ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール　亀井聖矢、田所光之マルセルを含む12名のセミファイナリストが決定

アメリカ・テキサス州のフォートワースにて開催されている第16回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール。日本時間6月7日（火）午前にクォーターファイナル（2次予選）18名の演奏がすべて終了し、セミファイナルへ進む12名が発表となった。日本勢からは、亀井聖矢、田所光之マルセルの2名がセミファイナルへの出場が決定した。

セミファイナル進出者（演奏順）の12名は、以下の通り。

Anna Geniushene（ロシア、31歳）
Masaya Kamei 亀井聖矢（日本、20歳）
Clayton Stephenson（アメリカ、23歳）
Uladzislau Khandohi（ベラルーシ、20歳）
Yutong Sun（中国、26歳）
Marcel Tadokoro 田所光之マルセル（フランス/日本、28歳）
Honggi Kim（韓国、30歳）
Jinhyung Park（韓国、26歳）
Dmytro Choni（ウクライナ、28歳）
Changyong Shin（韓国、28歳）
Ilya Shmukler（ロシア、27歳）
Yunchan Lim（韓国、18歳）

ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールは、1962年に創設。1958年の第1回チャイコフスキー国際コンクールピアノ部門の優勝者ヴァン・クライバーンを記念して、テキサス州のフォートワースにて4年に1度開催されている。過去には辻井伸行（2009年・第13回）が優勝。今回、第16回は過去最多となる388名の参加者がエントリーした。

セミファイナルは、6月8日～6月12日（現地時間）に開催され、60分のソロリサイタルとモーツァルトの協奏曲（共演：ニコラス・マギーガン指揮 フォートワース交響楽団）の2ステージで行われる。