間、既にたくさんの見どころがありワクワクしてしまうのだが、ここは落ち着いて席に向かおう。着席して早速、最初のワクワクがやってくる。

絵本のような装丁をしたグランドメニューだ！　見た目もかわいいフードやドリンクが並ぶのはもちろんのこと、ページを開けると素敵なストーリーが綴られており、それを読んでまた心が躍る。どんなストーリーが描かれているのかは、ぜひ現地へ行って直接見て欲しい。

オーダーを済ませ、フードが到着するまでの間にようやく店内をぐるりと見渡す。店舗のロゴをはじめ、壁に飾られたイラストやアートには、コックコートを着たジョージが多いことにお気づきだろうか？　実はこちらはカフェのために描き下ろされたオリジナルの衣装なんだとか。コックコートを着ているだけで、なんだか一流シェフの貫禄さえ感じる。今日は失敗しないでね……！

さて、続いてのワクワクを紹介しよう。店内で飲食した方には、期間限定で「オリジナルコースター」が配布される（無くなり次第終了）。店員さんが裏返しに置いてくれるため、どの絵柄なのかはすぐには見えず、自分でひっくり返して確認をする。コースターは全部で5種類。ランダムでのお渡しなので、何が出るかはお楽しみだ。

食べるのがもったいない！　お皿いっぱいに溢れるジョージの魅力

そうこうしている間に頼んでいたフードが到着！

誰しもが「食べるのがもったいない」と写真に収めたくなってしまうだろう。実際目の前に置かれた筆者も「おおお〜！」と声が出てしまうくらいインパクトが強く、食べるのをためらってしまうほどだった。でもここはダイニングカフェ。撮影を楽しんだら、温かいうちにどうぞ召し上がれ！

ちなみに、店内飲食だけでなくスイーツのテイクアウトも可能。メニューは「黄色い帽子のおじさんも大好き！」カノーリ（全3種）と「カラフル！」フルーツパンナコッタ（全3種）。カノーリと聞いてハッとしたあなた……。そうです！　ジョージのエピソードにも出てきた、ピスゲッティさんが作っていたアレです！　生地は本国イタリアで焼いたものを輸入しているのだそう。ジョージの世界に出てくる本場の味を楽しむことができるのも、このカフェの魅力のひとつだ。

物販エリアには、オリジナルグッズも充実

店内の一部は物販エリアとなっており、『おさるのジョージ』グッズがずらりと並ぶ。コックコートを着たジョージなど、ここでしか販売されていないグッズも多数取り揃えている。さきほど飲食したときに使ったカトラリーも素敵だったな……と思いながら陳列されたグッズを見ていたら、それらも発見！　聞いたところ、カフェで使用されている食器の多くは当店オリジナルの商品だそうで、実際にここで購入できるという。なんと嬉しい！

何事にも好奇心をもち、それがときにはアクシデントをもたらす『おさるのジョージ』。この『おさるのジョージ』キッチンは、そんなジョージの大きな冒険のひとつなのだろう。東京ソラマチ（R）にて、期間限定で営業中。

(C) Universal City Studios LLC. All Rights Reserved. Curious George and related characters, created by Margret and H. A. Rey, are copyrighted and registered by HarperCollins Publishers L.L.C. and used under license. All rights reserved.
文・撮影＝SPICE編集部