NBAバレエ団、世界中で愛される“おとぎ話”のひとつ『眠れる森の美女』を初上演

2022.8.10
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NBAバレエ団『眠れる森の美女』

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2022年12月17日(土)・18日(日)所沢市民文化センターミューズにて、NBAバレエ団『眠れる森の美女』を初上演する。

『眠れる森の美女』は『白鳥の湖』『くるみ割り人形』と並びチャイコフスキー三大バレエのひとつとして世界中で愛されている作品。

初演は今から約130年前、1890年マリインスキー劇場。振付はマリウス・プティパ。当時マリインスキー劇場支配人であったイワン・フセヴォロシスキーが、シャルル・ペローの童話「眠れる森の美女」に基づくバレエ音楽の作曲をチャイコフスキーに依頼し、莫大な予算をかけて豪華絢爛なバレエを作り上げた。

魔女カラボスの呪いで倒れたオーロラ姫が100年の眠りから覚め、王子と結ばれるという誰もが知っているストーリーに加え、さまざまなおとぎ話にでてくる長靴をはいた猫や赤ずきん、青い鳥とフロリナ王女などの魅力的なキャラクターたちも登場する楽しく華やかな演目。
 
本作品は原型に基づく場合3時間以上と上演時間が長いことでも知られているが、本公演では見どころをギュッと凝縮して2時間で上演するため、お子様から大人の方まで飽きのこない舞台として楽しむことができる。色とりどりの華やかでカラフルな衣裳は見どころのひとつだが、今回主役の衣裳を新規製作し、NBAバレエ団が総力を挙げて初上演に挑む。

オーロラ姫は2021年に『シンデレラ』で初主演を果たした野久保奈央(17日13時・18日14時)と、近年様々な演目で主役を務めてきた竹内碧(17日17時30分)。

オーロラ姫:野久保奈央

オーロラ姫:竹内碧

デジレ王子は4月にファーストソリストに昇格した刑部星矢(17日13時・18日14時)と数多くの主演を務めてきた宮内浩之(17日17時30分)。

デジレ王子:刑部星矢

デジレ王子:宮内浩之

トリプルキャストとなる役もあり、個性あふれるダンサーたちの組み合わせはどの回を観るか迷うところ。今回初ソリストを務めるダンサーもおり、期待が高まる。

妖精たちの多彩な踊りや、技術力・表現力の見せ場である「ローズアダージオ」、おとぎ話の主人公たちによるディヴェルティスマンと呼ばれる華やかで楽しい踊りなど、見どころたっぷりの舞台を楽しんでみてはいかがだろうか。

公演情報

NBAバレエ団『眠れる森の美女』

【日時】
2022年12月17日(土)13:00開演/17:30開演
​2022年12月18日(日)14:00開演
(開場は開演の30分前)
【場所】所沢市民文化センターミューズ マーキーホール
〒359-0042 埼玉県所沢市並木一丁目9番地の1
 
振付:マリウス・プティパ
作曲:ピョートル・チャイコフスキー
芸術監督:久保綋一
 
主催:一般財団法人NBAバレエ団
共催:公益財団法人所沢市文化振興事業団
後援:所沢市/所沢市教育委員会
 
【料金】SS席9,900円 S席8,800円 A席7,700円 B席6,600円 親子ペアS席13,200円 学生席(U25)3,300円
※2歳までのお子様のご入場はご遠慮ください。
※親子ペアS席は中学生以下のお子様1名+大人1名。S席U、V、W列からお選びいただけます。
※親子ペアS席、学生席はNBAバレエ団のみでの取り扱いとなります。

 
【発売日】8月4日(木)10:00with NBA・ミューズメンバーズ倶楽部 先行発売開始
8月12日(金)10:00NBAバレエ団メルマガご購読者様 先行発売開始
8月19日(金)10:00一般発売開始
 
※8/11までにメルマガ登録すると先行発売案内が届きます。 
 
取り扱い】
NBAバレエ団 https://nbaballet.org/performance/buy-tickets/
04-2937-4931(平日9:00~17:00)
ほか

※キャストはやむを得なく変更になる場合がございます。 変更による払い戻しはございません。 予めご了承ください。
 
公式サイト https://nbaballet.org/
 
 
【あらすじ】 
​■プロローグ
ある王国で、長年子供のいなかった国王夫妻に姫君が誕生した。
今日はその姫君オーロラの洗礼式。祝いの場には妖精たちが招かれていて、それぞれ姫に贈り物を授けていた。
その時、洗礼式に招かれていなかった悪の精カラボスが現れて、「姫は16歳の誕生日に糸紡ぎ車の針に刺されて死ぬ」と呪いをかける。人々がうろたえる中、まだ贈り物をしていなかった善の精リラが「姫は死ぬのではなく、100年間眠り続けた後に目を覚ます」と宣言する……。

■第一幕
オーロラ姫の16歳の誕生日。まばゆいほどに美しく成長した姫に求婚しようと、4人の貴公子がそれぞれ贈り物を手渡した。彼らを相手に姫が踊り終えると、一人の老婆が花束を差し出す。実は老婆は変装したカラボスだった。花束を手に踊るうちに姫は、中に仕込まれた糸紡ぎ車の針で指を刺し、倒れてしまう。邪悪な本性を現し、高笑いを残して消えるカラボス。そこへリラが現れて、姫は眠りについただけだと一同を諭し、杖を振って、城全体を眠りにつかせる。城の周囲ではいばらだけが茂りつづけ、包みこんでゆく。

■第二幕
百年後。気品にあふれ、美しいデジレ王子が森に狩りにやってきた。王子は狩りに気乗りがせず、供の者たちから離れて物思いに沈んでいた。そこへリラの精が現れ、オーロラの幻をみせる。一目でオーロラ姫の美しさに心を奪われた王子は城に分け入り、カラボスを倒して姫に口づけし、眠りから目覚めさせる。

■第三幕
オーロラ姫とデジレ王子の結婚式。宝石の精やさまざまなおとぎ話の主人公たちが華やかなダンスで祝宴を彩る。厳かな讃歌が流れ妖精たちが見守る中、二人は結ばれ物語は幕を閉じる。