白い歯を輝かせ、連続殺人鬼が10代の少年少女たちに近づいてゆく 阿部サダヲ×岡田健史W主演『死刑にいたる病』新場面写真を解禁
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(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
5月6日(金)公開の映画『死刑にいたる病』から、新たな場面写真が解禁された。
『死刑にいたる病』は、2012年に『ホーンテッド・キャンパス』で日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞してデビューし、同年に『赤と白』(集英社文庫)で小説すばる新人賞を受賞した櫛木理宇氏の小説。『チェインドッグ』のタイトル初版が発売され、文庫化に合わせて『死刑にいたる病』に改題された作品だ。初の映画化でメガホンをとるのは、『彼女がその名を知らない鳥たち』、『凪待ち』、『孤狼の血』シリーズなどの白石和彌監督。脚本は、白石監督とは初タッグとなる高田亮氏(『そこのみにて光り輝く』『オーバーフェンス』)が手がける。
物語は、鬱屈した日々を送る大学生・雅也の元に、ある日1通の手紙が届いたことから始まる。その手紙は、24件の殺人容疑で逮捕され、そのうち9件で立件・起訴され、死刑判決を受けた連続殺人鬼・榛村からのもの。榛村は犯行当時にパン屋を営んでおり、地元の中学生だった雅也もよくそこに通っていたのだ。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」との榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。
(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
本作では、阿部サダヲが連続殺人鬼・榛村、岡田健史が榛村の元に通い事件の真相に迫ろうとする雅也をそれぞれ演じ、W主演。また、岩田剛典(EXILE/三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が雅也の行く先々に現われる謎の男・金山一輝役、中山美穂が雅也の母・衿子役で出演している。
解禁された場面写真は、阿部サダヲ演じる連続殺人鬼・榛村が“ターゲット”に笑顔で近づく様子を収めたもの。榛村は社会に溶け込む典型的な秩序型殺人犯で、黒髪で制服を校則通りに着る真面目そうな10代後半の少年少女たちをターゲットにする。自身が商店街で経営するパン屋・ロシェルに通う常連を標的にすることもあった。犯行手口はターゲットと信頼関係を築くところから始まり、自然に接触し会話を増やす巧みな方法で計画的に進めていく。阿部は役作りの際に監督から歯のホワイトニングをするよう指示を受けたそう。場面写真では、「あそこまで歯を白くしたのは初めて」と阿部自身が語るほどの白さの歯を輝かせた笑顔が収められている。
(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
(C)2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
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また、ターゲットとなった24人の若者たちを演じたキャストも明らかに。すでに出演が発表されていた根津かおる役の佐藤玲のほか、パン屋・ロシェルに通う小松美咲役の神岡実希、スーパーでバイトする久保井早苗役の川島鈴遥、自転車の間違いをきっかけに親しくなる宮下陸役の大原由暉、山時聡真、竹村浩翔、清水らら、梁軍、濱佑太朗、加藤剛、掛裕登、加賀義也、⻄岡⻯吾、松島さや、小倉優花、峰平朔良、木下美優、丸岡恵、建石姫来、桒原百花、千歳ゆず、汐里実栞、橋本乃依、三原羽衣の名前が発表されている。
阿部は若手俳優陣との共演を振り返り、「高校生役の子達が大変そうで、応えてあげたいと思った」とコメントしている。
『死刑にいたる病』は5月6日(金)全国公開。