亀井聖矢、ヴァンクライバーン国際の本大会への出場が決定 マリア・カナルス国際のファイナリスト3名にも選出
-
ポスト -
シェア - 送る
亀井聖矢
ピアニストの亀井聖矢が、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール(アメリカ)本大会出場ならびにマリア・カナルス国際ピアノコンクール(スペイン)ファイナル進出が決定した。
■ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール
第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールの予備予選(スクリーニングオーディション)は、2022年3月6日~12日(現地時間)アメリカ・フォートワースにて行われた。過去最多となる388名のエントリーの中から選出された72名が参加。同年3月30日(現地時間)に結果が発表され、30名が同年6月2日から開催される本大会への出場が決定した。日本からは亀井聖矢、吉見友貴、田所マルセルの3名が選出。
ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールは1962年に創設。1958年の第1回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門の優勝者ヴァン・クライバーンを記念して、テキサス州のフォートワースにて4年に1度開催されている。過去には辻井伸行(2009年・第13回)が優勝している。
■マリア・カナルス国際ピアノコンクール
第67回マリア・カナルス国際ピアノコンクールは、2022年4月3日(現地時間)スペイン・バルセロナにて、セミファイナルが行われた。3名のファイナリストは次のとおり。
・亀井聖矢 KAMEI, Masaya(20) – Japan
・CHEN GUANG, Antonio(27) – China
・IZIK-DZURKO, Jaeden(22) – Canada
4月6日(水)20:00(現地時間/日本時間=4月7日(木)3:00)より行われるファイナルの模様は、YouTubeチャンネル「Concurs Maria Canals Barcelona」にてライブ配信される。
06/04/2022 20h - Gran Final 67 MCB
なお、亀井聖矢はマリア・カナルス国際の結果を持ち、ヴァン・クライバーン国際本大会への出場を前に、その実力を垣間見せるコンサートを5月18日(水)に浜離宮朝日ホールにて急遽開催することとなった。イープラス先行販売が4月9日(土)12:00よりスタートする。
関連情報
■マリア・カナルス国際ピアノコンクール
公式サイト(英語):https://www.mariacanals.org/en/
YouTubeチャンネル「Concurs Maria Canals Barcelona」:https://www.youtube.com/watch?v=DsM91eH_XmQ
公演情報
2001年生まれ。4歳よりピアノを始める。
第88回日本音楽コンクールピアノ部門 第1位、及び岩谷賞(聴衆賞)受賞。第43回ピティナ・ピアノコンペティション特級 グランプリ、及び聴衆賞受賞。
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団等と共演。
これまでに青木真由子、杉浦日出夫、現在、上野久子、岡本美智子、長谷正一の各氏に師事。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、飛び入学特待生として桐朋学園大学に入学。現在、桐朋学園大学4年在学中。