リトグリ×畑岡奈紗が対談、「音楽もスポーツも、突き詰めていく精神は同じ」

Little Glee Monster（以下、リトグリ）とプロゴルファー、畑岡奈紗選手の対談が行われた。

リトグリは、2020年から現在までWOWOWが放送するLPGAの番組テーマソングを3シーズンに渡り担当。そして今秋9月25日（日）からスタートする新番組『Little Golf Monster ～リトグリ、ゴルフ始めちゃいました～』でゴルフ番組に初挑戦する。

番組ではメンバーのかれん、MAYU、アサヒの3人が、ゴルフの持つ楽しみ、奥深さをアーティストならではの視点から学び、コースデビューを目指すという内容で、普段は見られない3人の新たな姿を垣間見ることができるスペシャルな内容になっているとのこと。その記念すべき初回の収録に、現在（8月8日時点）世界ランク9位という女子ゴルフ界のトッププレイヤー、畑岡奈紗選手が参加し、番組収録後に行われたリトグリと畑岡選手の対談が届いた。

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――リトグリの3人と畑岡選手は同世代ということで、女子会のようなトークが楽しそうでしたね。

かれん：畑岡選手はアメリカで試合されているから、今回はリモートでお会いできるのかなと思ってましたが、まさか実際に会えるなんて……本当に嬉しいです。

畑岡：私もお会いできて嬉しいです。リトグリさんの音楽は試合前のウォーミングアップ時にもよく聴いていて、モチベーションを上げてもらってます。ガオラー（リトグリのファンの意）ですので（笑）。

MAYU：まさか畑岡選手の口からガオラーというワードが出てくるなんて（笑）。しかも畑岡選手のようなスゴいプロゴルファーに初回のゲストで来ていただけて嬉しいですし、私たちの曲も聴いていただけているなんて光栄すぎます。楽しくて、収録もあっという間でした。

アサヒ：本当に刺激的な時間でした。これから未体験のゴルフを頑張ってみよう、という気持ちになれました。

――畑岡選手の迫力の生スイングを間近で見れましたね。

MAYU：今、思い返しただけでもゾクゾクするくらいカッコ良かったです。

かれん：それに、畑岡選手のパターの練習方法も勉強になりました。実際にやらせて頂いて、少しですが、なんだかゴルフが上手くなったような気がします。

――リトグリのアカペラでの『I BELIEVE』の生歌も素晴らしかったです。

畑岡：感動しました。ホントに素敵でした！

かれん：ありがとうございます！

――今回話してみて、お互いに共通する部分もありましたよね。

MAYU：音楽とスポーツは一見異なるジャンルですが、音楽も練習して、求めているレベルまで突き詰めていくというところはアスリートの精神なのかな、と気づきました。

畑岡：そうですね。確かに似ていると思います。トレーニングしないと進歩しないですし。

アサヒ：それに、お互い焼肉が好き、というのも分かりました（笑）。

かれん：絶叫マシン好き、というのも（笑）。

――畑岡選手からも“リズム”というキーワードが出ていましたが。

畑岡：ゴルフはスイングテンポを一定にする、ということが重要です。だからこそ、大切にしているのがリズム。ミュージシャンのリトグリさんなら、まさに得意分野かなと思いまして。ゴルフ漫画で有名な“チャー・シュー・メン”みたいな感じです（笑）。

MAYU：なるほど（笑）。スイングする時はそういうリズムをイメージすればいいんですね。

かれん：音楽もリズムが大事なので、そうやって打てば上手くできそうかな。だんだん、ゴルフにも親近感が湧いてきました。

――最終的にはラウンドデビュー、ということですが。ちょうど４人でまわれますし。

畑岡：人数ぴったりですね。ぜひ、リトグリさんとゴルフしたいです。その日を楽しみに待っています。

MAYU：本当にゴルフのことが分かっていないので不安ですが、このゴルフ番組で経験を積んで、畑岡選手といずれラウンドできるように頑張ります。

アサヒ：質問があるのですが、私たちがゴルフを始めるにあたり、大切にしなければいけないことは何ですか？

畑岡：ゴルフは同伴者もいますし、マナースポーツなので、まずはルールをしっかり学んだ方がいいと思います。

かれん：ルールを守ることは大事ですよね。私たちは何がマナー違反なのかも分かっていないので、ちゃんとした知識も持ってプレーできるようになりたいです。まだ道のりは長いですが、ゴルフをいっぱい練習して、いっぱい勉強して、ですね！

音楽とスポーツというジャンル上の違いはあれ、共通点も見出すことができたリトグリと畑岡。今回、世界を相手に戦うトッププレイヤーからの貴重なアドバイスの数々は、これからゴルフを始めるリトグリの３人にとって大変有意義なものになったようだ。さらに、これから番組を通じてリトグリの３人がゴルファーとしてどんな成長を遂げるのか、今から楽しみである。

取材・文＝高橋 真之介