NiziU、7都市16公演を巡るツアー『NiziU Live with U 2022 “Light it Up”』が開幕 「いまだにこの状況が信じられないです」
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撮影=田中聖太郎
NiziUの1stツアー『NiziU Live with U 2022 “Light it Up”』が、8月13日(土)に福岡県・福岡 西日本総合展示場 新館にて開幕した。
うだるような暑さの中、会場周辺にはこの日を待ちわびていた“WithU”(NiziUのファンの呼称)が押し寄せ、来る“NiziU初の単独公演”に対する期待とその熱気に埋め尽くされ、開場前よりそのボルテージは増していく。
開演時間になると暗転しオープニング映像が流れ、その直後に無数の照明と鮮やかなLEDが輝くステージに、ホワイトで統一した衣装をまとった9人のメンバーが登場。記念すべきNiziU初の単独公演がスタートした。
昨年『SUPERSONIC 2021』や『バズリズムLIVE 2021』などのイベントに出演し、初の有観客公演にも関わらずその圧倒的なパフォーマンスを見せつけてきた彼女たち。今回は初の単独公演とは思えぬほどの堂々とした表情のままパフォーマンスを繰り広げ、更なる成長を感じさせるステージを展開し続けた。
撮影=田中聖太郎
昨今、コロナ禍に伴い、声を発することができない状況下にありながらも、クラップで会場を盛り上げたり、メンバーへ手を振ったり、そして、感極まって涙を流すファンの姿も見受けられた。その全てに共通するのは、思い思いにNiziUを歓迎・応援する姿。その光景は印象的で、またそれに応えるようにNiziUも全力でパフォーマンス。
ライブ終盤には、7月にリリースしたばかりの最新シングルより「CLAP CLAP」と「Short Trip」を披露した。「Short Trip」に込められた、初の単独ツアーへの期待。そして今日というこの日を夢見てきたメンバーの想いを代弁する「CLAP CLAP」の歌詞「やっと 会えたね Hello しなきゃね」を象徴するように、どれだけこの瞬間を楽しみにしてきたか、切望していたか、終始その強い想いが感じられるステージだった。
撮影=田中聖太郎
曲間のMCでは、福岡弁も織り交ぜながら、オーディエンスとのコミュニケーションも図り、「私たちの夢が叶いました!未だにこの状況が信じられないです。ここまで来られたのはみんながいてくれて見守ってくれたからです!」と、並々ならぬ感謝を述べる。
さらに、会場を埋め尽くすファンからの温かなリアクションに時折涙しながらも返答。NiziUとWithUとの“相思相愛”の公演は約2時間半にもわたり、これまでスマッシュヒットを記録してきた楽曲の数々を披露しながら、初の単独公演は大盛況のうちに幕を下ろした。
撮影=田中聖太郎