世界初演、エンニオ・モリコーネの珠玉の名曲を映像と共にオーケストラが奏でるコンサートの来日公演が決定
エンニオ_モリコーネ©︎ Muthmedia GmbH
世界的な映画音楽の巨匠、イタリアのマエストロ、エンニオ・モリコーネ。彼が生前から計画をしていたオフィシャル・トリビュート・コンサートが2022年11月5日(土)と6日(日)に東京国際フォーラム・ホールAで開催される。同公演はワールド・ツアーに先駆け、日本が初演となる。
今年は2020年に亡くなったエンニオ・モリコーネのちょうど没後2年にあたる年。同コンサートでは、エンニオ・モリコーネの偉大なる業績を讃え、これまでに残した珠玉の映画音楽を厳選。「続・夕陽のガンマン」「アンタッチャブル」「ミッション」」「ニュー・シネマ・パラダイス」やアカデミー賞作曲賞を受賞した「ヘイトフル・エイト」など、誰もが聴いたことがある映画音楽やテーマ曲を、映画の名シーンをスクリーンに映しながら、オーケストラと合唱団が演奏する。映像は各映画の名シーン上映に加え、これまで世に出たことのないモリコーネのバックステージやインタビューなど、秘蔵映像も初公開されるという。
指揮は「ニュー・シネマ・パラダイス/愛のテーマ」の作曲家で、エンニオの次男でもあるアンドレア・モリコーネが担い、エンニオと長く活動を共にした演奏家や歌手も共に来日。日本を代表するオーケストラ、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏に加え、合唱団GLORY CHORUS TOKYOを指揮するのはステファノ・クッチ。総勢140名の演奏家が一堂に会して奏でるセレブレーション・コンサートになる。
エンニオ・モリコーネ『オフィシャル・コンサート・セレブレーション』は、日本公演のあと、11月26日にダブリン、28日にロンドン/O2アリーナ、30日にベルリン/メルセデス・ベンツ・アリーナを経て12月22日のポーランドまで、ヨーロッパ各都市のアリーナを廻るワールド・ツアーを開催する。