⽊梨憲武は堂々14曲を披露し、後輩ローランドと共演 Novelbright・AK-69らのライブと6,000発花火が熱狂をもたらした『⼤洗海上花⽕⼤会』
木梨憲武
10月1日(土)、茨城県・⼤洗第1サンビーチにて『⼤洗海上花⽕⼤会 Supported by ふるタメ』が開催された。
『大洗海上花火大会 Supported by ふるタメ』は、大洗のまつり実行委員会が大洗海上花火大会と音楽ライブをあわせて開催するイベント。3年ぶりに開催が決定した大洗海上花火大会では、過去最多の約6,000発の花火が打ち上げられたほか、ふるさと納税スペシャルライブには様々なアーティストが出演した。
12時にイベントが開演すると、オープニングアクトとしてet-アンド-が「宵宵」をはじめ4曲を披露。息のあったダンスでふるさと納税スペシャルライブが幕を開けた。
オープニングトークでは、MCのくりえみ、ローランド、アントニーが登壇し、⼤洗町の國井ゆたか町⻑と本花⽕⼤会への思いや期待を語った。ローランドが「今まで⼈類は2種類だと思っていたが、今⽇3種類だと⾔うことが分かった。俺と皆んな(観客)とそれ以外」と、ローランド節をさく裂させると、アントニーは「今⽇はアベンジャーズみたいなメンバーが揃っている。そのせいか、いつもは⼀番濃いキャラだけど、ここだと霞んでいる。また本⽇のライブはふるさと納税の返礼品ということで、まさか⾃分が返礼品の⼀部になるとは(笑)」とコメントした。花⽕⼤会のアンバサダーを務めるハシヤスメ・アツコは「10⽉なのに夏のような素晴らしい天気です。本⽇はみなさんと⼀緒に花⽕⼤会を楽しみたい」と意気込む。
國井町⻑は「開催にあたって関係者への感謝を述べたのち、が⼤洗町のふるさと納税返礼品となっている件に触れ、たくさん寄付してください〜!」と冗談まじりに会場を盛り上げる。また、来年の開催についても触れ、「今年は過去開催から2倍の6,000発が打ち上げられますが、来年はその2倍の12,000発、そのまた次の年は24,000発と、⾶躍を続けていきます」と、今後の開催への期待を語った。
トップバッターを飾ったAliAは、蛍光イエローを取り⼊れた⽬を引く⾐装で登場し、6曲をパフォーマンス。⾼⾳からスタートする「かくれんぼ」では、ボーカルのAYAMEが伸びやかな声で歌唱し、ステージ上を駆け回った。
次に登場した⼤野雄⼤(from Da-iCE)は、バラード曲「愛した⼈」からカバー曲となる「歌うたいのバラッド」など全4曲を熱唱し、そのパフォーマンスに観客は酔いしれた。また、「この道の先に」の曲紹介では、MVを海で撮影したことを思い出しながら、コロナや震災などで⾟い思いをされている人々を慮り、「焦らず⾃分のペースで進めばいいと思います」とメッセージを送った。
DOBERMAN INFINITYは、低⾳のビートが響く「JUMP AROUND∞」や「DO PARTY」で会場のボルテージを⼀気に上げる。今年最後となる花⽕⼤会への出演に、「ラストサマーの思い出を⼀緒に作ろう」と呼びかける。コロナ前に制作されたという「夏化粧」をしっとりと、それでいて⼒強く歌い上げ、感動を届けた。
途中のMCトークでは、アントニーとくりえみが和気あいあいとしたトークを繰り広げた。町⻑が「⼤洗海上花⽕⼤会は、明治時代から花⽕⼤会当⽇は⾬が降っていない」とコメントしたことについて、アントニーとくりえみが懐疑的に驚く場面も。このやりとりに、会場からは笑いが起きていた。
AK-69は海辺でのステージに興奮し、「いかん、楽しすぎる」と⼼の声を漏らしながら「Ding Ding Dong〜⼼の鐘〜」をはじめ、代名詞とも⾔える「Start It Again」、「Flying B」を熱唱。「何回だってやり直せる、精⼀杯⽣きていこう」と熱い気持ちを届けた。Novelbrightは、代表曲「Walking with you」、「seeker」をはじめ6曲を披露した。
ライブの⼤トリを飾ったのは、⽊梨憲武。⽊梨が出演を決めたことで、帝京⾼校サッカー部の後輩であるローランドもMCとして駆けつけた。ローランドは「お会いするまでめちゃくちゃ緊張していた。⽊梨さんは⼤⼈の中で⼀番楽しんでいる。⽊梨さんみたいになりたい」と心情を吐露。⽊梨のライブ終了後、⽊梨から直接「今⽇はありがとうね!」と、MCの⼤役を果たした後輩へ感謝を伝える場⾯も。帝京⾼校サッカー部の先輩と後輩が、⼤洗会場花⽕⼤会ふるさと納税スペシャルライブのステージで共演を果たした。
木梨憲武
ステージに上がった⽊梨は「若者だけじゃないよ!おじさんも盛り上がってるぞ!」との掛け声で⼀気に会場をひき込み、キレキレのダンスでさらに会場を沸かせた。「ultra soul」や「2億4千万の瞳」などでは、これまでの出演者をステージに呼び込み、懐かしの振り付けで⽊梨節全開。さらに、所ジョージがプロデュースしたいう、バックダンサー兼コーラスをつとめたAKAの新曲「もうすぐ秋ですねェ」も披露し、観客には「⾊々なサイトがあると思うので、聴いてみてよかったなと思った⽅はぜひダウンロードもお願いします」と促していた。
木梨憲武
木梨憲武
フィナーレでは「花⽕⼤会に向けて気持ちを盛り上げていくぞ」と、「まつり」を出演者とともに熱唱。さらには、とんねるずの名曲「ガラガラヘビがやってくる」も部分的に歌い、会場のボルテージがMAXに。その後はじまる花⽕⼤会を勢いづけた。
3年ぶりとなった花⽕⼤会では、過去最多6,000発の花⽕が打ち上げられた。⼀発⽬から⾳楽とともに連鎖的で盛⼤な花⽕がはじまり、観客の⼼を掴みました。花⽕が打ち上がっていた1時間、⾊鮮やかな花⽕が夜空⼀⾯を埋め尽くし、海⾯に映る花⽕は⾔葉にならない幻想的な画が広がっていた。
花⽕⼤会会場には、カジュアルエリア・ふるタメエリア・ダイニングエリアと3つのエリアが設けられており、観客は家族、カップル、友達でさまざまなかたちで楽しんでいた。