アニメ化決定の『ペリリュー　―楽園のゲルニカ―』スピンオフコミック『ペリリュー　―外伝ー』1巻が発売

アニメ化が決定した『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』スピンオフコミック『ペリリュー ―外伝ー』（武田一義 原案協力：平塚柾緒（太平洋戦争研究会））1巻が本日7月29日発売された。

また、本日の朝日新聞に『ペリリュー ―外伝ー』を引用した一面広告が朝日新聞に出稿された。

『ペリリュー ―楽園のゲルニカ―』は、太平洋戦争末期に日米6万人の死者を出した戦場での戦いや米軍に追い詰められ補給も届かず飢えや病気で死んでいく日本人兵士の様子を描き出した作品。

外伝では本編で描かれなかった部分を補完している。

【『ペリリュー ―外伝ー』収録内容】
・田丸と離れ、 片倉と行動を共にしていた頃の吉敷の葛藤―― 「片倉分隊の吉敷」 （前・後編）
・ペリリュー島の戦いを米兵の目線から描く―― 「Dデイ（攻撃開始日）」
・戦後、 日本へと戻った田丸の結婚までの物語―― 「田丸と光子１.」
・島で暮らしていたマリヤの元へやってきた戦争とは―― 「ペリリュー島のマリヤ」 （前・後編）
・巻末には作家・ 石井光太 による解説も収録

かわいらしい絵柄で書かれる話はときに残虐であり、ときに悲惨な中での笑顔もある。いまだに世界から消えない戦争を思って読んでほしい。