エディ・レッドメインと宮野真守がダンスで共演 映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』来日記念パーティー
-
ポスト -
シェア - 送る
左から、ジェシカ・ウィリアムズ、エディ・レッドメイン、宮野真守
4月13日(水)、東京・明治記念館にて映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』来日記念パーティーが開催され、キャストのエディ・レッドメイン、ジェシカ・ウィリアムズ、日本語吹替版声優の宮野真守が登壇した。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は、『ハリー・ポッター』『ファンタスティック・ビースト』シリーズの最新作。2018年11月に劇場公開され、興行収入65.7億円、観客動員473万人を突破した『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に続く作品だ。今回は、“黒い魔法使い”グリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)を止めるため、ニュート(エディ・レッドメイン)と“史上最も偉大な魔法使い”ダンブルドア(ジュード・ロウ)、ニュートの兄で“超エリート魔法使い”テセウス(カラム・ターナー)や、“魔法動物を愛するニュートの助手”バンティ、アメリカのイルヴァーモーニー魔法魔術学校の“呪文学の教師”ユーラリー(ジェシカ・ウィリアムズ)、“名門魔法族の末裔”ユスフ(ウィリアム・ナディア)、“陽気なマグル”ジェイコブ(ダン・フォグラー)が集結。さらに、ダンブルドアの過去に隠された秘密が明かされる。
本作は、4月8日(金)から日本公開がスタート。主人公のニュートを演じたエディ・レッドメインと、ユーラリー役のジェシカ・ウィリアムズを迎えたパーティーは、ハリウッド大作としては、コロナ渦以降初の来日プロモーションイベントとなった。ふたりが登場すると大きな拍手が巻き起こり、会場のボルテージは最高潮に。会場のみならず、配信で視聴していた多くのファンからのコメントも相次いだ。熱狂的な歓迎に、エディは「快晴の東京に、本当に戻ってこられてとても嬉しいです。パンデミックの中で撮影していたこの作品は“秘密”を描いていますが、ようやくその秘密を皆さんと共有できて嬉しい」、ジェシカも「座席の後ろでローブを着ている方や魔法ワールドを愛するファンの皆さんにリスペクトを届けさせてください。私も子供の頃から作品の大ファンで、物語の持つ魔法、友情、愛がとても大好きなので、この作品をオファーされた時は夢のようでした」と喜びを語った。
左から、ジェシカ・ウィリアムズ、エディ・レッドメイン、宮野真守
東京都指定有形文化財にも指定されている明治記念館でのイベントについて、エディは「息を飲むような美しさ!」とコメント。すると、ジェシカも「本当に美しく、歴史を感じます。きれいな花も見れて嬉しいです」と同じく感動を共有した。
エディは、物語の鍵となる「秘密の作戦」を実行する寄せ集めのデコボコチームについて「とにかく、このチームが大好きなんだ!みんなあまり英雄的ではなくて、ニュートもリーダーっぽくはない人物なんですが……ダンブルドアに頼まれて彼は彼なりのリーダーになっていくんです。顔馴染みも、新しいメンバーもいて、本当に素晴らしいチームでした」とポイントを解説。また、呪文学の教師として本作から本格的に登場したユーラリーを演じたジェシカは、「本当にこの仕事は楽しくて、エディとのお仕事も素晴らしいものでした。私は朝も夜も苦手で、昼しか得意じゃないんだけど(笑)、どんな時もエネルギーのキープするためにエディに、とっても助けてもらいました」とエピソードを明かした。
左から、ジェシカ・ウィリアムズ、エディ・レッドメイン、宮野真守
今回のイベントでは会場、配信でイベントを観覧中のファンからの質問にふたりが答えるスペシャルコーナーも。「撮影でホグワーツに足を踏み入れた時の気持ちを教えて」との質問に対して、かねてより作品のファンだったというジェシカは、「あれだけ素晴らしい歴史を持っている建物ですから、鳥肌ものでした。しかもそこに、(来場しているファンを指して)皆さんと同じ制服に身を包んだ生徒がいて、本当に魔法ワールドに足を踏み入れたんだという感動的な気持ちでした」と振り返った。エディも、「ハリー・ポッターの世界に戻れるということで、ホグズミード村にも行ったし、必要の部屋にも入りましたし、僕たちもファンなのですごく嬉しい気持ちでした」とニッコリ。「日本で食べて一番美味しかった食べ物は?」との質問には、「日本食が大好きで、昨日から食べ通しなんです。お刺身や、ラーメンは特に細麺が好きで……あと揚げ物が大好きで、なんでも天ぷらにしたら美味しいですよね」とエディが語ると、ジェシカも「日本のお米も好きですし、日本のコンビニは最高の仕事をしている!スナックもお寿司も居酒屋のメニューも日本酒も最高。日本のご飯は世界で一番おいしい!」と日本食への愛を語った。会場に来場したファンからの質問中には、「グリンデルバルドにバンティ、ベビーニフラーもいるね!」とコスプレに反応する一幕も。さらにエディはニュートのコスプレで来場したファンを見つけると、「ありがとう」と日本語で感謝を伝えるなど、ファンとのコミュニケーションを楽しんだ。
そして、今回の来日を記念し、特別ゲストとしてニュートの吹替声優を務める宮野真守が登場。宮野は、「大変な状況のなか、来日してくださって僕らも嬉しいです。魔法ワールドの映画は興行収入で1000億を越えて日本でも本当に最も人気のあるシリーズで、ニュートの声を吹替できて嬉しいです」と感謝を伝えると、エディも「僕もだよ」と笑顔をみせていた。エディと宮野は3年4ヶ月ぶりの再会に、お互いに喜びを分かち合っていた。宮野が、アフレコの際に印象的だったシーンとして、(サソリやカニのような姿をした魔法動物の)マンティコアのシーンをあげると、エディは「マイクの前でダンスをした?」と質問。宮野がマンティコアのダンスを披露すると、エディも一緒にダンスを披露し、会場からはふたりの共演に歓声があがった。
左から、ジェシカ・ウィリアムズ、エディ・レッドメイン、宮野真守
宮野は「本当にアフレコだけでも大変だったのに、すごく大変なシーンだったんですね」と語ると、エディも「ニュートは大変な役なんですよ!ダンスはシンプルなんだけど、持っているライトが重くて、それが大変でした」と舞台裏を明かした。さらに、来日記念として、宮野からはふたりに特製の法被が贈られた。このプレゼントに、エディとジェシカは「自分の名前も入っているし、色も派手でいいね!」とコメント。ジェシカは「自分の名前を日本語でどう書くか今日教えてもらったので、嬉しい!」と法被を来てノリノリでステージを歩いていた。エディは、来日のたびに法被をもらっており、「コレクションが増えたね!」と新たなコレクションが増えたことに喜びも。また、会場のファンともお揃いの法被ということで、エディ、ジェシカ、宮野の3人と会場のファンでセルフィー撮影を行う場面もあった。最後には、日本ならではの風習として登壇者と会場のファン全員で「三本締め」を行い、さらなる大ヒットと本作に関わる全ての人の幸せを祈願し、イベントは幕を下ろした。
『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』は公開中。