「キエフ・バレエ・ガラ2022」全国公演でフィリピエワらウクライナの精鋭たちが珠玉の名作バレエを披露
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「キエフ・バレエ・ガラ2022」が、2022年7月~8月、東京、大阪、愛知、京都、北海道、岩手、山形、静岡など全国各地で行われる。バレエの名場面をハイライトを集めたガラ・コンサートで、キエフ・バレエから芸術監督のエレーナ・フィリピエワら精鋭が出演。4歳以上から入場可能となっており、子供連れで楽しめる。4~18歳対象の子供無料
折からのウクライナ情勢を受けて開催が危ぶまれた。しかしアーティスト側からの強い要望を尊重し、彼らに踊る機会を提供することが最大の支援になるとの思いから開催が決まった。ウクライナは数々の名ダンサーを輩出していることで知られ、キエフ・バレエは芸術の都の名門として名高いだけに、彼らの思いのこもった舞台に注目したい。
なお、長らくウクライナ国立歌劇場(キエフ・バレエ、キエフ・オペラ、ウクライナ国立歌劇場管弦楽団)の日本公演を手がけている招聘元は、同歌劇場への義援金を募っており、2022年3月4日の受付開始以来、4月13日時点で1004名から8,290,000円が集まっている。
エレーナ・フィリピエワ (キエフ・バレエ 芸術監督)コメント
私たちにとってバレエは人生であり、バレエなしには私たちの存在を想像することができません。現在私がいるキエフで公演できる機会はなく、ウクライナの劇場はほとんど閉鎖されています。
日本のファンの方からたくさんのメッセージが届き、私たちのことを心から心配して応援してくれていることに、本当に感謝しています。私の大好きな日本で公演することができるのは、このうえない幸せです。私たちは諦めることなく、この美しい芸術を皆様に届けたいと強く望んでいます!今回の日本公演では、私たちが強く生きていることを示したいと思っています。バレエ芸術は、それを観る人の心を豊かにして、喜びをもたらします。ウクライナが戦争状態にある困難な時期に私たちができることは、より良い未来を創るために芸術を絶やさず届けることだと思っています。
文=高橋森彦
公演情報
■公演日程:2022年7月15日(金)~8月9日(火)予定
■公演会場:東京国際フォーラムホールC、J:COMホール八王子、NHK大阪ホール、愛知県芸術劇場、ロームシアター京都ほか北海道、岩手、山形、静岡など、全国公演開催予定
■予定演目 :「眠りの森の美女」より、「白鳥の湖」より、「バヤデルカ」より、「瀕死の白鳥」、「ゴパック」ほか
■出演予定:O.フィリピエワ、A.ムロムツェワ、Y.モスカレンコ、S.アリシャンスキー、O.チュチュニク ほか
■料金:全席指定8,000円~6,500円予定 ※公演会場により異なる
■その他:
※演奏は特別録音音源を使用いたします ※3歳以下のお子様の入場はご遠慮ください
※演目、出演者は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※4~18歳対象の子供無料
■一般発売開始:2022年5月6日(金)12時 ※公演会場により発売日別
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■公演の詳細、
※公演名称について:劇場などの意向がありましたら変更する場合もございますが、当面は長年に渡り親しまれてきた公演名のまま開催させていただきます。
英語名は2007年当初よりウクライナ語由来の表記である「KYIV BALLET」を使用しております。 (詳細は公演HP参照)