新人・白鳥晴都×川島鈴遥×オダギリジョー　松本優作監督の商業デビュー映画『ぜんぶ、ボクのせい』公開が決定

映画『ぜんぶ、ボクのせい』が８⽉11⽇(⽊・祝)に公開されることが決定した。

『ぜんぶ、ボクのせい』は、松本優作監督の商業デビュー長編映画。松本監督は、2019年には秋葉原無差別殺傷事件をモチーフとした映画『NOISE ノイズ』がモントリオール世界映画祭、レインダンス映画祭、SKIPシティ国際 D シネマ映画祭など多数の海外映画祭に出品。また、短編映画『⽇本製造／メイド・イン・ジャパン』では国内外の映画祭で上映されている。

主演を務めるのは、オーディションで選ばれた新⼈の⽩⿃晴都。⽩⿃は、瀬々敬久監督の映画『とんび』(2022年公開)で、スクリーンデビューを果たしている。また、詩織を演じる川島鈴遥は、オダギリジョー監督『ある船頭の話』でもヒロインに抜擢されており、⾼崎映画祭最優秀新⼈⼥優賞を受賞している。さらに、主⼈公が海辺で出会う軽トラで暮らすホームレス状態の男・坂本役でオダギリジョーが共演者に名を連ねる。

児童養護施設で⺟の迎えを待ちながら暮らす優太(⽩⿃晴都)。ある⽇、偶然⺟の居場所を知った優太は、会いたい⼀⼼で施設を抜け出した。しかし、そこにいたのは同居する男に依存し⾃堕落な⽣活を送っている⺟だった。絶望した優太は、当てもなく海辺を歩いていると、軽トラで暮らすホームレス状態の男・坂本(オダギリジョー)に出会う。何も聞かず⾃分を受け⼊れてくれる坂本。⼆⼈はわずかな⾦銭を稼ぎながら寝⾷をともにする。裕福な家庭に育つも、家にも学校にも居場所がない少⼥・詩織(川島鈴遥)とも顔⾒知りになる。優太は、⾃分と同じ寂しさを抱えながらも⼼優しい詩織に惹かれていく。しかし、そんな穏やかな⽇々もある事件によって終わりを告げる。

なお、エンディング・テーマは⼤滝詠⼀作詞・作曲の「夢で逢えたら」に決定。8⽉3⽇（水）には、同曲の７インチアナログレコード・シングルがリリースされる予定だ。ジャケットアートワークなどは今後発表される予定。

『ぜんぶ、ボクのせい』は2022 年８⽉ 11 ⽇(⽊・祝)より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開。