乃木坂46・久保史緒里が映画初出演で初主演 『左様なら今晩は』で萩原利久と共演
-
ポスト -
シェア - 送る
映画『左様なら今晩は』 (C)2022「左様なら今晩は」製作委員会
映画『左様なら今晩は』が11月11日(金)に公開されることが決定。あわせて、キャスト情報が解禁された。
『左様なら今晩は』は、山本中学氏が2019年に『ヤングキング17号』(少年画報社)にて連載をスタートした同名漫画を実写映画化したもの。ごく普通のサラリーマンと、陽平の部屋に突如姿を現した幽霊との奇妙な共同生活を描いた作品だ。同棲していた恋人に振られた陽平のもとに、突如姿を現す幽霊の愛助。ずっと部屋に住んで陽平のことを観察していたという愛助は、「優しいふりして面倒な事から逃げているから、恋人にも逃げられた」と、いきなり上から目線でダメ出しをする。かと思いきや、生きている間に恋愛を経験しなかった愛助は、男女が“付き合う”ことに興味津々で、陽平に質問攻めの毎日。最初は煙たがり、何とかして愛助を除霊しようとする陽平だが、人間の女の子と変わらない愛助との時間に居心地の良さを感じ始める。
『左様なら今晩は』原作書影︎ (C)山本中学/少年画報社
『左様なら今晩は』実写映画化で監督・脚本を務めるのは、高橋名月氏。高橋氏は、高校在学中に執筆した『正しいバスの見分けかた』で、第14回『伊参スタジオ映画祭 シナリオ大賞』短編の部のグランプリを、映画祭史上最年少の18歳で受賞。翌年に自身でメガホンをとり、中条あやみ主演で映像化された同作は、2019年に4年越しでシネマート新宿を中心に大阪、名古屋などで劇場公開された。
本作では、乃木坂46・久保史緒里が映画初出演にして初主演を果たすことに。久保は、原作とは異なるオリジナルのキャラクター設定で描かれる幽霊・愛助を演じる。愛助は、生きている間に恋愛を経験しなかったウブでピュアな幽霊だ。
また、愛助と共同生活を送ることになる平凡なサラリーマン・陽平を、萩原利久が演じることもわかっている。
キャスト、監督のコメントは以下のとおり。
久保史緒里(愛助 役)
久保史緒里(乃木坂46)
『久保が主演で映画を撮ります』
あまりの驚きに、言葉を失いました。
初めての映画出演。初めての主演。こんなにも恵まれた環境での挑戦に、感謝の気持ちでいっぱいです。
今でも、撮影の頃の愛助を思うと、どこか愛おしいような…懐かしいような…そんな感覚に包まれています。
他人事のようですが、愛助に今も会いたくて会いたくて。この感情をきっと陽平さんは感じていたのかなと思いながら振り返る日々。緊張と不安の中、素敵な共演者の皆様・スタッフの皆様に囲まれて、人生初めての経験は、輝かしいものとなりました。どうか、たくさんの方に触れていただけますように。
宜しくお願い致します。
萩原利久(半澤陽平 役)
萩原利久 (C)寺中一桂
半澤陽平役を演じました萩原利久です。
久保史緒里さん演じる愛助と出会い、普通の日常から突然非日常な日々に変わりその中での陽平の成長だったり変化を演じるのはとても楽しかったです。普通のシチュエーションじゃないからこそ、1つ1つのシーンで監督や久保さん、スタッフの皆さんと丁寧に臨めたと思います。
幽霊が出るとなんだか勝手にホラーを想像してしまう方もいるかもしれませんが、愛助と陽平の生活は本当に日本のどこかにいるんじゃないかと思えるくらい温かい作品です。
決してホラーではございません。ぜひ、いろんな方に劇場で観てもらえたら嬉しいです。
高橋名月(監督・脚本)
高橋名月氏
主演の久保史緒里さんと萩原利久さんに初めてお会いした瞬間「愛助と陽平はこの二人しかいない」と確信しました。お芝居に対してどこまでもストイックな久保さん、そしてどんな要求にも自由自在に応えてくれる萩原さん。だいたい同世代の2人と、お互いの意見や解釈を率直に交わしながら撮影ができたように思います。山本中学さんが作り上げた少し不思議なのにリアルで、それでいてコミカルな世界観の中で、久保さん萩原さんのお二方やそのほかキャスト、スタッフ一同力を尽くし、愛を込めた作品です。ぜひ劇場に足を運んでいただけますと嬉しいです。
『左様なら今晩は』は11月11日(金)渋谷シネクイントほか全国ロードショー。