hideの作品がオーケストラによって蘇る『LEGEND SYMPHONY』5月開催、酒井健治によるhideオマージュ曲の世界初演も
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hideの名曲の数々を、オーケストラアレンジによって再現する『LEGEND SYMPHONY vol.1 hide』が、5月13日、14日に京都コンサートホールにて開催される。
X JAPANのギタリストHIDEとして、またソロアーティストとして日本の音楽シーンに多大な影響を与え、1998年に惜しまれつつこの世を去ったhide。hideが発する音楽やライブパフォーマンスは、常に革新的でオリジナリティに溢れ、“まるで移動遊園地やおもちゃ箱をひっくり返したようだ”とも称された。
MBSによって2016年よりスタートする『LEGEND SYMPHONY』は、京都市交響楽団の演奏による“音響”によって、音楽シーンに名を刻むレジェンドたちの楽曲の魅力、そして更なる可能性に迫るという新シリーズ。Vol.01では、hideが生み出したメロディアスでグルーブ感ある楽曲たちがオーケストラによって、新たな表情を見せる。
また、本公演の目玉となるのがhideオマージュ曲の世界初演だ。作曲を手掛けるのは、武満徹作曲賞、芥川作曲賞、文化庁長官表彰(国際芸術部門)、ジョルジュ・ヴィルデンシュタイン賞など国内外の賞を次々に受賞し、2015年5月フランス文化省によりローマ・フランスアカデミーのフェロー(ローマ賞)に選ばれた気鋭の作曲家、酒井健治。hideのトリビュートアルバムへ楽曲を提供した経験もある酒井が、指揮者・山下一史と京都市交響楽団とともに、hideのオマージュ作品に挑む。
そして、本イベントのメインビジュアルを手掛けたのは墨絵アーティストの西元祐貴。NHK総合「news watch9」のオープニングCGや「戦国BASARA4」の墨絵を手掛ける西元が、「今、ステージに本人が立っていたら…」という想いを膨らませ、作り上げた。hideが生み出した楽曲を壮大なオーケストラサウンドと、未体験の演出で体感するライブプロジェクト『LEGEND SYMPHONY vol.1 hide』は、2月27日より一般発売が開始される。
◎酒井健治 コメント全文
今回のhideオマージュ新作は、過去にもhideさんへのトリビュートアルバムに参加した事があり、それが縁となり、今回は僕の作品の密接なコラボレーターである、N響首席ホルン奏者、福川伸陽さんと敬愛する素晴らしいピアニスト、三浦友理枝さんをフューチャーした管弦楽というメディアでの発表になります。オーケストラの持つ重厚感を伴うドライブ感に加えて、僕がこれまでの作品でリアライズしているオーケストラからこんな音が発せられるんだという新鮮な驚き、オーケストラの新しい可能性を作品に込めたいと思っています。
◎公演情報【LEGEND SYMPHONY vol.1 hide】
日時:2016年5月13日(金)開場18:00 開演19:00
5月14日(土)開場15:00 開演16:00
会場:京都コンサートホール
一般発売:2016年2月27日(土)10:00~