タップダンサー熊谷和徳による新作『表現者たち New Beatnik』スペシャルゲストにハナレグミを迎え開催決定
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タップダサンサー熊谷和徳が、 2022年9月22日(木)恵比寿ガーデンホールにて、ハナレグミをスペシャルゲストに迎え『表現者たち New Beatnik』を開催する。
ハナレグミ
2021年9月、横浜赤レンガ倉庫にて開催された『表現者たち―LiBERATiON』では、 熊谷の熱き想いに共鳴しあうさまざまなアーティストを迎え、 熱いパフォーマンスを披露。
1年ぶりとなる今回は、熊谷とハナレグミを中心としたステージで、タップの伝統とその本質に迫る熊谷の表現と、ハナレグミの優しいギターと温かい歌声を存分に堪能できる贅沢な時間になる。
そして新しい試みとして、今回のために熊谷が詩を書き下ろし、“詩と歌とタップのリズムが織りなす音の景色” を描く。タップの枠を超えた新しい表現に注目だ。いまの時代に必要なポジティブな明かりを灯したい。そんな想いが詰まったステージをつくりあげる。
【熊谷和徳コメント】
熊谷和徳
『いま』しかないその瞬間のために15歳でタップを始める以前から何かしら『表現したい』という欲求が強くあったように思います。 その方法がわからず、 悶々としていた時期からふとしたきっかけで、 タップダンスに出会い、 本当に少しずつ自分を表現する『声』のようなものを掴んだり、 また手放して追いかけたり、 ということをずっとやり続けてきているように思います。
この『表現者たち』という公演はもともとは、 自分のアトリエでお客さんたちに囲まれて、 ぎゅーぎゅーになりながら、 創作段階もふくめて表現に至る過程を全部見てもらいたいという想いでスタートしました。 最終的に、 完成された舞台というのは無駄も削られて、 最もきれいな形として表に出ていくわけですが、 逆にもともとあった熱量や、 初期衝動のエネルギーの熱量のようなものは、 残念ながら削られてしまうことも多々あるように思います。
タップを始めた頃には、 誰に見せることも、 褒められることも期待せず、 ただただ自分の感情とともに、 所構わず踊って、 汗かいてた、 自分の心にだけ響いていた感動だけに従っていた、 あの頃の衝動は今も変わらずにあり、 そのエネルギーを常に大事にしていきたいと思っています。
そして2015年に小さくはじめたこのイベントでは、 一人の共演者を招いて一緒に表現を創り上げていくのですが、 その方々もまた自分の『表現』ということを大事にしているアーティストたちが参加してくれました。
そういう表現者たちとの出会いは、 僕の創造性を刺激してくれて、 自分の人生を豊かにしてくれます。
自分にとっては何より、 自分の心に正直に表現していることこそが『いきている』という実感だからです。 自分のなかの”たましい”にはいりこみ、 その瞬間の創造に全てのエネルギーをかけていく、 その時に、 『今』という瞬間しかなくなり、 過去の失敗も未来への不安も、 何もかもがなくなっていくのです。
今回、長年の親友であり、心から尊敬するアーティストのハナレグミ、永積 崇と、お互いの表現の源流や、いま溢れる想いをたどりながら、何か新しい自分たちの表現にたどり着くために、今も言葉やイメージを伝え合いながら試行錯誤しています。
いまこのように混沌とした時代だからこそ、すべてはその瞬間のために、表現のエネルギーを信じて前へと進んでいきたいです。 会場で皆さんと何かしら心のうちにある表現で共鳴できますように。
公演情報
●会場:恵比寿ガーデンホール https://gardenplace.jp/culture/hall.php
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【主催】キョードー東京 イープラス
15歳でタップを始め19歳で渡米。 NY Times誌に「真のタップアーティスト」と評される。 2006年には米ダンスマガジン誌より「世界で見るべきダンサー25人」に選出、 14年にNYにてFlo-Bert Award、 16年にはBessie Awardを受賞。 19年版ニューズウィーク誌が発表した「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。 現在はNYと日本を2大拠点とし、 ヨーロッパやアジアなど世界各地に活動の場を広げる。 独自の唯一無二のアートは日々進化し、 新たなタップダンスの未来を創造している。 東京2020オリンピック開会式において出演、 振付、 作曲を行なった。
高校2年の頃よりアコースティック・ギターで弾き語りをはじめる。 1997年、 SUPER BUTTER DOG でメジャー・デビュー。 2002年夏よりバンドと併行して、 ハナレグミ名義でソロ活動をスタート。 2021年 3月31日には約3年半ぶりとなるオリジナルアルバム『発光帯』をリリース。 2022年2月より6年ぶりとなるハナレグミ 弾き語りツアー2022「Faraway so close」を開催し、 全国巡業中。 その深く温かい声と抜群の歌唱力を持って多くのファンから熱い支持を得ている。