スピラ・スピカのワンマンライブツアー、ファイナルのレポート到着　4周年記念ライブ開催を発表

スピラ・スピカが、One-Man Live Tour 2022『スピスピと燦々輝こう！～ナガレボシトレインに乗って～』を、大阪 BIG CATの他、全国8都市にて開催し、6月5日（日）に東京・渋谷Spotify O-EASTでファイナル公演を迎えた。

その公式レポートが到着したので、以下、掲載する。

スピスピ、ライブツアーファイナル公演レポート

『スピスピと燦々輝こう！～ナガレボシトレインに乗って～』というタイトル通り会場に汽笛が鳴り響き、ステージに続々とメンバーが姿を現し披露されたのは、メジャーデビューシングル「スタートダッシュ」。

スピラ・スピカ始まりの曲であり疾走感溢れるロックナンバーと、メンバー全員の弾けるような笑顔に、会場はワンマンライブのスタートに相応しい盛り上がりとなった。

続いてロート製薬″爽快系目薬 ロートZ!″のCMソングとなっている「夏のキセキ」が披露されると、スピラ・スピカらしい爽やかで力強い青春ソングに、観客の熱気はますます高まっていく。

続く2nd アルバム「ナガレボシトレイン」収録曲「ゲットゴーイング」は、数々のヒット曲を手掛けている音楽プロデューサーユニット・Jazzin’parkの提供曲。これまでのスピラ・スピカにはない、より隙間を感じさせるアレンジが特徴で、「大丈夫」と背中をすっと押してくれる歌詞が魅力的な楽曲に、観客も全身で心地よいリズム感を感じているのが伝わってくる。

MCでは、突如幹葉が「寿司が握りたくなってきた・・・」と言い残しステージを去る場面も。

突如サブステージが登場し開店したのは、なんと「幹葉寿司」！ お寿司が回る回転寿司レーンと、法被に寿司職人らしいハチマキ姿の幹葉が登場し、ステージ上に「幹葉寿司」が開店！「お寿司デリバリーしようかな」と、大きな寿司を抱えた幹葉が本ステージへ行くと始まったのは「サークルフィッシュ」。

「フィーリング タイミング ハプニング」というコーラスと共に、お寿司を握る手の形で盛り上げるクラップ、サポートキーボードの重永亮介と共にステージ中央のお立ち台に立ち満面の笑顔で会場を盛り上げる幹葉の姿に、観客は力強いクラップを響かせた。

「君に、どうしても伝えたいことがあります」と幹葉の語りで、サポートキーボード・重永亮介との二人で披露されたのは、TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」最終回の挿入歌としても使用された楽曲「君に伝えたいことがあるんだ」。

これまでのエネルギッシュでパワフルな空間から一転、大切な人へ語りかけるように歌う姿に、観客も真っすぐな幹葉の歌声に聴き入りました。そして、幹葉の親友であり、Poppin'Partyの花園たえ役等でも知られる声優でシンガーソングライターの大塚紗英から幹葉への提供楽曲「なんてね、バカ。」。

女の子の等身大な歌詞とピアノのポップネス・ギターの重厚感がまざりあった失恋ソングとなっており、感情的に歌い上げる幹葉の色っぽい表情と、歌詞の「赤、青、ピンク」に合わせ悲しくも鮮やかな花火を演出している照明が合わさり、スピラ・スピカの新たな魅力が詰まったライブパフォーマンスとなった。

感傷的な雰囲気から一転、スピラ・スピカのライブで定番となってきたダンスコーナー。「ピラミッド大逆転」では観客全員が息の合った″ピラミッドダンス″を披露し、再び会場の熱気は最高潮に。

続けて「イヤヨイヤヨモスキノウチ！」では、幹葉の地元・徳島の阿波踊りをモチーフとした″イヤスキ阿波踊りダンス″を踊りたりないとエンドレスし続ける一面も。

踊り切ったメンバーからは、「水が美味しいなぁ！アチアチな阿波踊りをありがとう！」とここでしか体験することのできない、観客と一体となったライブへの感想が飛び交った。

ライブも終盤に差し掛かり、「みんなのキラキラ輝く瞳を見るのが大好き！今日この日を忘れんとってな！」と力強い言葉を投げかけ披露されたのは、「燦々デイズ」（TVアニメ「その着せ替え人形は恋をする」オープニングテーマ）。

悩みや葛藤と向き合いながらも″自分の好き、ありのままの自分を大切にする″という想いを込め、「着せ恋」のストーリーにも寄り添ったスピラ・スピカらしい爽やかで、弾けるような青春ロックサウンドの楽曲となっており、観客はキラキラとした目でスピラ・スピカを目に焼き付けていた。

今回のツアーラストを飾ったのは、2nd アルバム「ナガレボシトレイン」にもラストに収録されている「春は待っている」。

感傷的なゆったりとしたテンポの中で、″上手くいかない日、楽しい日、色んな日々があるけれど、新しい出会い、春は待っているから頑張っていこう″というメッセージが光る、ライブのラストを飾るのにふさわしい楽曲と、観客一人ひとりと目を合わせて丁寧に歌う幹葉の姿に、会場は温かい拍手に包まれ、スピラ・スピカらしい、聴く人を笑顔にし、明日への希望が湧いてくるスピラ・スピカのワンマンライブツアー『スピスピと燦々輝こう！～ナガレボシトレインに乗って～』は幕を閉じた。

そして、スピラ・スピカのデビュー4周年を記念したプレミアムなライブ『スピラ・スピカ 4th Anniversary Premium One-Man Live』が、8月13日にスピラ・スピカがインディーズ時代から思い出の心斎橋 Music Club JANUSで開催されることも発表され、同時にファンクラブにて先行受付がスタートした。

これからも太陽のように聴く人を照らし続けるスピラ・スピカから目が離せない。