堀内賢雄、津田健次郎、関智一、木村昴ら7名が参戦 ブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』日本語吹替版声優を発表
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下段左から、堀内賢雄、津田健次郎、関智一、木村昴
9月1日(木)に封切られる映画『ブレット・トレイン』から、日本語吹替版の声優7名が発表された。
『ブレット・トレイン』は、伊坂幸太郎氏の小説『マリアビートル』を映画化したもの。スタントマン/アクション監督出身で、『デッドプール2』『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』などで知られるデヴィッド・リーチ監督の最新作だ。ブラッド・ピットを主演に迎えた本作には、ジョーイ・キング(『キスから始まるものがたり』シリーズ)、アーロン・テイラー=ジョンソン(『TENET テネット』)、ブライアン・タイリー・ヘンリー(『エターナルズ』)、ザジー・ビーツ(『ジョーカー』)、ローガン・ラーマン(『フューリー』)、マイケル・シャノン(『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』)、アンドリュー・小路、歌手・ラッパーのバッド・バニーことベニート・A・マルティネス・オカシオ、福原かれん、真田広之らが出演している。
世界一運の悪い殺し屋・レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが、次から次へと乗ってくる身に覚えのない9人の殺し屋たちに命を狙われ、レディバグは降りたくても、降りられない。最悪な状況の中で、列車はレディバグを乗せたまま終着点・京都に。やがて明らかになっていく、殺し屋たちの過去の因縁。そして、終着点で世界最大の犯罪組織のボス=ホワイト・デスと対峙する。
本作の日本語吹替版では、主人公の“世界で最も運の悪い殺し屋”レディバグ(ブラッド・ピット)の声を堀内賢雄が担当。レディバグに襲い掛かる腕利きの殺し屋コンビ=タンジェリン(アーロン・テイラー=ジョンソン)とレモン(ブライアン・タイリー・ヘンリー)の声を、津田健次郎と関智一が吹き替える。
また、メキシコNo.1の殺し屋・ウルフ(バッド・バニー)の声を演じるのは、木村昴。さらに、なにかと“運命”を語りたがる謎の剣の達人・エルダー(真田広之)の声を井上和彦が、息子の仇を捜す元殺し屋・キムラ(アンドリュー・小路)の声を阪口周平が、世界最大の犯罪組織を率いるホワイトデス(マイケル・シャノン)の声を立川三貴が担当する。
日本語吹替版声優の堀内、津田、関、木村のコメントは以下のとおり。
堀内賢雄(レディバグ)
――オファーを受けた時のお気持ちは?
オファーを頂き、また大好きなブラッド・ピットの作品で吹き替えが出来る喜びでいっぱいでした。さらに、原作が伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」と聞いて、喜びは倍増、しかも舞台は日本。盛り上がること間違いなし!収録前から気合い入りまくりでした。
――声を演じたレディバグについて。
レディバグは情緒不安定でセラピーを受けてからの復帰初仕事、簡単に終わると思いきや、最悪の状況に流れが変わって行く‥そんな中での繊細なレディバグが見ず知らずの殺し屋達と絡み、運の悪さを嘆き乍らの心理描写は秀逸です。
――今作のアフレコで、自分にとって挑戦だったことは?
私にとっての挑戦は、レディバグの繊細な心理描写をどう演じるか。更に散りばめられたコミカルなセリフ、そして豊富なアクション、全部アリの演技、それを魂を込めて演じきる。役者人生の集大成、まさに挑戦です。収録は気力も体力も使い果たすほど充実した疲れでした。役者冥利に尽きるの一言につきます。収録後の達成感は極みでした。声はガラガラになりましたが幸せな収録になりました。
――これまでの人生最悪の瞬間は?
収録日にギックリ腰になり、はじめは軽いから大丈夫だと思いきや、次第に状況は悪化、セリフを喋る度に腰に痛みが‥。
笑うシーンは痛みで全く力が入らず笑いが泣き声に近くなる有様。なんとか収録を終えた頃嘘のように痛みは消えていました。なんと運の悪いことか‥。
――映画を楽しみにしている皆さんへのメッセージ。
日本を舞台に、しかも超高速列車の中で殺し屋達が大暴れ、しかもキャラクターが超絶個性的、コミカルでシリアスそしてアクション満載!
しかもそれぞれが皆妙に繋がる展開。とにかく気分爽快!きっと皆様満足度いっぱいで運の良さを感じる作品です。どうぞ楽しんでください。
津田健次郎(タンジェリン 役)
――オファーを受けた時のお気持ちは?
お話を頂く前に注目していた作品で、予告編を観たり調べたりしていたので、オファーを頂きとても嬉しかったです。
――声を演じたタンジェリンについて。
レモンとコンビの殺し屋です。紳士的でクールな凄腕の殺し屋なのにずっととぼけているようなキャラクターです。特に相棒のレモンとの会話は笑えます。
――今作のアフレコで、自分にとって挑戦だったことは?
オフビートな会話が多い為、脱力した芝居が基本で、スピード感溢れるエネルギッシュなシーンでも力を余り入れない様に話すのにとても気を遣いました。
――これまでの人生最悪の瞬間は?
舞台上で芝居をしている最中、一人の役者が台詞を忘れてしまい、その役者が台詞を思い出すまでもう一人の役者とアドリブでずっとアドリブで芝居を続けていた時です。なかなかにスリリングな時間でした。
――映画を楽しみにしている皆さんへのメッセージ。
舞台は日本だけど僕らの知ってる日本じゃない、スピード感溢れるポップで笑えるエンタメ作品です。他では観られない独特の雰囲気を是非楽しんで下さい。
関智一(レモン 役)
――オファーを受けた時のお気持ちは?
予告を見て面白そうだと思っていたので、本編吹替えに参加できて光栄でした。
――声を演じたレモンについて。
今まで吹替えで演じたことのないタイプだったので、楽しかったです。名前が可愛い!
――今作のアフレコで、自分にとって挑戦だったことは?
今作に限らず、常に挑戦です。吹替えでご覧になる皆さんが、作品を楽しんで頂けるお手伝いが出来てると嬉しいのですが。
――これまでの人生最悪の瞬間は?
大好きなカレー店で、少々値段が張るエビカレーを頼んだ。大きなエビがゴロゴロ入っている。興奮してルーを一気に皿の上のライスにかけた。勢いよくかけたせいで、エビだけが全て皿の上から飛び出し、机の上に落ちてしまった。結果ただのカレーになってしまった事。
――映画を楽しみにしている皆さんへのメッセージ。
ジェットコースターの様に、激しくあっという間に駆け抜けるエンターテイメントムービーだと思います。最後まで興奮しっぱなしでお楽しみ下さい!個人的には真田広之さんがカッコよくて特におススメです!
木村昴(ウルフ 役)
――オファーを受けた時のお気持ちは?
日本で生まれた物語のハリウッド映画化と聞いて、ワクワクしたことを覚えています。予告編からものすごい映像美で、この映画に携われることが誇らしい気持ちでした。
――声を演じたウルフについて。
とにかく格好よかったですね。渋い声で愛の言葉を囁くシーンは何回も見返してしまうほどお気に入りです。またブラッド・ピットさんとのアクションシーンは圧巻でした!
――今作のアフレコで、自分にとって挑戦だったことは? ラッパーとしても活躍するバッド・バニーの声を担当してどうでしたか?
渋い声でスペイン語にも挑戦したので、そこに注目していただきたいです!
――これまでの人生最悪の瞬間は?
お手洗いを済ませ、トイレのレバーを引こうとした瞬間ギックリ腰になったことです。絶望しました。トイレの水と共に水に流したい最悪の瞬間でした。
――映画を楽しみにしている皆さんへのメッセージ。
日本ってすげえ!となる映画だと思います。日本語も色んなところに登場しますし、見応え充分の映画だと思います。お楽しみに!!
なお、日本語吹替版声優の発表にあわせ、キャラ紹介PVも解禁。謎の女子学生プリンスと、毒使いの殺し屋ホーネットの声優は、いまだに伏せられたままだ。
『ブレット・トレイン』は9月1日(木)全国の映画館で公開。