藤あや子、ドライバー歴43年の腕前を披露　新曲「鳥」ミュージックビデオでロードスターを運転

本日、6月21日（火）に歌手デビュー35周年を迎えた藤あや子。

記念すべき日の朝6:00、新曲「鳥」のミュージックビデオがYouTube上に公開された。また、AM0:00より各サービスで先行配信が開始された。南こうせつの名曲「鳥」を、南こうせつ自らのプロデュースで藤あや子がカバーし、心の中で静かに揺れる秘めた想いを語るように歌う、心に沁みる一曲。

静かに流れる心模様をシネマ・ドキュメンタリーのように描かれた今作のMV。監督を務めたのは、小松莊一良氏。国内外のアーティストをはじめ、数多くの作品を制作してきた。藤あや子とは2005年以来ミュージックビデオやコンサートDVDの撮影など数々の作品で、新しい映像制作に取り組んできた盟友でもある。

ロケ地は千葉の木更津と富津。街の灯りや景色が華美ではないどこか侘しさが漂う港町やガソリンスタンドなどが、シネマ・ドキュメンタリーなルックというコンセプトにこの上なくマッチしたロケーション。雨の日のロケ撮影、小雨のタイミングを見計らってドローンを飛ばし上空からの撮影も行われた。雨に濡れながらの撮影となったが、曲のタイトルである“鳥”目線の美しい映像が印象的だ。

また、今回のMVのみどころは、10代で免許を取得しドライバー歴43年、ミュージックビデオで自ら車の運転をするのは初めてという藤のドライブシーン。トレンチコートにサングラス姿でロードスターを走らせる姿は、さすがキャリアも長くプライベートでもドライブ好きというだけあってクール。その中に寂しさも漂わせて、“女優・藤あや子”の面目躍如ともいえる演技を披露している。また、本日放送のNHK『うたコン』では、新曲「鳥」をTVで初歌唱を披露する。プロデュース・作曲の南こうせつも出演する本日のNHK『うたコン』、デビュー35周年という記念日を迎えた「歌手・藤あや子」の魅力を堪能いただきたい。

「鳥」ミュージックビデオ 監督・小松莊一良氏コメント

若く情熱の時代を超えた今。かなわぬ愛に区切りをつけるため、女は車を駆って小さな旅に出た･･･
デビューから３５周年を迎え、歌や映像で数々の女性像を演じてきた藤あや子さん。そんな彼女に魅了され、これまで作り続けたミュージックビデオは今回で３１本目となりました。
せつないほど純なこころを演じた『素肌』や、唯一無二のポップアイコンとしてジャンルを越境した『秋田音頭-AKITA・ONDO- Bonjour Club Mix』など、近年も鮮やかな女性像を映像に焼き付けてくれました。
静かな情念と哀しみで舞い続ける越境者“藤あや子”。これからもどんな生き様で、新たな女性像を見せてくれるのか。まだまだ興味は尽きません。

「鳥」MV