ガレキの太鼓、新作公演は恋愛ホラースペクタクル 『「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛』上演決定

2022.8.3
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『「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛』

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2022年10月5日(水)〜10月9日(日)下北沢OFF・OFFシアターにて、ガレキの太鼓新作公演『「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛』の上演が決定した。

昨年オープン屋号として新しいスタートを切ったガレキの太鼓。サテライト公演などコロナ渦でさまざまな挑戦をしてきたが、劇場での活動第3弾は、恋愛ホラースペクタクルと銘を打ち、「東京」と「田舎」を舞台にした恋愛と結婚の物語となる。

作・演出には『サレタガワのブルー』、『来世ではちゃんとします』など、演劇のみならず数多くのドラマや映画の脚本も手掛ける舘そらみ

舘そらみ

出演者には舞台を中心に活躍する実力派たちが名をそろえた。KAKUTA所属の実力派女優・異儀田夏葉、繊細な演技が高評のはえぎわ所属・富川一人、「こちらスーパーうさぎ帝国」の劇団員で舞台、CM、Webドラマと多方面で活動する稲葉佳那子、「アマヤドリ」の劇団員で他団体の舞台にも多く出演する小角まや、一人芝居が記憶に新しいホリユウキ、そして演劇企画集団Jr.5ジュニアファイブでは代表も務める奥田 努も参加する。

異儀田夏葉

富川一人

稲葉佳那子

ホリユウキ

奥田努

そして前回好評を博したサテライト上演も決定、日本全国、そしてカンボジアなど海外にもサテライト会場を設け、限りなく「生」に近い演劇体験を世界中に届ける。

8月6日(土)よりオフィシャル先行がスタート、一般発売は8月27日(土)より。

●あらすじ

目に見えるものだけ信じてる、そう思って生きてたら、見えないものたちに殺されかけた

2021年秋、突然やってきた夢のような恋。
信じられないほど、ズ
ズブ幸せ!
出会って1ヶ月で、結婚を決意。

結婚相手の田舎へ、彼女はご挨拶に。
ここから人生変わっちまった。
待っていたのは魑魅魍魎に、四面楚歌。
「自分を完全に見失ってしまった」彼女は日記にそう書いた。

結婚って、大変だとは聞いていた。
でもここまで価値観揺さぶられるとは聞いてないし、
ここまで死にたくなるとは聞いてない。

●舘 そらみ コメント

今回作るは、恋愛ホラースペクタクル。歳を重ね、「あー、なんとなく自分流の生き方分かってきたな」と思ったその時にこそ! 人生の大転換は無情にも訪れる。「生きるってこんなはずじゃ!あれ?処世術が使えない!」と阿鼻叫喚の七転八倒するのです。きっと人間は、いつまで経っても処世術なんて獲得できない。処世術獲得→価値観崩壊→処世術獲得→価値観崩壊=人生そんな、人生の価値観崩壊真っ最中の、主人公のお話です。

恋愛のイロハも獲得し、人生軌道に乗り出したと思ったら!急に訪れた大恋愛!それが彼女の価値観をコテンパンにして……その様は、まるでホラー。

人の七転八倒・阿鼻叫喚は、見てる分には非常に滑稽で面白い。そんな作品になると思います。

舘そらみプロフィール

ガレキの太鼓の脚本と演出を担当。脚本家・舞台演出家・地域おこし。

神奈川県生まれ、幼少期をトルコとコスタ・リカで過ごす。高校時代に学生秘書・ 年齢詐称をしてキャバクラ勤務・慶應義塾 大学在学中にバックパッカー・卒業後就職 するも1年で退職。豊富すぎる人生経験を経て2009年に劇団を立ち上げ、青年団演出部 に所属。その後約9年、脚本家・演出家として、作品を作り公演を重ねる。 同時に各地の小中高校でのWSファシリテーターとしても活動。 2015年より映像分野にも進出し、以降多くのテレビドラマ脚本を手がける。自身の実体験や、繊細な感受性から紡ぎ出される「生々しく」て、日常に「気づき」をくれ、 視野を広げてくれるような作品性とユニークで生き生きとした台詞、言葉選びが特徴。また 現在では、住居や活動拠点を1箇所に決めずに、日本各地、海外など各地を転々とする生活を送っている。

【近年の脚本作品】

〈映画〉

『私たちのハァハァ』(2015年)
『がっこうぐらし』 脚本協力(2019年)
『鳩の撃退法』 脚本協力(2021年)
ロマンポルノ50周年記念プロジェクト「ROMAN PORNO NOW」の第1弾 『手』 脚本(2022年)

〈テレビドラマ〉

テレビ大阪・BSテレビ東京『グッド・バイ』(2018年)
テレビ東京『来世ではちゃんとします』(2020年)
テレビ東京『38歳バツイチ独身女がマッチングアプリをやってみた結果日記』(2020年)
WOWOW『竹内涼真の撮休』(2020年)
テレビ東京『来世ではちゃんとします2』(2021年)
MBS『サレタガワのブルー』(2021年)
テレビ東京『ユーチューバーに娘はやらん!』(2022年)
WOWOW『にんげんこわい』(2022年)

公演情報

ガレキの太鼓新作公演
『「没入すると怖いよね、恋愛」の略で没愛』
 
脚本・演出:舘そらみ
出演:異儀田夏葉(KAKUTA) 富川一人(はえぎわ) 稲葉佳那子 小角まや(アマヤドリ)  ホリユウキ 奥田 努(Jr.5ジュニアファイブ)
 
日程:2022年10月5日(水)~9日(日)
会場:下北沢 OFF・OFFシアター
 
最速先行販売:2022年8月6日(土)11:00~8月14日(日)23:59
イープラスにて https://eplus.jp/garekinotaiko/
 
一般発売:2022年8月27日(土)10時~
 
情報:
全席自由席(整理番号付き・税込)
一般 前売/当日共に3,800円
U-22 前売/当日共に2,200円(入場時要証明書)
高校生割引 前売/当日共に1,000円(入場時要証明書)
 
★サテライト生配信とは…
東京の劇場公演と同時に、全国各地域の公民館や施設に“サテライト会場”を設置し、演劇公演の『ライブビューイング』を行う。昨年の公演「we can fly」では、石川のコミュニティーホール・福岡のカフェ・カンボジアのバー、3箇所に会場を設置、演劇に触れたことのない方々に演劇体験を提供し、多くの地域(国を超えて)で同時に演劇を見よう、という特別体験の催し。 オンライン配信ではなくライブビューイング方式を選択したのは、「決められた時間に、会場に足を運び、作品を見る」 ことで、より生に近い演劇体験を提供できるのではないか、という思いから。また、感染症対策においても、安心できる環境で演劇体験を共有してほしいと考えている。
 
お問合せ:Mail.engekikamo@garekinotaiko.com
主催:ガレキの太鼓
 
●ガレキの太鼓とは
2009年に舘そらみを中心に若々しく旗揚げ。その後⻘年団リンクとして活動し、のちに独立。どうにも演劇がやれなかった日々を経て、2020年から、誰もが名乗れる「オープン屋号」として楽しく再開。劇団や既存のしがらみから解放された状態で、演劇をやりたい人がやりたい時にやる。自由に、新鮮に、愛を持って。そんな人たちです。全国津々浦々で「流しの演劇」や、カンボジアでの劇場作りをやる予定。本気。
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