岡田准一、本編ナレーションを担当し「言葉に詰まってしまう瞬間もありました」『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』予告
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岡田准一
11月25日(金)公開の映画『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』で、岡田准一がナレーションを担当していることがわかった。
『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』は、本作は、世界の巨壁に“単独・無酸素・未踏ルート”で挑み続けたクライマー・山野井泰史氏の足跡を、未公開ソロ登攀映像や妻・妙子さんへの取材、関係者の証言などとともに振り返るドキュメンタリー映画。2022年3月に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催された『TBSドキュメンタリー映画祭2022』でクローズド作品として上映されたものに、9分の新規カットを追加したものだ。
本作の起点は1996年、ヒマラヤ最後の課題といわれる「マカルー西壁」にアルパインスタイル・ソロで挑むという究極の挑戦への密着取材。その後、山野井をめぐっては、2002年に沢木耕太郎の著作「凍」でも描かれた「ギャチュンカン」登頂後の壮絶なサバイバルがあり、凍傷で手足の指10本を失うことに。2008年には奥多摩山中で熊に襲われ重傷を負うアクシデントにも遭遇。それでもなお“垂直の世界”に魅せられ、挑戦し続ける登山家の魂にカメラは迫る。メガホンをとったのは、自らもヒマラヤ登山経験のあるジャーナリスト・武石浩明氏。武石氏は、山野井氏と公私にわたって交流しながら、25年間の取材を通してその実像に迫っている。
(C)TBSテレビ
本編ナレーションをつとめる岡田は山好きとしても知られ、映画『エヴェレスト 神々の山嶺』では主演を務めた。本編には、『エヴェレスト 神々の山嶺』の山岳コーディネーターで、2015年にヒマラヤで行方不明となった岡田の友人・今井健司氏の姿も映っているという。岡田のコメントは以下のとおり。
岡田准一
僕自身山好きで、クライマーは憧れの存在。なかでも山野井さんは、混じり気のない眩しい存在で、その純度の高い生き方には美しさを感じます。日本が誇る、知ってもらいたい日本人の一人です。
今回、初めて“語り”という形でドキュメンタリー映画に参加しました。本編中にはヒマラヤで行方不明になった知人の姿も映っていて、言葉に詰まってしまう瞬間もありました。極限に挑むクライマーの“魂の震え”を感じ、勇気がもらえるドキュメンタリーです。是非、ご期待ください。
本解禁に合わせ、ナレーションを担当した岡田准一からのコメントも解禁となります。つきましては、本情報を素材とともに、お取り上げのほど、宜しくお願い申し上げます。
また、岡田のナレーションを収めた予告編とポスタービジュアルも公開されている。
『人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版』11月25日(金)角川シネマ有楽町ほか全国順次公開。