加藤シゲアキが母校で熱血トーク!転機は「青学に入ったこと」

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アート
2015.12.27


映画『ピンクとグレー』(2016年1月9日公開)の原作者・加藤シゲアキが12月26日、母校である青山学院大学で行われたトークイベント「世界を変える討論会」に出席。NEWSのメンバーでもあり、“ジャニーズ初の小説家”として才能を発揮する加藤が、「思う存分、面倒くさいことに挑戦してほしい」と後輩に向けて熱いメッセージを送った。

本作は、芸能界の嘘とリアルを描く人間ドラマ。主人公で大人気スターの白木蓮吾役をHey! Say! JUMPの中島裕翔、親友・河田大貴役を菅田将暉が演じる。この日のトークイベントには、監督の行定勲監督も出席した。

「生きていくことはとてつもなくしんどいことで、面倒くさいこと。思う存分、面倒くさいことに挑戦してほしい。それがいつか自分に帰ってきて、面白いことを実現できるスキルにつながっていく。放り捨てずに頑張ってほしい」と力を込めた加藤。就職活動中という学生も多く見受けられ、会場も刺激を受けた様子だった。

行定監督は「あっという間に読んだ。構成力がすごい」と原作を絶賛。一方、完成作を観た感想について加藤は「ホッとした。行定さんに撮ってもらってちゃんと映画になった」と安堵の表情を見せた。映画を観ている中、「何シーンか、(中島)裕翔が自分に見えるシーンがあった」そうで、「自己投影している作品でもあるので、裕翔が俺っぽいなと思ったりするのは、すごく不思議な面白い経験でした」と新鮮な気持ちにもなったという。

学生からの質問にも答えた二人。「ターニングポイントはありますか?」と聞かれると、加藤は「映画好き、本好きの友達と出会い、すごく影響があった。知識が増えて、小説を書くに至った」と告白。「ターニングポイントがその友人に出会ったことだとすると、青学に入ったことですね」と後輩たちを前に、母校への思いを語っていた。

原作の執筆は「2011年2月15日から2011年3月31日」と、東日本大震災を挟んだ時期だったとのこと。加藤は「日本全体が苦しい時期だったし、僕自身も苦しい時期だった。自分にしかできないものを今、頑張らないといけないんじゃないかと考えた」と振り返り、「小説を書くことは楽しい反面、本当に苦しい。それでも一度、覚悟を決めた職業は続けていかないと男としてかっこ悪い。全てにおいて『やらないなんてない』と思っています」と、作中の『やらないなんてない』というセリフに込めた思いを激白。力強い言葉に、大きくうなずく学生も見受けられた。【取材・文/成田おり枝】
 

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