初の空手“団体形”決勝・3決出場チームが決定! 7/22『全日本空手道団体形選手権大会』はチケット発売中

2022.6.29
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空手道初となる“団体形” の日本一を決める『第1回全日本空手道団体形選手権大会』決勝・3位決定戦が7月22日(金)、ホテルメルパルク東京イベントホール(東京都)にて開催される

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空手道初となる“団体形” の日本一を決める『第1回全日本空手道団体形選手権大会』決勝・3位決定戦が7月22日(金)、ホテルメルパルク東京イベントホール(東京都)にて開催される。

「形」とは、仮想の敵に対する攻撃技と防御技を一連の流れとして組み合わせた演武のこと。『東京2020オリンピック』でも日本人選手が活躍し、世界から注目を集めた。

同大会で行われる「団体形」では、3名の選手がシンクロして「形」を披露。立ち方・技・正確な呼吸法などの技術面と、力強さ・スピード・バランスなどの競技面で競う。

『第1回全日本空手道団体形選手権大会』は、6月18日(土)・19日(日)に予選が行われた。その結果、決勝、3位決定戦には以下のチームが進出した。

【女子】
<決勝>
近畿地区B(浪速高校)
近畿地区A(大阪学芸高校)

<3位決定戦>
関東地区A(群馬県/国士舘大学)
高体連A(埼玉栄高校)

【男子】
<決勝>
関東地区A(群馬県)
関東地区B(埼玉栄高校)

<3位決定戦>
九州地区A(劉衛流龍鳳会)
近畿地区A(大阪学芸高校)

『第1回全日本空手道団体形選手権大会』決勝・3位決定戦の観戦は現在好評発売中。全席指定で料金はS席(1階前方4列目まで)が4,500円(※)、A席(1階)が3,000円、B席(2階)が2,000円となっている。当日券は各500円増し。

※S席は完売、S席(見切れ)は残りわずか

シートマップ

7月22日(金)の決勝・3位決定戦に出場する各チームからのコメントは以下の通り。

<女子決勝>
近畿地区B(浪速高校)

福岡夢心、神㟢美桜、清水彩瑚、森璃音

近畿地区B(浪速高校)

※撮影時に森選手が欠席

「予選から1位通過を狙っていました。高校時代最後の試合となるので、見ている人を感動させられる演武をしたいです。他のチームと違うのは気持ちの強さ、「3こイチ」のチームであること。勢いと力強さを見てほしいです。100パーセントの力を出し切って、優勝を獲りに行きます!」

近畿地区A(大阪学芸高校)

古瀬智菜、髙嶋弥世、古河蒼波、松宮千夏海

近畿地区A(大阪学芸高校)

「持ち味は「一致性」。技一つひとつのかたち、雰囲気を出すことをテーマにして頑張っています。きれいな、そろっている感じを見ている人に感じ取って頂きたいです。分解では、高さがある投げなどのダイナミックさ、本気で当てるつもりで出している攻撃技にも注目して見てほしいです。対戦相手の浪速高校は、大阪でも近畿地区の大会でも戦ってきたライバル。このメンバーでは最後の試合なので、今回で決着をつけます!」

<女子3位決定戦>
関東地区A(群馬県/国士舘大学)

本島里桜、中島風花、金古美優、吉本弥可

関東地区A(群馬県/国士舘大学)

「群馬県から関東地区予選に出たチームで、メンバー全員が国士館大学の空手道部員です。この大会のため初めて組んだチームですが、本島は松濤館流経験者ならではの力強さ、中島は小さいながらもパワフル、金古は基本に忠実できれいな形、吉本はゆっくりとした所などの見せ方が上手なのが持ち味。松濤館流の基本等もやっているので力強さがあるチームです。3位決定戦では、攻めの意識で力強さを出すところと、ゆっくり・しなやかな部分との「波」を見せたいです」

高体連A(埼玉栄高校)

戸張花音、宇都宮令菜、佐藤歌南、新城花音

高体連A(埼玉栄高校)

「普段からとても仲が良いチームで、部活動の雰囲気がピリピリしている時でも、「空手は楽しい」と思えるチームです。1人ひとりが周りに合わせるのではなく、個人の動きを、全員がセンターに立っている気持ちでやることにより、前に行く圧を出しています。分解も本気で(攻撃を)当てにいって本気でよけているので、その迫力ある演武を見て欲しいです」

<男子決勝>
関東地区A(群馬県)

梅山晟也、梅山竣也、本島照英

関東地区A(群馬県)

「群馬県選出のチームで、過去にもこのメンバーで試合に出たことがあり、今年は4月ごろから集合しました。本島が小学生、梅山兄弟が中学生の時に出会ったのが最初で、職場や学校が違うためなかなか練習時間は取れませんが、警察官である梅山兄弟の仕事明けに時間を作り、国士舘大学に集まって稽古を積んでいます。3人の持ち味は力強さなので、実際に相手を倒しているような演武を見て欲しいです。分解については中盤の勢いがある動き、次々と技が出るところが見せ場です」

関東地区B(埼玉栄高校)

井上晴喜、中澤昇龍、小林龍生、山本大希

関東地区B(埼玉栄高校)

「決勝の形は、スピードと表現、迫力が見どころ。表現とは、しっかり敵を倒そうとしている攻撃のこと。迫力とは、気合であれば声、技であれば一つひとつにパワーに生むことで出しています。練習の時からそれぞれが目の前の敵を想定し、気を抜かずに演武しています。対戦相手の関東地区Aには、関東地区の代表選考会で負けましたが、決勝では違う形での対戦となるのでリベンジしたいです。相手もパワーがあるチームですが、私たちはパワーに加えスピードも出して、食いついていきたいです」

<男子3位決定戦>
九州地区A(劉衛流龍鳳会)

池田竜晟、島田辰夫、髙良蒼空

九州地区A(劉衛流龍鳳会)

「同じ会派の指導員仲間の3人で、団体を組んで5年目になります。池田は監督の清水由佳先生(茨城県出身)に憧れて高校1年の時に茨城県取手市から沖縄に移り住みました。東京2020オリンピック金メダリストの喜友名諒選手たちと共に、毎日佐久本嗣男先生に指導を受けています。劉衛流(りゅうえいりゅう)伝統の技、とくに一歩出る間に攻撃を2つ出すような展開の速さや、突くというより砕く意識で繰り出す表現を見てほしいです」

近畿地区A(大阪学芸高校)

盛下達矢、松村颯天、岡本朱良、若林寛斗

近畿地区A(大阪学芸高校)

「勢いよく、迫力とまとまり、雰囲気が自分たちの持ち味。4人は高校で出会った仲間で、「日本一」という目標を持って大阪学芸高校に入ってきました。部活では仲間でもあり、お互いがライバルです。団体形の魅力は、タイミングがそろったらきれいなこと。形の演武中、足音、道着の音がぴったり合うと気持ちがあがり、個人でやるより3倍楽しいです。分解では手や腕のライン、攻撃された時のリアクション、技が当たる瞬間等にこだわっています。技の正確さ、精度を見てほしいです。3位決定戦では社会人チームとの対戦になりますが、気負わず学芸らしく演武したいです」

今大会は劇場空間による舞台演出を取り入れた、今までにない空手の大会となる。団体形が持つ芸術性を一層際立たせることで、空手ファンはもちろん、初心者でも楽しめるような舞台演出が予定されている。

 

イベント情報

『第1回全日本空手道団体形選手権大会』男子・女子 3位決定戦および決勝戦

 日時:7月22日(金)18:00開会(17:15開場)
 場所:ホテルメルパルク東京イベントホール(東京都)

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